恋できなくて何が悪い/初恋/ボブ

私は生まれてこのかた恋というものをしたことがない。多感な時期である中高生活を女子校で過ごしたというのが私のおきまりの言い訳である。しかし、大学に入って、だんだん出会いがない、異性と話せないという言い訳ができない状況になってきたから、自分の恋愛事情を自分なりに少し考えてみることにした。

 

私は物心ついた頃から自分をさらけ出すことが苦手だ。将来の夢は?とか趣味は?とか好きな〜は?とかそういう類の質問が苦手だったし、体育で言えばダンスが嫌いだった。私がそうなった原因は、私が考える限り家族とのある出来事であろう。その出来事とは、幼い私が感覚だけで描いたちょっと変な絵を家族がバカにしたということである。今考えればそんなことことかと思うが、当時は相当なショックを受けたことを覚えている。現に私は今でも何かちょっとでも飛び抜けたことをするのが怖い。そしてなるべく平凡に目立たないように生きているつもりだ。

 

恋の話に戻ると、私が恋することができないのは、異性と今まで関わったことがないからうまくコミュミケーションをとれないということももちろんあるが、そもそも誰かを好きになることが出来ないということが大きいのではないだろうか。誰かを好きになることは自分をさらけ出すことと等しいと思う。この人はこういう人が好きなんだという一つのものさしになるのだ。そう考えると、私は人を好きにならないように自分で抑止しているように感じることがあるし、私は恋に不向きであるとつくづく感じる。そんなことを言いつつ、誰かと付き合ってみたいという気持ちは常に持っている。高校の先生は「恋は人を変える唯一の方法です」と言っていた。当時はそんな訳あるかいと否定していたが、この頃周りを見ていたらあながち間違っていないのではないかと思い出した。それなら、恋をしたらこの臆病な性格が少しは改善されるだろうか。そもそも、この臆病を吹っ飛ばすような人に出会って恋に落ちなければいけないのだが。

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「恋できなくて何が悪い/初恋/ボブ」への3件のフィードバック

  1. 恋人ができなかったことを、共学でなかったことを言い訳にするのは正しくもなく面白くもないので、それを避け、さらに創作や思い出話に逃げることなく現在の自分と向き合う姿勢は好感が持てる。
    とはいえ、3段目の冒頭の「恋の話に戻ると」という前置きは無くても成立するしむしろ無い方がスマートに読める。全体を通してこうした表現の拙さがあったので、精査が必要だと感じた。

  2. 私の恋がなんなのかよく分からないクチですが、確かに他人と驚くほど距離を縮めなければ成立しないコミュニケーションは怖いものがあるんだろうなと思います。と、いうことで山百合さんも仰っていますが、恋の話に戻さずにとことん自分が恐れているゼロ距離コミュニケーションについて語ってから結果を書いた方がまとまる気がしました。細かいことを言うとすれば、文章を書くのは自分を自覚したりすることに大変役立つことではあるのですが、一応読者がいるということを意識て読みやすい文章というのを心がけると良いと思います。

  3. 家族にバカにされたのがトラウマになるというところに、やたらと共感を持ちました。
    結局最後は良い人に出逢って、恋をしたら変われると他人任せの投げっぱなしのようになってしまっているように感じます。

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