私達と筆者どちらが幼いのか/書評/YDK

タイトルを見て、面白そうに見えた。だから、スタジオ課題になって少し嬉しかった。が、しかし……。

この本の評価は全く知らずに読み始めたが、全くページをめくる手が進まない。随所にある小見出しもよく言えばわかりやすい、悪く言えば稚拙で筆者の家族への愚痴を淡々と聞いているようだった。言い方は悪いが、語尾も「だろう」「と思う」などといった推測系が多く、ひたすら自分はこう思うからこうですよね!!というような意見を押し付けられているように感じたし、だからと言ってこちらが同情したくなるような文章であるわけでもなく、むしろ萎えてしまう、そんな感覚を受けた。

そこで逆に、筆者を否定的に見て読んでみると、幾らかページを捲る手が早まったような気がする。(流し読みになっていたかもしれないが)
この本は要は家族を否定したいだけなのだな、としか感じることができない本だった。タイトルから終わりまで一貫しているといえば聞こえはいいが、正直タイトルにインパクトがあるだけに中身にも期待してしまった自分を公開する内容だったと思う。家族を持ってから読むとまた違った感じ方ができるのかな、と一応淡い期待もしてみるが、今の私には面白くなくて面白い、という感情しか沸かなかった。

最後に、「家族という病」この病にかかっているのは筆者ではないだろうか。

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「私達と筆者どちらが幼いのか/書評/YDK」への4件のフィードバック

  1. 批判がイマイチ的外れなように感じてしまったのですが、どうやら筆者の意図についてぼくとYDKさんとの間で齟齬があったようですね。筆者は文中で「家族を否定」したいのではなく、自らの考える『理想の家族』像を乱暴な論理で押し付けているとぼくは読み取りました。
    もちろん、文章から受ける印象は人それぞれです。しかし、読みづらいからと斜に構えバイアスをかけたうえで、あくまでもまっとうに論じようとすることは、その時点で筆者の土俵である感情論や根拠に欠ける印象論に引きずり込まれており、困難なように思われます。

    とはいえ、このようなアプローチにおいてこの程度の文量は非常に適当なように思われました。500字あまりと少し少なめですが、ダラダラと書き続けるよりはすっきりとしていて読みやすく、好感が持てます。

  2. 一番最後の文章がとってつけたようになってしまっているのが残念。
    ブログで見るとなるとこのくらいの分量が一番読まれやすいのかもしれないと感じた。上記にある「家族を否定したい」というまとめ方については乱暴さを感じるけど、書評がこれから読む人に向けて書かれたものであるなら、つっこみすぎないというのも一つの手だなとは思った。ネタバレも免れられるし。

  3. ほぼほぼ僕が思っていたことと同じです(笑)文章自体が短く、言いたいことがすっきりとまとめられており読みやすかったです。ただ裏を返すと物足りないと思ってしまったのも確かです。どこの部分をどう思ったなどもう少し深く掘り下げる部分があっても良かったかもしれません。

  4. 最後の文章はつけるならもっと掘り下げても良かったのではないでしょうか。文字数に余裕もありますし。ただ、本来書評というのはこれぐらいの文字数で書かれるべきなんだろうと思いました。とても読みやすい。

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