初詣/キャプション/五目いなり

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平成二十八年、一月二日の明治神宮本殿前の様子。人の列は横にも縦にも長く広がり、普段賽銭箱の置かれている場へは近づく事もままならない。毎年絶えることのない初詣を目的とする参拝客に慣れているためか、明治神宮は本殿の周りに五十メートル近い堀のような賽銭箱(?)を設置している様だった。柏手を打つ音が響き渡り、投げられた御賽銭は日光にきらりと輝く。
列の中の人々は何をお願いするのだの、御賽銭は幾ら入れるだのと口々に話し合っているが、神様が数千回も人々の願いを聞かねばならないとは考えてもいないようである。神様側の苦労は計り知れないが、参拝を終えた家族連れの幸せそうな顔や、悩み抜いた末に選んだ交通安全の御守りを嬉しそうに受け取る青年などを見ていると、人間本位の願いでも可愛いものだと思えてしまうのだから、やはり人間とは勝手なものだ。

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