先生ごめんね

 

「涙にはストレスを緩和させる力があるんだ。だから、君が涙を流すときは、君は生きようとしているってことだよ。」

 

 

わたしはずるい。本当はそこまで辛くないし、そこまで悲しくない。何なら、本当はそこまであの大学に受かりたいわけでもない。別に落ちてもいいし、他の大学行くし。でも、わたしは泣く。先生の前で、先生が慰めてくれるから。

 

完全にわたしは依存していた。本当はただ勉強したくないだけ。みんなが集中して勉強できている自習室、取り残されているのは私だけだ。学校が終わってみんなといっしょに塾へ行き、「勉強の間の息抜き」ってみんなとごはんを食べる。そしてそれぞれ自習室のブースへ向かう。わたしもみんなと同じように、することは、座ってその日勉強する科目の参考書をきれいに並べる。糖分補給とか言ってチョコを机にセッティング。そして教科書に参考書にノートを広げ、勉強の世界。受験生だもん。一生がかかっている大学受験のためだもん。

 

目では確かに文字を追いかけている。日本史は単なる暗記じゃなくて、流れとストーリーを覚えろ。そうだわたしは二次試験で日本史を使うんだ。単なる暗記で済ますものか。なのにわたしの頭は先生でいっぱいで、今すぐ逃げたい、先生に会いたい。勉強なんてしたくないし、受験もしたくない。高校だって卒業したくないし、もうなにも変わりたくない。

 

泣いているわたしを先生は絶対慰めてくれる。内心めんどくさいと思われて、こんなことして勉強してないのなんてバレている。絶対落ちると思われている。わかっているけど、それでも先生が慰めてくれるんだもん。わたしは受験が辛いと言って泣く。わたしは勉強から逃げられる。先生が慰めてくれる。わたしは泣く。わたしは逃げる。

 

 

受験がストレスで泣いていたんじゃない。泣いたら先生がかまってくれるから。泣いたら勉強から逃げられるから。わたしは確かに生きたがっていた。でもそれは、甘えて、依存して、そんな生き方だ。ねえ、依存しない生き方ってできるかな。依存せずに、自分で幸せをつかめるかな。

 

 

当然受験は失敗した。わたしはまた先生に会いにゆく。

 

 

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「先生ごめんね」への4件のフィードバック

  1. これではまだ弱い。まだ恥が残っていて中途半端である。もっと、自己陶酔して論理を超越して、自己と世界が同義になった文章が読みたい。そしてその素養はある。もっと、読み手に強烈な印象を与える文章を求む。
    別の路線を考えるならば、自己の感情へ向き合いきれていない。より深く、より精緻に、書けないことをなんとか書く。逆説的ではあるが、書けることを書いてもつまらない。書けないことを書かなくては。そのための一つのアプローチとして書けることを深めて書くことも重要である。書きたくないことを書くのが怖いならば、それも良いのではないか。

  2. 少しくどいな、と思ってしまいました、ごめんなさい。一貫して筆者は受験は嫌、先生に褒めてもらうために泣く、と言ったことを表現を変えてつらつらと述べているだけのような印象を受けました。いや、それがきっと一番書きたいことなのでしょうけど。
    前の方もおっしゃっていますが、この方向に行くならもーっと自己陶酔して欲しい!もっともっとくさい、むず痒くなってくるような文章。これだと中途半端で、ちょっと自分に酔ってるのかな?笑と、「笑」の一言で評価されてしまうかもしれません。もっと大袈裟に書いてしまえば、面白い文章になるのかなあと思います。

  3. わかるような、わからないような。
    先生、とは筆者にとってどのような存在だったのでしょうか?
    筆者は具体的にはどのようなばめんで先生に依存していたのでしょうか?
    先生の情報が少ないのと、心にあまり刺さらないぼやけた表現ばかりなのと、で、前のコメントにもありますが、弱い、かな。と思いました

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