けっきょく全部疲れるな?!/春課題④/エーオー

 どうも、エーオーです。
 課題をあと5つは春休み中に提出ということでね、あせっています。逆算しなれば。

 さて、公演が無事終了いたしました。
 いろいろ学んだことや思ったことがありました。ちょっと周りに影響を受けたので、自分の中に変化が起きました。徹底的に考えたことを徹底的にできたらきっとすごい人に一歩近づけると思ったのでがんばります。
 あと、アドバイスをいただいて本当にそうだなと思ったことがあります。
「発想はいいから、あとは関係性だね」
 そう、人と人との関係性。どのようなエピソードがあってどのように二人の関係が変化したのかを見せなければいけない。本当にその通りで、関係性が変化していくのをほとんど書いてこなかったなと思いました。まあ、そもそも短めの文章だと難しいしな。これは気づけて良かったです。
 では、課題の方に参ります。

★映画は受動的でなく能動的にみることと覚えたり★

 先日、ジャック&ベティで映画を見てきました。
 作品は「ディーン、君がいた瞬間」。ディーンというのは実在した俳優の名前で、20世紀最大のスターと称されたものの、わずか24歳で亡くなった人物です。この映画は没後60年記念作品であり、彼とその死の直前に帰郷を共にした写真家との交流を描いた物語です。
 率直に言うと、私はこの映画が好きだと思いました。なので言いたいことはいろいろあるのですが、ここでは一つだけ取り上げます。

 この映画を気持ちよく見れた理由の一つに、説明がくどくないということがあります。
 例えば、冒頭で写真家と老俳優が会うシーン。写真家は以前撮影をした者だと俳優に名乗り挨拶をしますが、俳優は曖昧な返事をします。二言三言交わして俳優が去ったあと、写真家の顔から笑顔が消え、眉間には少し皺が寄ります。
 さて、これを観れば観客は「ああ、俳優の方は写真家を覚えていなかったのだ。写真家はそのことを悔しく思っている」と分かります。
別に台詞で「忘れちゃったよ」とか「悔しいな」とか言うわけではありません。それがなくとも、観客は名乗った時の俳優の態度と二人の雰囲気、写真家の消えた笑顔からだいたいを推測できるのです。
つまり、映画というものは言葉だけでなく、画面――人物の表情やしぐさ、音楽の雰囲気、カットの仕方――で感情や状況を説明できます。
逆に言えば、台詞ですべてを説明してはいけないのです。
 この映画は、ぎりぎりまで説明を削ぎ、画面で物語を見せようとしている作品だと思います。むしろ、台詞だけ追っていたらストーリーは全く分からなくなるので、人物の挙動に注意を配らなければなりませんでした。その点で、かなり受け手の読み取る力を信頼している映画だったといえます。
 さて、画面に集中しているとき、ふと思いました。

 あれ? 映画鑑賞って娯楽でもあるはずなのに、これはめちゃくちゃ疲れるぞ?

 さて、画面上でディーンと写真家がやりとりをします。彼らはお互いをどう思っているのか。読み取る材料は以下になります。表情、言葉と言葉の間、雰囲気、etc. etc.……。そうするうちに私は気づいたのです。
これって、いつも現実でやってることと一緒だよな?!
 例えば飲み会、誰かが何かを発言したとき。周りの人のリアクションで自分は次にどう立ち回るべきかを考えます。Aさんは笑ってるけど、Bさんはなんか雰囲気が怖い。もしかして、あの発言でBさんは気を悪くしたのでは? ここは黙って様子を見るべきか、それとも明るく突っ込みを入れて場を緩和させることに挑戦するか。おーーっと、ここでどんどんBさんが喋らなくなってきた! どうするエーオー、これはどうにかして話の軌道を逸らさないといけないパターン……?!
 疲れる! 人間関係めっちゃ疲れる! つまり、当たり前に人間は普段から表情や雰囲気を読み取ることをやっている。だから映画でもそれを応用できるのです。 

 そう、ここで矛盾が生まれます。人が映画などの娯楽にはしる理由の一つは、疲れを癒したいからです。その疲れには人間関係疲れという項目もあるでしょう。人間関係に疲れたから、現実を忘れてひとりで物語の世界の中にのめりこみたい。そういう欲求のために映画を見ているはずなのに、知らずしらずのうちにまた結局、現実の人間関係とおなじような煩わしさを体験する羽目になっている?!

 つまり、私が感じていた疲れとは、現実での人間関係への配慮の仕方と同じツールを、現実から逃避した先であるはずのフィクションでも使わなければいけなくなっていることからきているのでした。
よって、疲れているときに見る映画は選ぶこと。及び、能動的に映画を見るのは体力がある時でないとキツイということが分かりました。

 そう結論を出したとき、私の脳内にはある思い出がよみがえりました――春休み中、初めて乙女ゲーをプレイしたときのことです。

 つづく

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