俺(?)の文章/オレの文章/ゆがみ

秋学期の間文章を書いてきて気づいたことがある。「俺、小説のセンス無いな。」大きな要因はとにもかくにもインプット不足である。今までロクに本も読んでこなかったし多様な経験をしたこともない。最近見た映画「家族はつらいよ」の中で、「自分の経験してないことを文章に書くには想像力が必要だ」というようなセリフがあったが、その創造のために必要な土台がないのである。幸いかどうかはわからないが病んだ経験だけは無駄に豊富なのでその分野だけはある程度書けるのだが。

一応前々から自覚症状はあったので何とかしようと本は読んではいたのだが、全然成果として現れない。目的意識が足りず、ただ漫然と読んでしまったせいだろう。人はよほどの情熱が沸き上がる理由がある時にしか本気で物事に取り組むことはできない。誰の言葉かというと自分の言葉である。巷では偉人や有名人の名言集がよく売られているが、大事なのは誰が言ったかではなく内容である。

話を戻そう。とにかく俺には強い目的を持ったインプットが必要なのだ。しかし、春休みにも書いたと思うが、最近やたら世の中のことに興味を持つようになり、まじめな文章ばかり読んでいて物語や表現技法なんて二の次になってしまっている。これからもしばらくこの傾向が続くだろう。俺の文章の進化を心待ちにしている方には申し訳ないが、少なくとも小説に関して変わっていくのはだいぶ先になる。

さて、攻撃性を持たせるためにテーマが僕でも私でも「俺」の文章というテーマになり、それに従って書いてきたわけだが、この文章を見返す限り攻撃性は感じられない。俺は人を攻めることに慣れていない。しかも不器用で自分を作ることもままならない。俺は一人称で「俺」という言葉を使うことも多いが、あくまで慣習的に、「俺」って言ったほうが気楽に感じるから使っているのだろう。口から発せられてる言葉は「俺」でも、内面は「僕」か何かである。「俺」という言葉は女性でいう化粧のように見栄えを整えようとするものなのかもしれない。だから、俺の「俺の文章」にはいわゆる俺的な、攻撃的な要素は出てこないのだろう。

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