清田スタジオに関する考察/オレの文章/ばたこ

「俺たち廃止される学部を選んでるからな。」

「人文はやっぱり屑の集まり。」

「人文は教授も生徒も変なやつが多い。」

 

これは実際に僕の聞いてきた言葉の数々だ。そしてこのような内容のセリフを聞いたことのある人は僕だけではないはず。これらの言葉の数々は大概が自嘲の響きを伴って発せられるのだが、それと同時に、それ以上の意義を付与されていることも我々は知っている。

 

「清田スタジオの生徒は変人ばっかり、てか変人しかいない。」

「ここにいる奴はマジで何考えてるか分からない。」

「清田スタジオらしい面白いことをしなきゃ。」

 

自分がこれらのセリフ、またはそれに類似するものを吐いたと自覚する人も多いのではないだろうか。そして僕が今回述べたい内容に関してそろそろ読者は気付いているとも思う。今回の文章は我々人文生とりわけ清田スタジオ生の否定が目的だ。しかしただこれらに対する熱いディスをつらつらと書きつづったところで、その文が大した価値を持たないことは容易に想像できる。そのため、以下では清田スタジオの腐敗の現状・要因・打開策に関する考察を述べていくこととする。

 

・現状(問題提起)

上記のように、清田スタジオの講義中に自分たちを特別な人間であるとするセリフが多く発せられる現状こそが腐敗の証拠であると考える。というのも、僕が、人は自身の不足を理解し、それらを埋めていくことによって成長していくと信じているからだ。冒頭で述べたセリフは決して自身を貶めるための言葉ではなく、「一風変わった」組織に属する一員として自身を差別化するものに他ならない。そのような言葉・意識の集合としてのこのスタジオに成長や邁進の見込みは無いと推測する。

また、これ以上に疑問を呈すべきセリフがある。「淘汰」このフレーズを何度聞いたことか分からない。実際に先週の講義においても頻発したワードなのだが、この考え方は果たして正しいのだろうか。本当にこのスタジオを後にした生徒は「淘汰」された結果去って行ったのだろうか。そもそもこの言葉の原因となったのは清田先生の吐くスタジオ紹介のはずだが、我々はその言葉を鵜呑みしすぎている気さえする。実際にこのスタジオを去った人々の文章を思い起こしてほしい。確かに能力や意識が伴わなかったために去って行った生徒もいたであろうが、そうでない人も多数いたはずだ。では能力や意識が十分であった彼らはなぜここを去ったのだろうか。

 

・要因

第一に、入学当初から始まった教授陣からの刷り込みが大きいのではないかと推測する。この学部は前記の通り廃止が決定された。その成否・善悪に関してここで追及するつもりはないが、これはこの人文を食い扶持・拠点とする教授陣にとっては死活問題だ。国という抗うにあらがえない強大な権力を前にした彼らには、人文そのものの価値を外に対して発信していく必要がある。そのためにはそこに属する我々生徒に人文の価値を強く信じ込んでもらう必要があるのもまた否定のできないところだ。だからこそ彼らは人文を特殊な、必要なものであると力説する。冒頭で述べたようなセリフは教授陣の恣意的な発言による刷り込みの結果としてのおうむ返しに過ぎないのではないだろうか。

また、清田スタジオはその中でも顕著な例であると考える。いい意味でも悪い意味でも、僕自身このスタジオが最も人文らしいスタジオであるという自覚をしている。それは内容の奇抜さ・あいまいさに加え、その内部の意識が最も教授の発言に左右されていることなどが要因である。

 

・結び(自分なりの打開策)

ここまで書き連ねたが、僕がこのスタジオを嫌っているわけではないと理解してほしい。演劇や演技を普段から行い、文章力を欲している身としてこのスタジオは最適である上に、何よりどんなに手を抜いても評価で可を頂けるのは成績底辺の身としてはとてもありがたい。ただそれでも居心地が悪すぎる上に、先週のように結局何も話が進展しないで内輪の評価ばかりをするダサいサイクルに疑問を呈したかったというのもまた本音だ。

結びとして一つの解決策を提示するとするなら、一度初心に帰ることだと考える。自分を含めいくらか陰気で内にこもりがちになり、そこに教授の放つ甘言が飛び込んだことでこの現状があるとするなら、我々はそれ以前の価値観に一度立ち戻り価値観をリセットする必要があると思う。その方法の一つとして僕が提示したいのはドッジボールだ。現在小学生に算数を教えて金を稼ぐ僕としては、小学生の持つ一種のさわやかさ・まっすぐさこそが今このスタジオに足りないものだと考える。一度全員偏屈な考えや普段の自分を捨ててドッジボールに興じる。その結果で運動不足やストレスも解消できるなら、今の無価値なスタジオ授業を続けるよりはるかに素晴らしいことではないか。

 

書きたいことがたくさんあったのですが、字数の都合これが限界でした。申し訳ありません。(現在2023字)

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