自分かわいい気持ち悪い/オレの文章/やきさば

 オレの文章というお題を出されたが、正直そういわれて胸を張ってかけることなど何もない。オレの文章というものがわからないのだ。

自分の文章の特徴はよくわからないし、自分の文章の中に自分をみせることもできていない。もともと、小粋な文章、人に自信をもって読ませる文章が書きたいと思って入った清田スタジオだったが、まだ自分はそれには程遠い場所にいる。

 だが、少なくとも清田スタジオに入ったおかげで、普通の人よりも自分の文章を他人に晒す機会がやたら増えたのはありがたいことだ。普通なら自分の文章を他人に見せることに対して結構な抵抗があるだろう。わたしだって、清田スタジオに入ったばかりの第一回目の授業はとても緊張したのを覚えている。そこから半年が過ぎて、自分の文章を他人に晒すという感覚には結構慣れてきた(だれてきてしまったのかもしれないが)
 
自分が清田スタジオで書いてきた文章を読み返してみた。う、気持ち悪い。この類の気持ち悪さどこかで感じたことがある。
 
 Twitterだ。しかもあいつの。
 自分の呟き、そのとき直感的に思ったことをツイートするのが基本的な使い方だが、それを投稿した時点で、自分の文章をフォロワーに晒すというもの。つまりオレの文章を他人に見せつける。必ずしもフォロワー全員がそのツイートを読むとは限らないが、最大でも140字ほどしかない文章、多くの人がさらっと目を通せることができるのは、自分のケースを顧みても自明である。

 わたしはTwitterを始めて4年くらいになるのだが、最近なんだかTwitterが気持ち悪いと感じるようになってきた。
 
 自分がフォローしている人なんて、仲のいい友人やサークル仲間からどうでもいい人までピンキリなので、見たいツイートだけ見て、それ以外は流してしまえばいいのだが、というか今まではそうしてTwitterを開いていたのだが、それもできなくなってきた。

 ある男のせいである。
 彼はサークルの同期で、それゆえにツイートを優先的に目にしてしまうのだが、まあ彼のツイートは不快なのである。

内容がうざいとか、ツイートが読みづらいとかそういうのではない。ツイートの内容はいたってシンプルで「まだ火曜なのに死にそう」とか「バイト終わって疲れて寝不足で課題もやってないのにガチでチャーハン作った馬鹿はこちら」だとか、まあよくあるものである。
でも、わたしにはこれが究極不快なのだ。
元々彼は自分大好き人間で、それを表には出さないものの言動からちらちらこぼして生きているような奴である。本人はきっと無自覚だろうが、みえているこっちからすると不快で仕方ない。それにプライドが高くてせこい。テスト前になるといつも体調を崩してサークルを休むような奴だ。他の人にはそうは感ずかれていないだろうが、Twitterになるとそれが全面的に出る。わたしはそれを1人で感じ取ってしまって本当に気持ち悪い。
さっき挙げたツイートだって「自分はこんなに大変なんだよ、辛いんだよ」アピールでしかないのだ。彼は自分がかわいくしょうがないのだ。それも無自覚に。

突き詰めていくと誰しもがそうかもしれないが、彼にはそれが如実に表れる。
本当はわたしだって自分がかわいくてしょうがない。だから彼のそういうところに一目散に気づいたし、それと同時に彼と同じようになるのが嫌でどんどんツイートできなくなっていく。けれども彼のツイートをTLで無意識的に探してしまうのだ。

最近、使っていなかった知り合いを誰もフォローしていないもう1つのアカウントでツイートすることが多くなった。

ああTwitter気持ち悪い。オレの文章気持ち悪い。

1 vote, average: 2.00 out of 51 vote, average: 2.00 out of 51 vote, average: 2.00 out of 51 vote, average: 2.00 out of 51 vote, average: 2.00 out of 5 (1 投票, 平均点: 2.00,  総合点:2  |  
投票する為にはユーザ登録する必要があります。
Loading...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。