本音/俺のスタジオ/ばたこ

「こいつ友達いないだろ」

 

先週のスタジオ授業で僕の発言を聞き、こう思った人が多くいると思います。

 

事実です。一切否定できません。小学生のころからそうでした。中高は一貫教育男子校だったから何とかなったものの、小学生時代の友人など一人もおらず、成人式の後の集まりにも呼ばれませんでした。そして大学生活でもそれは一切変化がありません。そんな僕にとってスタジオやゼミは希望でした。生まれ育った場所や環境は違っても、同じ志を持った学生たちが集まり、一つの目標に向かって切磋琢磨する。こんな環境に入れば心を許しあい、本音で話すことのできる友人がきっとできると、そう思っていました。だから僕の考えは先週峠野さんが言っていたことと遜色ないと思っています。

でも現実はそう甘くはありませんでした。僕を含めて対面で話すことが苦手な人の集まりなのですから、これは仕方のないことなのです。では、このスタジオがより良くなるためにはどうすれば良いのか、僕が考えた結果を以下で述べていきたいと思います。

 

・制度を変えるべきなのか?

 

先週議題に挙がった一番の争点はここだと思います。僕はドッジボール、清田先生はサーバースタジオ、司会からは現状維持などの多くの意見が出ました。まずはここから考えていきましょう。

 

まず現状維持案についてですが、これに対して出た改善案は大きく分けて二つであったと記憶しています。それは、「意識改革」「コメント制度の廃止」です。正直な所、これら二つに対しては難色を示さざるを得ないと考えます。まず意識改革案についてですが、少なくとも僕が所属してきたこの一年間においてそれは不可能でした。毎期初めのスタジオにて意見は上がるものの、最終的には取りあえずこのままでいこうとなりその後一切議論さえされない。このように口だけで何も果たされなかった先例がある以上、今必要なのは無責任な意識改革発言ではなく、抜本的な制度改革であると考えます。

また、コメント制度の廃止についてですが、前期の最後に行った匿名コメント制度が予想以上に機能していたことからこれも否定せざるを得ないと考えます。文章の向上を目的としたスタジオにおいて辛辣な批判は生ぬるい褒め言葉以上に価値のあるものです。それを最大限引き出すことのできる「顔を合わせない」ことをより意識していく必要があるでしょう。

これらのことから、このまま現状維持を続けることが我々に対して大きな意味を持つとは考えにくい、というのが僕の考察です。では他の二つはどうでしょうか。

 

僕の提唱したドッジボール案はかなり辛辣な批判を受けました。先週僕が書いた文章のように、ストレスや運動不足を解消しつつ僕の理想とするところの友達を作ることのできる妙案だと思い提起したわけですが、どうにもそれ自体を望んでいないスタジオ生が多かったというのが前回の印象です。確かにやりたくもないレクリエーションを無理やりやらされた中では友情がはぐくまれることもありません。よってこの意見も否定せざるを得ないのが実状です。

 

最後に清田先生の提唱したサイバースタジオ案です。先週教授の発言を鵜呑みにしてはいけないと言った身ですので、この一週間本格的にメリット・デメリットを考えました。

まずはこの案の問題点について挙げると、顔を合わせない事が唯一にして最大のものです。これによってまず何より僕の友達が増える可能性が大幅に減ります。同じような理由から否定する人も多くいるでしょう。ただしこれは飽くまで副次的な要素です。本来のスタジオが目標とするところの文章の向上につきましては、「顔を合わせない」ことが意義を持つのは先述の通りです。このスタジオは精神分析を目標とするゼミとは違い、議論を対面で行うことが必要とされるものではないとも言えます。よってスタジオにおける最大利益のためには、友達作りはゼミでやろうということで妥協する必要があります。

次に利益についてです。何度も記述したように、文章力向上のために顔を合わせずに辛辣な批判を行えるというのが一つ目です。また、サイバーということも利益となり得ます。普段は口から発せられることによって行われる議論ですが、それを文章の形式に置き換えることによって、単純に文章を打つ機会が増えるというのが考えられます。また、普段は目立つことを嫌って講義集発言できなかった生徒が発言を始める可能性があります。これは内気な生徒の集まるこのスタジオにとって大きな発展となり得る注目すべき利益です。

 

長々と考察しましたが、以上のことから総合的に鑑みて、やはり清田先生の提唱したサイバースタジオ案が現状考えうる最大利益を提供すると推測されます。しかし今までの精度を完全に廃止して移行したのであれば大きな混乱が予想されます。よって以下では実際にサイバースタジオを運営するにあたっての方法について述べます。もう少し時数を頂きますが、ご理解とご容赦をお願いします。

 

 

・具体的な導入案

まず先週清田先生が言ったように、これが「試験的導入」であることは忘れてはなりません。試験的導入である以上、導入後に会議を開き向上させていく必要があります。よって今回は、来週から一度おきにサイバースタジオと従来通りのスタジオを繰り返し、サイバーで実践・従来で改善点と改善案を出すというのを提案します。想定としてはこれらを三セット、つまり六週を経たのちに再度サイバースタジオそのものの継続の必要について議論をして、今後本格的に導入するかの議論を行う。というのが現実的な案であると考えます。その期間が無駄になるのではなどの懸念もありますが、その間もブログと匿名コメントによる文章向上はなされるので改革のために目をつむるべきです。

 

今回も先週と同じくまだまだ書きたいことがありますが、時数の都合それは講義に持ち越します。お目汚し失礼いたしました。(現在2405字)

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