人は嘘と依存して生きているのではないだろうか。
これまで大小はあれども嘘をついたことがないなんていう人はだろう。
私自身よく嘘をつく。
遊びで帰りが遅くなった言い訳として「学校で課題をやっていた」
ギャンブルで負けたにもかかわらず結果を「とんとんだった」
学校に行きたくないがために「あ、2限休講になった」
これらの嘘であるが、ついた方もつかれた方も「いやいや、絶対嘘でしょ」と心のどこかでつっこんでいる気がする(ついた方はもちろんわかっているのだが)。
ただ、人はそこに実際つっこみを入れたりはしない。
つっこむかどうかはお互いの関係にもよるのかもしれない。この嘘たちは私が母に対してついたものである。
21にもなってあんな小学生みたいな嘘をついて恥ずかしい限りなのだが、母だって絶対に嘘とわかっているだろう。
バカ息子につっこむのが面倒だという思いもあるのか、何も言わず付き合ってくれている。ありがたい。
こんな話を聞いたことがある。
「嘘をつくときは、その場で嘘とわかる嘘をつけ」
きっと何かの漫画かアニメのセリフだったような気がするのですが、思い出せないです。誰か教えてください。
嘘と信頼というある意味反対の位置にある二つの言葉は実はつながっていて、信頼関係が成り立っているからこそ「すぐわかる嘘」が活きてきて、何かと人間関係を円滑に動かしているのではないだろうか。
うーん、この話どこか破綻していると思ったのだが、よくよく考えてみれば親子以上の絶対に崩れない信頼関係なんて私には存在しないので、とても特殊な条件で一般を語ろうとしていたことだ。母以外に嘘つく相手がいないというのもなんだか悲しい話のように思えてもきた。
ということで、今まで話全部「嘘」でお願いします。
ついていけない「嘘」について考えようと思う。
そもそもついて良い嘘があるのかどうかという議論はさておきだ。
人を貶めようとする意思のもとでつかれた「嘘」ほどひどい「嘘」はないだろう。
ただ、世の中そんな「嘘」でありふれている。結局人と人とが関わる、コミュニケーションをとるということと「嘘」とは切っても切れない関係にあるのだろう。
あーダメだ。このスタジオ入って文章書くようになってからというもの違和感というか書きたいことが見つからないのに必死にだましだまししながら、嘘をつきながら浮ついた文章を書いているような気がしてならない。きっと文章書く力が無いからとか、きちんと校正とかしてないからとか、最近全く本を読まなくなって例にもれない形での「活字」ばなれになっているからとか、まぁ理由をあげようと思えばたくさんあげられて、でもそれは言い訳でしかなくて、自分についている「嘘」なわけで。このまま「嘘」をつき続けてもいい結果が生まれないってわかっているのにどうしようもできないというか。そもそも「嘘」って言ってるだけで、テーマに沿わないただの「愚痴」になってしまっているのではないのだろうか。やはり答えは見つからないし結局書くしかないんだろうな、「嘘」たちを。
これからも「嘘」に依存して生きていこう。それで死んだらそれはそれで。
「嘘」というもの自体に何かと言及するのであれば、とことん突き詰めて追求した方が説得力があるというか面白みがあるのではないかと感じる。途中で逃げの姿勢で諦めながら書かずに書いたものを見てみたいです。
依存というタイトルであるのでもっと嘘と依存について詳しく書くと良かったと思う。
それか最後の文字数稼ぎ?のスタジオについてのところは、よくある嘘についての論より文章を書くことと嘘の関係性が面白く感じたのでそちらを膨らませても良かったと思う。
余白の開け方や一文の情報量などがうまく調整され、パソコンでも携帯でも読みやすい文章だった。
文章の完成度を上げることを目指すのであれば、上で言われているように、一つのトピックを掘り下げるという方法があるだろう。「信頼関係が成り立っているからこそ、嘘が生きる」という意見は大変興味深かったので、他のパターンやシチュエーションで成り立つ場合をもってくるなどすると、説得力が増すだろう。
もしくは、あと一つぐらいトピック(というか、問題定義?)を増やして、読者の思索の入り口としての文章を目指すと言う手もあるだろう。ブログによくあるやつ。グループワークで意見交換する用の題材として、なかなかいい文章だと感じた。
途中で論を突き詰めずに投げてしまったことが残念。親としか嘘をついていないのだとしても、逆に親子の間のみで成り立つ嘘というものを考えてもよかったのではないだろうか。
文字数稼ぎ、言い訳、と仰ってますが、思考の放棄ではないですか?
例え何も思いつかなかったとしても、ひとつのテーマについて納得いくまで考えて、纏まらなかったとしてもなんとか形にして提出する。
ここで言い訳してしまうのはズルいと思います!
内容について言及したいのですが、トピックがバラバラで私の脳みそでは処理が追いつきませんでした……。