私のとげ/棘/T

大学2年生。バイトもせず、毎日ぬるぬる生きている。日々に張り合いもなく、いろんなことを怠け、その結果結局自分が苦しむという悪循環。エネルギーをほとんど使っていないような生活なのに、それなりに疲れ、だるくなって眠る。なんかほんとずっと眠い。。

 

バイトで塾講師をしてる妹(私、男女の双子の兄なんです。)は、毎日忙しそうだ。塾講師はただ塾で教えるだけじゃなくて、受け持っている生徒一人一人の準備とか細かい作業が割と多いらしい。色んな作業があるなかでミスをしたり、他の講師や塾長との連携がうまくいかなかったりして、よく怒られるみたいだ。昨日も塾から掛かってきた電話でくどくど怒られていて、暗い顔をしながら、でも心はどこにもない感じで謝っている妹の姿を見て、お疲れっすーって思ったりした(他人事)。

働いてない兄は、働く妹のバイトの愚痴を聞く係になっていたりする。生徒が宿題やってこないだけなのに、私が親に怒られたりすんのよーみたいな話を、そうなんですか…毎日大変なんですね。。みたいなことを言って、ヘラヘラ相槌を打つ。働かない兄は働く妹の感情のはけ口くらいにはなっとこうと、その吐き出す毒を受け止めるけれど、しょせん働かない兄は仕事の話に対して適当な相槌しか打てないため、さらに働く妹の怒りを倍増させたりする。そしてお前も早く働けよ、クソがって糾弾される。(…ごもっともです。。)

理不尽なことで怒られたりとかあるけど色んなことに簡単に屈しなくなるし、まあ強心臓にはなるよね、バイトやってるとって妹はよく言う。お金もまあそれなりに入るしって。たしかに妹は服買ったり、ギター買ったり、北海道行ったり、仕事は忙しいけれど、働いた分ちゃんと毎日充実してるように見える。謎の精神的成長も遂げたし。(最近、口喧嘩で勝てなくなったぜ…)

 

 

4分だけ母の腹から先に出てきたってことで、双子だけど俺が兄だ!ってずっと言い張ってきたけど、よく考えると、というかずっとわかってたことだけど、妹の方が人間としての基本能力値が高い。昔から向こうの方が勉強できるし。だから通っていた高校は違ったはずなのに(偏差値の差)、なぜか同じ大学の同じ学部に入ることになったけれど、それでも向こうは前期試験でサラッと受かり、俺は後期面接をゲロゲロ言いながらやっと受かった。あと、背丈も負けてるし…etc。色々思うところがあるのです。

そして一番感じるのは、行動力の差だったりする。バイトを先に始めるとかもそう(?)だけど、優柔不断でグズグズしてる私より、直観と度胸で突っ切ってくパワーがあるよなあと思う。一歩前に踏み出す力みたいな。

 

基本は俺は妹とは違う人間だと思いながら生きているけれど、常に一歩先にいってるのを見ていると、カッコよく言えば「刺激になっている」とかいうのだろうけど、俺何やってんだろうっていう感情と妹の存在に心がチクチク刺される感じがしていやだ。特に人間的な成長の差が開いてんなって感じるときは。(自業自得なんですけどね。)

 

…とりあえずこの怠けた生活とイヤな感情から抜け出すために、来週バイトの面接に行くことにした。何か変わるかな。

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「私のとげ/棘/T」への2件のフィードバック

  1. ぽつぽつと日頃の棘を語る、その味わいが素敵です。特段なにが語られているわけでもないですし、目立たない日常のよくある話ではありますが、おとぎ話のような不思議さと現実味があります。現代版おとぎ話とでもいいましょうか。この優しい口調で、色々な文を読んでみたくなりました。

  2. 周りの行動力に圧倒されたときの劣等感って響きますよね。一個自分が負けたところを見つけると他の事も連鎖的に負けたように見える感覚とかもよくわかります。

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