夢サプリ/明るい話

2ヶ月前に行った某シンガーソングライターのライブで、即興ソングを作るために女の子に話を聞いて、保育学校に通っているけど、本当はライブハウスのスタッフになりたいと話して、「それならなればいいじゃん。俺も夢を叶えて歌手になったから、君もきっとなれる」ってシンガーソングライターが言って、すごく嫌になった話。

ぶっちゃけ彼が夢の話をしても説得力がない。なぜなら彼の夢は叶えている。才能があって、勇気があって、運があって、とても素晴らしく輝いている有名人から夢の叶え方を教われても、自分の人生に活用できない。彼が凡人の私の代わりに成功の蜜を味わってくれているだけの話である。

「なんで夢を諦めたの?」
「いや、叶えるもんならとっくに叶えてやったよ」

あの女の子が大好きなシンガーソングライターの助言を真に受け、あなたのようになりたい自分になれなかったらどうするの?ってステージの上の彼に聞きたくなった。

自分が彼の応援ソングが好きでライブに来ているのに、なぜそういう話を彼の言葉で聞くて腑に落ちなかったり、腹立たしくなったりするだろう。多分シンガーソングライターも、歌の中では挫折するばっかりの青年になり得るけど、曲が終えてMCに入ると売れっ子芸能人の姿を現し、嫌味の発言をぶつけてくる。

明るいと言われたらまず「楽になること」を連想させる。最近一番楽なファンのあり方を見つかった気がする。それはあの人の作品以外見ない、ステージ上の人しか信じないやり方。歌手の場合はCDとライブだけで、たとえテレビやラジオの番組に出ても、見ないようにする。

どの分野においても作品は作者が世に見せたいものしか表に出さない。そしてファンというの存在も自己満足な個体だから、すでに一回拗らせたものを、もう一回拗らせて、好きになりたいものにしている。その全く噛み合わない感じが最高だ。音楽が鳴り終えたらみんな嘘でも楽しかったって言いながらさっさと帰ってください。

「もう大好きで仕方がないです!」
「いつも元気をもらっています!」
「辛い時を聞くとまた頑張る気が出ます」

「ファンの皆さんがいれくれたから今の僕がいます」
「みなさんの力になれたらなと思います」
「一人でも多くの人に自分の声を届けたい」

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