保守的妄想/妄想/ネズミ

 

自分の翼で大空を自由に飛び回る。海の深くまで潜って深海の世界を冒険する。はたまた地球から飛び出してまだ見ぬ星を見つけに行く。こんな妄想をしていて楽しいのだろうか?

 

僕は妄想に耽るのが好きだし、自分でもよくしている方だと思っている。授業が退屈になったときとか、携帯をいじるのにも飽きて何もすることがなくなったときとか、寝る前なんてほぼ毎日のように妄想しているような気がする。

だが最初に挙げたような妄想は絶対にしない。していても楽しくない。僕は全くもって起きそうもないことを考えるよりも、ある程度現実味を帯びていることを妄想する方が断然楽しい。近い未来にもしかしたら起きるかもしれない、けどやっぱりそれは妄想に過ぎないのかもしれないというギリギリのラインを攻めるのが好きだ。

異性の妄想を例に挙げるとわかりやすいかもしれない。手を伸ばしても絶対に届かない高嶺の花みたいな人と付き合っている自分を想像しても何も楽しくない。妄想が深いところまで行く前に、どうせこんなこと現実には起こらないからという気持ちが押し勝ってしまう。逆にちょっとでも上手くいきそうかもという女の子との理想のデートというテーマで妄想を開始すると、次から次へと考えが浮かんでくる。このときはものすごく楽しい。実際に起きるかもしれないからこそ妄想がはかどるのであり、それが現実になったときの嬉しさといったら半端じゃない。

 

昔からこんな夢のない妄想をしていたわけではない。小さい頃は、それこそ子どもがよくするように仮面ライダーになってこういうシチュエーションでこうやって敵を倒すんだ、みたいな非現実的な妄想をしょっちゅうしていた。いつからだろう、妄想までが現実味を帯びてきたのは。

 

大人になる内にいつまで経っても非現実は非現実のままという認識が妄想にまで反映され始めたのだろう。それはここというタイミングはきっとない。本当に大人になる内にだ。

そんな大人になるまでに形成された価値観が今の保守的な妄想をさせているのだとしても、僕自身それが悪いことだとは思ってない。楽しいから。あと暇なときに頭の中ですることといえば、過去の栄光に浸ること。こっちはなんだか前に進めなくなりそうだから少し控えたい。

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