転生願望/妄想/Gioru

嫌なことがあった時、悲しいことがあった時、辛いことがあった時、上手くいかないなぁ、と思った時など、とにかく自分に都合の悪い時(そうじゃない時もあるけど)、よく思うのだ。

 

記憶を持ったまま転生できたらなぁって。

よく小説に出てくるあれである。

 

記憶をもったまま、っていう所がポイントだ。そうじゃなければ転生した意味がない。今までやってきた記憶があれば同じような間違いをしない……かもしれない。今までより上手くやりたい、っていうのが大事なんじゃないかな。

 

転生先の世界はアニメや漫画のような世界なら、それはそれで楽しいかもしれない。ファンタジーの世界であれば不思議な力を持てるかもしれない。そういうのがない世界でも原作キャラクターと関われるような世界なら、それだけでも自分の好きな作品なら大歓迎である。まぁ、主人公の近くで問題が起こりまくるのは、作品の都合上仕方のないことで、そこに居合わせるのは、面倒を通り越して苦痛になるかもしれないけど。

そんなデメリットを通り越しても、アニメや漫画の世界の主役たちは大概にして完璧超人たち(あるいはそれに類する何かを持っている)人たちである。可愛い女の子たちといっしょに生活できたりなんかできたら、眼福である。仲良くできるのなら、もう最高だ。普段笑わないようなあの子が目の前で笑ってくれたりしたらたまったもんじゃない。

 

ん? 今のお前がそのまま転生したなら、そんなことはあり得ないって? そんなことはないさ! きっと頑張れる、そうに違いない! たぶん。 うん、たぶん。

 

そういう不思議な世界に転生しなくても、それこそ自分の小さい頃に戻ったとしても、それはそれでアリだと思う。今の自分からしてみれば、昔の自分はなんてもったいないことをしていたんだ、と思う場面がいくらもある。今でさえコミュ障なのである(自認)、昔は本当に狭いコミュニティーの中で暮らしていたように思う。時間は一杯あったはずなのに、そこで自分は一体何をしていたのか。あまり覚えていないけど、嫌々やっていたことも多いような気がする。本気で取り組めば、楽しくなりそうなことはいくらでもあったのに。和太鼓であったり勉強であったり、スポーツであったり。どれも嫌々だった。

一体小さい頃の自分は何が好きだったんだ? あぁ、ゲームしてた気がする。今と変わんないや。

もっと頑張れよ、昔の自分! その時のうちにたくさんの女の子と仲良くなってたら、今頃どうなってたか分からんぞ! 男女の垣根がそれほどない時間なんて、小学生の低学年までなんだからな。おい、そこの俺。寝ながらポテチ食べてるんじゃない。ただでさえ太っているお前がもっと太るぞ。あれ、結局女の子と仲良くなりたいのかな? スポーツできれば色々アピールできるし勉強も同じ。和太鼓は別枠。今の自分は、純粋に音楽系は大好きだし。

 

それなら今を頑張ればいいのかもしれない。けど上手くなんていかないことの方が多いしね。やってられない時も多い。

妄想の中だったら、ああすればこうなるかも、というifの連続である。悪い方向に行っちゃったらまたifを増やせばいい。いくらでも可能性広がるし。

 

うん、妄想最高である。さぁ、妄想の中の俺。今ここにいる俺を強くしてくれ! それか転生させて!

ぇ?

妄想だから無理だって? うん、知ってた。

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「転生願望/妄想/Gioru」への3件のフィードバック

  1. 転生、個人的には絶対したくない、面倒くさいから。けど妄想、と言われて真っ先に考えるのも、これかもしれません。昔をやり直す、失敗をなかったものとする。
    別世界への転生は全てをなかったことにするものです。アリスは帰ってきましたが、絶対に帰りたくないですね。
    こうした憧れは、黒歴史清算のためなのか、あるいはあの輝かしい、生きているだけで毎日が幸せであった幼年期を再び味わいたいのでしょうか。
    最後の一文がほんのり絶望的で気に入りました。文を締めるとなると、そうならざるをえないのかもしれませんが。

  2. 私もif世界については考えましたし、今でも考えます。あの時、もしこっちの道に来なかったら私はどうなっていたのか、とか、それを今の情報を知った上で、分岐点でルートを選べればいいのにとか。ゲーム感覚なんですよね。現実ではできないことを、我々はフィクションに求めるわけです。最近PS VRとかいうバーチャルゲームが発売するんだかしたんだかで話題ですが、もうこのままバーチャルとか言わずそれをリアルに出来たらいいのにね。

  3. 転生願望ということで1番妄想っぽい妄想だったと思います。これに似たことは誰しもが一度は考えたことがあると思うからとても入り込みやすい文章になってたと思います。最後の無理だという考えにいたるところも含めて。

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