都内に電話ボックスが少ない? 東京都へ申し立て/模倣文/さくら

23日、東京都都市整備局は、電話ボックスと回転扉の設置・増加を求める請願書が提出されていたことを記者会見にて公表した。

 

請願書を提出したのは、新宿区の非営利団体「日本スーパーマン協会」。

スーパーマンとは、1938年にアメリカ人のジェリー・シーゲル及びジョー・シャスターによりアクションコミックス誌第1号で初登場。以降様々な形でメディアミックスを果たしてきた作品であり、アニメ化をはじめ実写映画化と、アメリカ国民たちに広く親しまれてきた作品である。日本では1956年に初公開され、アメリカと同じく長年にわたって親しまれ続けている作品である。

日本スーパーマン協会とは1979年、日本で公開された映画『スーパーマン』で、スーパーマンの姿に憧れた数名の有志によって1980年に創設された団体で、主な活動内容は地域ボランティアへの参加、ヒーローショウへの参加、日本へのスーパーマンの普及である。

 

請願書の内容は近年電話ボックスや回転扉の減少によってスーパーマンの衣装に着替えるための場所が不足している。これでは緊急時やすぐにでも変身したいときに、着替えることができないというものである。同書には約10万人もの署名が添えられていた。

また、同書には日本スーパーマン協会の会員たちの実体験も書かれている。会社員男性(56歳)の記述によると「歩道で段ボールに大量に入った荷物を落としてしまった人に遭遇し、スーパーマンに変身して助けようとしたが、近くに電話ボックスが存在しなかった。やむなく近くのビルの男子トイレの個室に入る。変身を済ませて現場に戻ると、既に荷物は箱の中に、落とした本人によって戻された後だった」というものであった。

 

この請願書に対し、東京都都市整備局は記者会見において「一部の趣味嗜好に合わせて公共設備を作るわけにはいかない」と発言したが、続く発言に「しかしこれほどまでの要望を無視するわけにはいかない。電話ボックスを街中に増やすわけにはいかないが、代替案として遊園地などのテーマパーク内に電話ボックスを増やすことを検討している」とコメントしている。全国のスーパーマンたちにとっては一縷の望みが残された結果となった。

 

また回転式扉についても同局から発言があり、「安全上の理由も考慮して回転扉を増やすことには同意できない」と否定的コメントとなっている。これらの発表に対して、日本スーパーマン協会は「当初の望みとは異なる形であるが、我々の要求が叶うかもしれないことを嬉しく思う。今後は日本回転ドア協会と共により安全な回転ドアを開発し、日本国内にも設置されるよう努めていく」と同協会の公式ホームページにてコメントしている。

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「都内に電話ボックスが少ない? 東京都へ申し立て/模倣文/さくら」への2件のフィードバック

  1. おもしろかったです。いや落としたもの拾うのにいちいち変身する必要ないだろwwとかツッコミを入れながら読ませてもらいました。スーパーマン協会っていうからどんな活動してるのかと思ったら普通に人助けですね。そんなことのために電話ボックスとか増設してほしくないなあと思いました(笑)

  2. 回転式扉一時期問題になりましたね。そこからめっきり見なくなったけどもはや存在ごと忘れていましたわ。
    全体的に虚構新聞感満載ですね。社会的な問題(?)とヒーローのつなげかたがうまいと思いました。

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