春学期WS⑮ 最終回

お疲れさまです。取り急ぎ、箇条書きで失礼。

 

・次回課題はナシ(もちろん、勝手に出すのは自由)

・春学期の反省会を開こう

・夏休みの課題を決めよう

・スタジオ本の詳細を詰めよう

・1年生がスタジオ見学に来るかも

 

とりあえず以上です。よろしくお願いします。

中の中の奥/夏/縦槍ごめんね

そのとしは夏の不思議な、嘘のようなお話。

夏になり、僕はいつものように学校のプールに向かった。小学校のプール独特の塩素の臭いと、手入れされていないプールサイドが許せなかったが、水のなかに入ってしまえばそんなこと関係なかった。こんなに気持ちのいい世界があるのかと毎回新鮮な感動に浸っていた。プールがあるだけで僕はこの季節が好きだった。

その日も僕は水の中を存分に堪能していた。記録的な猛暑日に冷たい水は僕だけでなく、そこにいる全員を癒していた。またその状況に僕を含めた皆のテンションはその夏のピークを迎えていた。僕は目一杯息を吸い込んで下に下にと潜っていった。

しばらく潜って周りを観察していると、プールの排水口が少しだけ開いていることに気がついた。水難事故のニュースは先生からよく聞かされて、注意を促されていたのですぐにこの状況が危ないということが分かった。しかしここで僕がこの排水口を見て見ぬ振りをしてしまったら、他の誰かが事故にあってしまうかもしれない。怖くなった僕はその隙間を塞ごうとした。今考えればなぜその時に他の人に相談しなかったのだろうかと、自分の行動を悔やんでも悔やみきれない。つまり僕はその中に吸い込まれてしまったのだ。

あっという間の出来事だった。排水口の金網のずれを直そうと、そこに触れた瞬間に物凄い水の勢いに飲み込まれ、すぐに息が苦しくなった。死という言葉を考えることもできないほどその水圧の中では僕は無力だった。もがくことも出来ずに意識はどんどん薄れていった。もうほとんど僕の身体と脳が機能しなくなったとき、僕はいきなり硬いコンクリートに叩きつけられた。そしてその衝撃と共に遂に意識を失った。

「おい、小僧。起きんか!」聞き覚えのない声で目が覚めた。身体中に激痛が走り、ちゃんと起き上がることが出来なかった。少し落ち着いて声の方を見てみると。某モリゾーのような体毛ボーボーの叔父さんが目の前に立っていた。正直、状況を何一つ理解することが出来なかったが、その困惑をモリゾーは察したのか、この場所と自分が誰かということについて説明し始めた。

モリゾーの本名は織部信太というらしい。そしてここはこの水脈の中に謎に空いた唯一空気のあるスペースらしく、僕は本当に運よくここにたどり着くことが出来たのだということが分かった。モリゾーはここに40年近く住んでいるらしい。このスペースは海とも繋がっているらしくかなりの頻度で魚も獲れるらしく暮らしには不便していないそうだ。用を足すにもどこもかしこも天然の水洗便所なので臭いも全然気にならない。案外快適な生活をしていると彼は語った。しかし、この生活の欠点はその退屈さらしく久々すぎて僕を起こそうと声を出すのに時間がかかったらしい。

とにもかくにも僕は九死に一生を得た。しかしすぐに、この生活に限界を感じることになった。まずは猛烈にお風呂に入りたくなった。痒くて痒くて堪らないのだ。そして、服が海パンしかないので普通に生活していても生傷が耐えなかった。最も僕を苦しめたのが家族に会いたいという気持ちだった。つまり寂しくて寂しくて堪らなくなったのだ。毎晩、お父さんとお母さんのことを思い出して泣いていた。モリゾーは心配して側で寝てくれた。正直臭いので止めて欲しかった。

モリゾーと暮らし初めて2ヶ月ほどたったある日、水の流れる音が聞こえないところがあった。理由は分からないがそこの水が干上がったか、止まったか。上で水がなくなる何かが起こったんだと思った。これは、千載一遇のチャンスだと思いモリゾーの反対を押しきって僕は上に進んだ。結局モリゾーも着いてきてくれた。

ところがどれだけ進んでも地表には出ることは出来なかった。しばらくすると、モリゾーが僕を止めるときに恐れていっていたことが起こった。目の前から水の音が聞こえ始めた。モリゾーが僕の腕を引いて血相を変えて走り始めた。一度、あの水のない空間から離れてしまっては、二度と戻ることは出来ない。そうモリゾーが言っていたことも思い出した。どんどん迫ってくる水の音に、足の震えが止まらなくなってきた。モリゾーが引っ張ってくれないとまともに立っていられないほどだった。そして、いけないと思っていたが僕は水の音のする方を見てしまった。その瞬間僕たちは、激流に巻き込まれた。

一度体験したことはあるが、ほんとに、この時ばかりは何も考えられなくなる。ただ今回はモリゾーが激流の中でもずっと僕の手を握ってくれている感覚があった。そして、意識を失った。

しかし、僕達は再び水のない空間に叩きつけられた。その瞬間、奇跡的に戻ってこれたのだと安堵し眠りについた。

「おい、裕太。起きろ!」その声で目が覚めた。しかしその声の主はモリゾーの物ではなかった。隣を見るとモリゾーは、まだ眠っていた。それは父親の声だった。目の前に父親が立っていたのだ。初めは何が起こっているのか理解が何も出来なかった。そして父親の後ろに目をやると、見たこともない大きな都市が広がっていた。

モリゾーも目を覚まし、父親は今の状況について話始めた。僕がプールで事故にあったことを知った父と母は僕を追いかけるという暴挙に出たそうだ。まぁ当たり前のように水流に飲み込まれ気がつくと、ここについていたそうだ。ここにはすでに文明が発達しており、人口は二万人の都市を成しているそうだ。母もここにいるそうだ。そして、海底都市はここだけではなくいくつも存在していて、都市間で貿易も、行われているらしい。

あまりに突拍子もない状況を初めは受け入れることが出来なかったが、僕はそこで普通に暮らし始めた。今ではもう学校にも通って、地上にいたときと何も変わらない生活を送っている。そして海底都市にも、夏は来る。まあ普通に温度が上がるのだ。そんなときのプールは最高だ。塩素の臭いと手入れされていないプールサイドだけは許せないが、水の中に入ればそんなこと気にならなくなる。

やっぱり夏は特別不思議だ。特にこの都市は不思議な、嘘のようなお話だ。

一夏の/夏/YDK

あ、天井白いなー。

 
自分の上で腰を振っている男の顔が横にあるのをいいことに、テキトーな顔をしてそんなことを考えるけど、音は大切だからリズムに合わせて少し湿度のある、艶っぽい声を上げる。最低限のお仕事だ。

夏。一夏の過ちとはよく言ったもので、虫がわらわら出てくる傍で変な虫もゴロゴロ出てくるらしい。みんななんとなく性欲が強い気がする、気のせいかもしれないけど。かくいう私は例に漏れず、漠然と人肌を求めている。別にやりたいとかじゃないと口ではいうけどたぶん口だけで、始まっちゃえば入っちゃうのは自明だ。駅を歩いているだけで穴を求めた棒は寄ってくる。そこにはお金も発生したりしなかったりするけど、もはや誰でもいいんだろうなと思う。普通に気持ち悪い。でも気持ちもわかる。夏だし。ワンナイトラブはよく創作でも見るじゃない。

 

やってるときの自分が一番好き。共感してくれる人いないかなぁ。普段の私にはなにもないけど、してる時だけは確実に「女」って言うオプションがつくし、役割が決まってるからそれを演じきればいいだけ。普段は甘えたりできなくてもこの時ばかりは気が大きくなる。これ以上に楽なことも居心地がいいことも知らない。相手がいくとこまでいってくれれば嬉しいし、幸せだ。自分は最悪どうでもよくて、もはや誰かと眠りたいだけなのかもしれない、なんて。

どんな人間だって夜は生物としての「ヒト」になる。生身の、どろどろしてぐちゃぐちゃな、生温い存在。だから脆くて愛しいような気がするし、求めてしまうのだろう。その行為は、一体なんなのだろう。何かの映画で、「愛とは嫉妬混じりの強い性欲に過ぎない」という言葉があって胸をかき乱された覚えがある。なんだかんだ人を愛し愛されていたい私は、単なる性欲オバケなのかもしれないけど、それを認めたくなくて今夜もからっぽな愛を求めて天井のシミを数えている。

きっとあなたも、誰かの筋肉/夏/エーオー

申し訳ありません。締め切りを過ぎているので無理にコメントをつけなくて大丈夫です。いちおう、元気の出る話を書いたつもりですのでお暇な時にでも。

憧れのAさん(仮)にフラれてから、約六時間が経過した。
自室にて、顔を上げる。長年連れ添ってきた相棒(※ダンベル)がこっちを見つめてきた。
なに、分かっていたさエリオット(※ダンベル)。深呼吸し、胸に深く刻む。
そう。
信じられるのは己の筋肉だけだと。

日曜日。ランニングを終えて、息を整えながら公園に入る。
今日は調子がいい。上腕二頭筋から肩回り、腹直筋まですべての筋肉が流れるように連携していた。とめどない汗は彼らの感動の涙だろうか。ありがとう、すべての筋組織よありがとう。俺は乳酸の軋みの拍手に迎えられながら、いつものベンチに向かった。
先客がいた。
なにっ。朝とは言えど夏の公園、俺のように強靭な者意外、皆干物になることを恐れて近寄らないはず。
好敵手の予感である。俺は全身のミトコンドリアに出動命令を出す気持ちで近づいた。
近づいた。
「……」
装てんされたエネルギー。しかし発揮されることなく、沈下。
この公園で一番涼しい場所。日陰のベンチの上には、数式の書かれた紙を握りしめた男が座っていた。

「……なんですか」
眼鏡の隙間からうろんげな眼光がのぞく。目の下には深い隈があった。
「……いえ、すみません」
くたびれたシャツとズボン、不健康なほどに痩せた体躯をしている。おそらく、俺と同じ下宿生だろう。どうやら筋肉で話が通じそうな相手ではない。残念なようなほっとしたような気持ちだ。ひとつベンチを開けることにした。
ベンチの脚に足の甲を引っ掻けて仰向けになる。脚はおにぎり型に固定された。よし、ずれない。準備完了。さあいこう。
呼吸を練り上体を起こす。すると横からひしゃげた悲鳴が上がった。
「どうしました?」
「は? な、なにやってるんですか?」
男は白い顔をさらに青白くしていた。腹筋です。答えながらも姿勢をキープする。俺は筋肉教信者だ。逆境でこそ、筋肉は輝く。
男はしばらくこちらをねめつけていたが、青汁を飲みくだしたような顔で数式に戻っていった。時おりちらちらと見てきたが、俺はそのまま腹筋を続ける。どうやらここを離れる気はないようだ。
俺も、譲る気はない。
上体を起こす。鉛筆の音が聞こえる。俺が上体を起こす。また鉛筆の音。
ふっ、シャッ。ふんっ、シャッ。ほんっ、カリカリカリ。
ええい、往生際の悪い奴め! 俺は躍起になって筋肉の声に集中しようとした。毛穴が開き汗が吹き出す。動き続ける鉛筆が視界の隅に入った。
勝負はそのまま、第二ラウンドの背筋にもつれこんだ。

それから毎週、俺とその男は戦いを繰り広げた。
勝敗は、よく分からない。当たり前だ。しかし負けたくない。俺の身体に乳酸がたまるたび、男のノートに数式が増えていく。俺の体脂肪率は一桁台に突入し、奴のノートの冊数は二ケタにのぼった。まさしく、筋肉VS頭脳。ジハードである。
上々だ。俺は信じるもののために戦った。筋肉は一日にして成らず。日々の戦いは糧になり、いつか相手を倒すための力となるだろう!
俺はさらに過酷なメニュー票を作った。その壮絶さに身体中の筋繊維が歓喜で震えた。

さて、ある朝のこと。俺はベンチにへたり込んでいた。
「……どうした、不戦敗か」
相変わらず青白い顔で男が尋ねてくる。俺は平常を示そうとしたが、身体を起こしたとたん全身に痛みがはしりうめき声を上げた。
ああ無念。完敗だ。原因は昨日のビーチバレー大会である。
「お前でも筋肉痛になるんだな」
「実践と、筋トレは、違うからな」
木っ端みじんのプライドが、それでも往生際悪く言い訳じみたことを吐き出した
やはり使い慣れない筋肉というものはある。
なに、落ち込むことはない。更なる開拓地を見つけただけの話。そう、神は試練を与えさらなる高みへ俺を導く。ならばむしろこの痛みは祝福! 分かった。潔くこの敗北を認めよう。再び筋肉と真摯に対話するために。
ところが、ヤツもヤツでなにやら試合放棄の様相だ。
いつもは数式のプリントにそそがれる視線も、今は空気中に拡散している。鞄からは紙が数枚はみ出していて、付箋が大量に張られ大きなバツや二重線が引かれていた。
鉛筆も握らずその腕はだらんと投げ出されている。
のんきな入道雲が出来上がりつつあった。お前らはオレに関係ないよ、という顔をしていた。
筋肉は、嘘をつかない。俺はそのことを信じられる。
だって目に見える。触れる。明らかに俺の身体に表れる。運動センスは才能だしどうしようもないのと違って、筋トレはやった分だけ帰ってくるから平等だ。筋肉は一日にして成らず。筋肉痛は進化の兆し。ぼろぼろの筋繊維は、再び結合するとさらに強い筋肉となる。それが、みんなに分かる。たぶん、装置や数値でそれは見られる。
じゃあ、
俺たちが黙ると、蝉の合唱で空間が満ちた。熱気はじわじわと気力を削り、眼の周りの筋肉の弛緩に拍車がかかる。
頭って心って、どうだ。見えにくい。頭蓋骨の下でなにが起こってるか見当はつかないし、その痛みは本当に筋肉痛と同じだと分かる日はくるだろうか。
汗がひとつ、プリントに染みを作った。

その日は平日だが授業が休講だった。せっかくだから公園へと向かった。
驚くことに、奴もベンチにいた。抜け駆けは失敗のようだ。そんな熱血が嫌ではなくて、でもそんなそぶりを見せないようスムーズに筋トレの姿勢に入る。
俺はいつものように腹筋を始めた。集中して呼吸を練り、痛めつけるべき筋肉を隅々まで意識してやる。
鉛筆の音は、聞こえない。いつになっても聞こえない。
「どうした、不戦敗か」
男は遠くを見て答えなかった。濃淡のない、気の抜けたエリンギみたいな顔だ。いやな予感がした。
「なんかあった?」
「……まあ」
「何?」
「……ゼミの発表を、サボっている」
ゼミの発表。
重要である。おそらく、普段サボりにサボりを重ねる学生でもそれだけはちゃんとやることだろう。ましてやこいつは見た目的にガリ勉の部類に入りそうだし、ちょっと待て、じゃあ連日の数式はこの日のためだったのか?
「え、やばいんじゃないの」
「まあ、やばい」
「え、もう間に合わないの」
「わからん。もう、無理だ」
俺は思わず腹筋を止めていた。この真夏に奴は固く膝を抱えていた。
「いや、なんだかもう何が正しいのかわからなくてな。最初はピンと来てたんだが、やればやるほどこれに意味があるのかが分からなくなってきて。俺でさえ迷走してるのに、ましてや発表してもみんな分からないだろうし、そんな、かんじだ」
奴の言っていることはもちろん分からなかった。生ぬるい風が頬をなでた。
立ち上がる。屈伸、アキレス腱伸ばし、手首足首を捻って準備をした。散らばったプリントをとりあえず全部鞄にブチ込んで胸倉に押し付けた。
「お前、行けよ。逃げんなよ」
たとえ分からなくとも、俺の腹筋を止めさせた罪は重い。

走っていた。俺は炎天下のなか大学までの地獄のような坂道を爆走していた。
ただの爆走ではない。二宮金次郎式・爆走である。もっとも、勉学に励んでいるのは背中に乗った男だ。
あの後まだ計算が終わっていないと奴がごねたため、俺はじゃあ背中に乗ってる間にやれよとキレた。汗みどろの背中で鞄を机にして、奴はようやくスパートをかけたようだ。
筋肉は嘘をつかない。筋肉は一日にして成らず。
ならば見えずとも一日にして成らぬものは、全て筋肉という形を与えよ。
俺は奴のやっていることが意味のあることかどうかは分からない。しかし積み重ねられたものを見ていた。壊れてまた結んできたのを知っているから、つまり俺は、奴の筋繊維であり筋肉である。
そう、筋肉は嘘をつかない。だから俺を信じればいい。
ついに校門へ突入した。この後は階段という最大の難関が待っている。後ろの鉛筆は正確なビートを刻んでいた。いけるか、俺の筋肉たち。答えるように彼らは震えた。
そして天啓が降り注ぐ。
ああ、孤独を武器に鍛えた筋肉も、誰かと繋がる力に成り得るのだと。
蝉の拍手は鳴りやまない。息を制御して、階段を足の裏で蹴る。そこに生まれたエネルギーがすべて身体に伝わっていくのを感じていた。

禁忌のセオリー/夏/ふとん

「いいねが止まらない♡フォトジェニックなひんやり可愛いスイーツのお店5選」

「『夏だね』って言われたい。彼との会話を広げる夏の風物詩ネイル3選」

美容、恋愛、メイク、ファッション、ネイル.…
なんとなく開いた、CMもやってる大人気女子向けまとめアプリには、今の季節に合わせた記事がずらりと並んでいる。
このアプリを見るたびずっと思ってたことがある。

ばかじゃないの?

並べば誰でも食べれるスイーツの写真をインスタに載せて、いいねを稼ぐことで自己顕示欲満たして、恥ずかしくないの?
彼がネイルに興味あるわけないだろ。むしろネイルはださいと思ってるけど褒めると女の機嫌がよくなるから褒めとくっていう人もいるよ。
こうやって記事の内容をばかにしながら読むのが楽しくて、なんだかんだいつもアプリを開いて読んでしまう。
読んでいる人は、このアプリの記事はキュレーターとして登録しさえすれば誰でも書けることを知っているんだろうか。可愛いかおしゃれかどうかも分からないそのへんの女子が書いてるということなんだから、参考にしないほうがいいと思う。モテたいなら女子の勘違い記事を読むより男子の本音を聞いたほうがいいに決まっている。モテようとしてばかっぽい記事を必死に読んでること自体が男子からみたらマイナスのような気がするけどね。

ツイッターやインスタグラムを見ていても、同じようにつっこんでしまう。私の性格が悪すぎるのか?と心配になってくる。

またディズニー行ったの?よく見てみ。そのネズミそんなに可愛くないよ。
サーティーワンの100円セールに3時間も並んだの?私なら100円もらっても並びたくないわ。
屋台で焼いた肉のためによく炎天下の東京の人ごみに飛び込もうと思ったね。
誕生日を祝った側がなんで写真載せるの?おめでとうはフォロワーじゃなくて本人に言えばいいんじゃないの?

4人で遊んだらしいとき、4人全員がつぶやくから同じような写真が続いて滑稽。でもそれぞれ中高の友達にも見てもらいたいからしょうがないよね。

 

…はい、友達がやってたとしても絶対に言えない言葉の数々です。

 

私だって昔はそういう投稿してたけど、いつのまにか冷めた目でしか見れなくなってやめた。でも、そういう投稿をしてる人、それなら見るなとか言わないで!そう、見たくないわけでもやめて欲しいわけでもないのだ。村本とか山里みたいにリア充死ねと思ってるわけじゃなくて、単純にそういう人を見るのが楽しくてもっと見ていたい。もっと投稿してほしい。誰かに内心ばかにされてるかもとか気にしないでください。夏休みになれば、タイムラインには遊んだ報告がもっと増えるに違いないから楽しみだ。

さて。他人をさんざんばかにしておいて、自分はなにをするつもりなのか。手帳の8月を開いて、やってみたいことを書き出してみた。海、プール、花火…

普通すぎてつまらない。やり直し。本当にやりたいのは?

出合い系で援交。
整形と豊胸。
バイトでおじさんとJKさんぽ。
メイドリフレで働く。
迷惑メールのサクラになる。
ソマリアに行く。
サウジアラビアで聖地巡礼。
チベット密教を学んでチャクラを開く。

 
実行してはいけないものばかりで、実行出来てもとても人に言えるものじゃなかった。さらに、夏とか関係なかった。
でも、やりたいなあ。

危険なことって、どうしてこんなに魅力的なんだろうか。

雑記 7月7日/夏/ T

七夕の日。去年は短冊に願い事をいくつか書いたけど、今年は書かなかった。理由は、去年書いた願い事が一つも叶わなかったからだ。1年もたったのに。欲張ってしまった可能性も大なので、今年は心のなかで延長。

 

最近数人からなぜかほめられた(内容はそれぞれ色んなことだった)。

なんか面白いねーって言われて、なんか良いねって言われた。別にただ片手におさまるほどの数の人にそう言われただけなんだけれど、普段そんなこと無いし、外が暑くなり始めてからの短い間にババッてまとまってあったから、ちょっとドキドキしている。(女の人が多かったから!!…ということもある)

 

ほめられるのはいつも突然で、ぼーっと突っ立ってると、いきなり来る。だからその瞬間はほぼ驚きしかなくて、「あ、なんかどうも、、なんかすいません」みたいなことをボソボソ言って、その場を立ち去る。恥ずかしい。

でもちょっと時間がたって、自分の中でその瞬間のことが処理できるとジワジワ効いてくる。嬉しい。夜家に帰ってから一人でニヤニヤするし、なによりとても穏やかな気持ちで布団に入れる。安眠効果。普段分泌されてない脳内物質出てる気がする。

次の日とかになると、なんか面白いねーはもしかしたらほめられてる訳じゃないのかもしれんなあとか思ったりもしてきて、一度来た波はだんだん引いていく。感情のバランス。また色々抑止するホルモンみたいなのが脳で出てると思う。うまくできてる。

 

自分が生きていること、やっていることに、他人から何かしら反応があることは、衝撃的だ。大げさな書き方だけど。それは驚きであるし、そしてだいたいの場合嬉しい。嬉しいというか、意味があると思える。自分にとって意味があるということと、自分の存在に意味がある…とかいうことをサラッと思わせてくれること。

…私が普段自分の頭の中でグダグダ考えている「自分が生きてることに何の意味があるんだ…」的なことを、少しの間考えないようにさせてくれることが、自分にとって大きいことなのかもしれない。それは、ほめられる時も、自分の欠点を指摘される時でも、あまり変わらないと思う。

…ほめられたほうがいいけど。怒られるの怖いし。

 

 

そんなことは自分の中のことだからほんとにどうでもよい。ほんとに言いたかったのは、夏風邪で体調を崩して心もカサカサになってた時に、私に声を掛けてくれて、ほめてくれた人々が、えっと、暑い日に食べる、食後の少しのアイスくらい(例えが…)、、優しくて、癒されたということと、ほんとにありがたかったのにその人たちの前ではボソボソすることしかできなかったた自分がイヤになったことでした。

 

でもなんで今の時期にまとまってほめられたのかが、よく分からない。よいことが立て続けにあると、次は悪いことが立て続けに待っているはずである。きっと。これから来る夏本番、人生の暗黒期に突入していきませんように。。と織姫と彦星にとりあえずに祈っておくことにした。怖いなあ。

嫉妬のBarbeque/夏/オレオ

夏?あぁ、夏ね。夏は青春の季節だと俺は思うよ。何故かって、大学生は夏に海とか山とかでBarbequeするじゃないですか。何でウェイな大学生はどこかしらでBarbequeしたがるんだよ……意味わかんねぇよ……。山に行ったら川でBarbequeだろ?海に行ったら浜辺でBarbequeだろ?何なのこれ、Barbeque強いられてるわけ?

いや、でも別にBarbequeする奴は皆んなアホみたいなこと言ってるんじゃなくて、何で最終的にBarbequeに至るんだろうって少し思っただけなんだけどね。俺だってBarbequeしてぇよ。男女比率が5:5のメンバーでBarbequeしてぇんだよ。だからBarbequeしてる奴ら見ると嫉妬しちゃってBarbeque何て……とか言っちゃうんだよ。全く俺ってばツンデレボーイだろ?いや、ただの嫉妬クソ野郎か。

でもさ、そりゃ嫉妬もするよ。だって世の中のウェイはBarbeque行って生意気ボディの水着の女の子とBarbequeできちゃうんだぜ?正直、男はBarbequeとかどうでもいいと思うんだよね、何が一番の目的かってそりゃ生意気ボディの水着の女の子を視姦することだよ。言わせんな恥ずかしい。可愛い子の無防備な姿をBarbequeをするという清らかな名目で間近に見れるんだから最高じゃねぇか。谷間。太もも。お尻。うん、最高じゃねぇか。

あぁ、俺も人生一度でいいから夏に可愛い子とBarbequeしてぇな。いや、別にBarbequeじゃなくてもいいよ。花火とかでも全然いいよ!露出は無くとも可愛い子の浴衣姿とかグッとくるからね。

つまり、俺が何が言いたいかと言うと――

青春したいんです。

言い訳:テーマがギリギリまでわからなかったので書く時間が無くて遅れました。

そんなのすぐに/夏/やきさば

梅雨が終わり太陽も本気を出してきた。
じりじりとわたしの生活するありとあらゆるところを照らして、わたしはだらだら汗をかかずにはいられない。体のいたるところを蚊に噛まれて、かいて、夏が終わる頃には跡になっているだろう。唯一の自慢の色白肌もどんどん焼けて、無様な小麦色になるだろう。少しでも膝を曲げてれば裏に汗がたまるし、人と寄り添えばベタベタする。わたしの寝床であるロフトも、この季節はもう暑くて寝られない。

でも、わたしは夏が嫌いなわけじゃない。

太陽に照らされてるのが嫌であれば、すぐ室内に入ればいいし、汗をかいたらタオルで拭けばいい。焼けるのが嫌なら日焼け止めを塗ればいいし、蚊に噛まれるのが嫌なら、虫除けスプレーを使えばいい。
ベタベタするのが嫌なら、クーラーきいた部屋で寄り添えばいいし、ロフトでねれないなら、いつものリビングで寝ればいい。
疲れて家に帰るとむわっとした空気が襲ってきて嫌になるけれど、それだってエアコンの除湿ボタンを押せば1発で華麗な勝利をおさめられる。

そう、夏は煩わしいことがいっぱいあるけれど、そんなのすぐに解消できるのだ。だからわたしは夏が嫌いなわけじゃない。

嫌い、ツライとか、悲しいとか恋しいとか、したいとか、その時に自分全部を投げ出すほど自分全部をいっぱいにした感情も、時間が経てばすぐに解消される。

こないだバイト先がもう潰れるからと解散会なる飲み会があったけど、その時の、悲しい、寂しい、ありがとうございましたは全部翌日になれば消えていた。むしろあの時のあの感情は嘘だったんじゃないかと思うくらい。

昨日、みんなで初めての挑戦をして、何度も何度も頑張って、徹夜で作業して、やっとそれを達成して、とびあがるほど嬉しかったけど、今日になれば全部消えていた。昨日のあの喜びは嘘だったんじゃないかと思うくらい。

今朝、授業に向かう時、暑すぎて死にたい、帰りたいと思ったけど、クーラーのガンガン効いた教室に入れば全部消えていた。さっきのあの感情は嘘だったんじゃないかと思うくらい。

全部消えてしまうたび、嘘だったんじゃないかとわたしはわたしを疑ってしまっていたけれど、人間そんなもんかと最近は開きなおってきた。
毎日感情をリセットしていくわたしにわたしは悲しさを感じていたけれど、人間そうじゃないと生活できないわけで、実際は、明日また朝が来るように、1年後には夏がまた来るように、あの時のあの感情は完全には消えていない。
それは記憶になって思い出になってきっとわたしの中に眠っているのだろう。その時その時に自分全部をいっぱいにした同じような感情を繰り返して日々生きていくのだろう。

だからかかってこい!夏!

夕立/夏/なべしま

ナルシシズムの塊のまま幽霊と成る惨状を、誰が笑ってくれるだろうか。人間は幽霊を見られない、という通例に則り誰一人とて気付いてくれず、電気の消えた信号の下、深夜二時を徘徊するのみ。

この十字路は見通しが悪い。
車二台分の車道を跨ぐように、細い道が一本はしっている。ミラーはあるが、歪曲した車道によりミラーの存在意義は搾取されていた。
なぜこのような危険な道路を作ったか。
交通事故の未来は確約されているではないか。私はこの道路の犠牲者であり、ならばこの犠牲を人柱とし、現状の改善に努めるべきであろう。ああ私の死の意味、と思ったところで自己嫌悪に陥り憎き道路に肢体を投げ出しひとしきり喚いた。

叫喚は気鬱の解消となる。
目は冴え冴えとし世界が煌めいて見える。この澄んだ目に看板が飛び込んできた。
『ほねつぎ』
とある。だがどう見ても傘屋であり、治療は受けられそうにない。珍妙、その上灯りが点いていた。
骨董は持て囃されるが錆びた洋燈はいかがなものか。世の蒐集家はこれがいいのか。ガラス戸は、ギヤマンとでも言うべき風情。店の主人も古ぼけていた。中は土間のようになっており、畳に座りハンチングを乗せ、こっくりこっくりと舟を漕ぐ。

延々と深夜二時を過ごした身。穴熊のような男でも愛おしい。
誘蛾灯につられるが如く、思わず扉をすり抜ける。
「いらっしゃい」
意外と敏感な男らしく、私が入った途端目を覚ました。
以下数分間、私が見えるのかという鋳型のような会話をし、ようやく彼が傘の骨を継いでいるのだと知る。
「梅雨が明けて閑古鳥、夕立が来るまで暇ですわ」
との言葉は嘘ではなさそうで、世に見捨てられたのであろうビニール傘の群れが畳の上に鎮座している。
「鎮座というより安置ですかな。奴ら棄てられてましたから」
とは随分な言い様である。
同様に道路に打ち棄てられた身としては同情を禁じえない。
夜通しそんな無意味なことをしていたのか、本当に暇なのだろう。
「まぁ兄さん、傘屋に来る用事は一つでしょうよ、骨直します」

さすが傘屋、鮮やかな手つきで私の脚を修理し瞬く間に一本のビニール傘に仕立てる。
それがあんまり自然だったので、真実私は人だったのか傘だったのかよくわからなくなってしまった。
私を畳の群れに加えるとまたこっくりこっくりやり始め、ギヤマンの滑らかな表面には青空が映っていた。昼間から寝るのは商売人としてまずいのではないか。傘であるから、文句はないのだけれども。次は大きな蝙蝠傘にしてほしいとは思う。

ピザとビール/夏/みくじ

ビール買ってきたんだけどさ、ピザ食べたくない?
ピザかあ。焼いちゃおうか。

レシピ出てきた。強力粉とドライイーストと、、
具!いっぱい乗せましょう!
どうせ冷蔵庫空っぽだし買いに行かないと。

とりあえずめっちゃチーズ乗せたい。
そりゃピザだから乗せるでしょ。
あ、チーズあった。
え、こんな多いの買うの?
いっぱいかけた方が美味しいでしょ。保存出来るし。
まあそうだけど。

卵切れてたよね?卵乗ってるピザ食べたい。
いいねえ。あととりあえずナスでしょ。マッシュルームいる?
めっちゃいるー!あのさ、卵乗せるやつさ、ホワイトソースにしようよ。ツナとか乗せて。

買いすぎた。
そうだね。流石に買いすぎた。

とりあえず生地作るか。
このレシピ3枚分だ。多すぎじゃない?
んー。まあ行ける行ける。
いや小麦だけで250だよ?
余ったら明日の朝食べればいいでしょ。

うわー。全然まとまらない。強力粉かった。
貸してみ。あー、、具切るのは任せた。
はーい。

小麦入れるから混ぜててね。
おっ、ホワイトソースっぽい。牛乳足す?
足す足す。

うわっ。めっちゃ膨らんでる。発酵してる。
これどうやって伸ばすの。

ピザソースっぽいのいっぱいかけた。
ナスナス。
玉ねぎこのくらい?
もっとー。そんくらい。ベーコン全部行っちゃうか。
いやいや多いよ。ストップ。

オーブン予熱出来ましたー。
はい、15分。

焼けたー!うわっピザだ!
ピザ!! あっっっつ。どうやって出すのこれ。
そっち抑えててー。
はいよ。これ皿?
あ、切り分けてないから待って。

グラス冷やすの忘れた。
まあいいでしょ。はい。乾杯。
かんぱーい。