I Took A Pill In Ibiza /曲/オレオ

俺の名前は✖✖、俺は小さい頃から英才教育を受けていて留学経験もあったから英語もペラペラだったし、スポーツも音楽も大体なんでも出来きた。大学ではテニスサークルに入って毎日のように遊び歩いていたっけ。友達は誰よりも多く、サークルの中でも人気者のポジションで、可愛い子が俺と付き合うために列に並んで順番を待つかのようにモテた。親は政治家をやっていて、金に困ったことは一度も無かったし、それどころか親の金を使って学生の身分でポルシェを乗り回したり、高級ブランドを身に付けたりして好き放題やってた。別にそれに何の負い目も感じたことは無かったし、むしろこれが勝ち組の宿命なんだと感じてた。皆んな俺と何らかの形で繋がったり、親しくなるために媚を売ったりして来たのが見え見えだったが逆にそれが気持ちよかった。自分より劣っている人達を見下して優劣感に浸るのが最高だった。

有名私立大学を出た後は、大手外資系コンサルティングファームに就職して20代後半で年収1000万近く稼いだ。最初から金に困ったことは無かったが、親の金に頼らずともどうにか出来てしまう自分は天才なんだと、自尊心に拍車をかけた。相変わらず言い寄ってくる女は絶えず、色んな女を抱いては高級ブランドを買い与えたりしてやった。自分が利用されてるなんて一度も思ったことが無かったし、逆に高級ブランド如きで媚を売ってくる奴らを見下してさえいた。

世の中俺を中心に回っていると錯覚するほど全てがうまくいっていた。

金は腐るほどあったし、仕事もやりがいを感じなくなった次の日に辞めた。全てがうまく行きすぎて退屈していた。そんな時、俺は刺激を求めてFXに手を出した。天才な俺ならFXすら上手いことやって安々と儲けてしまうだろうと、そう確信していた。だが、それは間違いだった。FXで大失敗して俺が今まで築き上げたものは塵のように消えて行った。だが、今までの生き方を捨てることだけは自信のプライドが許さなかった。そして俺は多額の借金をしながら今まで通りの勝ち組の暮らしを続けた。

ある日、親しい友人の一人が俺にこう言った

「どうやったらお前みたいになれるんだよ」

そこで俺は悟った。俺の人生は全て金で買ったまがい物なんだったんだと。もし、こいつが俺のことを知ったらこいつはきっと離れていってしまうのだと。

これは✖✖の悲しい悲しい歌。

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「I Took A Pill In Ibiza /曲/オレオ」への2件のフィードバック

  1. 歌詞の邦訳を読んでみるとまた違った印象を受けます。前半に比べ主人公が借金を重ねるようになってからがやや短く感じるので、バランスがもう少しとれていると良いと思います。

  2. 全体的に〜た。〜た。の連続で、味気ない感じがする。特に、失敗して悟りを開くまでの過程が少々雑で、状況や気持ちが転じた感じが薄まってしまっているので、もう少し力を入れてもいいのではないか。

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