一万回間違ったって恋や愛をやめられないさ/曲/ネズミ

 

失ってから初めてその大切さに気付く。こんなのありきたりな言葉でもう聞き飽きたなんて思ってたけど、いざ自分がそうなってみるとこんなにぴったりな言葉ってない。私、あなたと付き合う前って何をしてたんだろう。あなたと一緒にいる生活が当たり前になりすぎてて、そんなことすらも思い出せない。一日がこんなに長いだなんて知らなかった。

おはよう、おやすみって何気なく交わしていた言葉も、今では一人きりの部屋に吸い込まれていくだけ。すべてが独り言として片づけられてしまう。あちらこちらにあなたの面影が転がっていてつらい。あなたはもうこの部屋にいないはずなのに、私はまだあなたを追い出すことができていない。

テレビを一緒に見てお腹が痛くなるほど笑ったときもあった。ケンカしてひどい言葉を投げつけられ、深く傷ついたときもあった。良いことばっかりだったとは決して言うことはできないけど、今ではその全ての思い出が愛おしい。ひとかけらも取りこぼしたくないって思うの。

なにか一つ願が叶うのだとしたら私は迷わず言う。私たち、もう一度恋人に戻りたい。

 

 

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一度、僕は君に何をしてあげられているかってことを考えた。だけどいくら考えたところで何も出てこなかった。本当に情けないって思ったよ。僕は君にとっての何だったのだろう。こんな男でごめん。僕には君と一緒にいる資格なんてない。僕は君を愛する余裕をなくしてしまった。

所詮、僕らの関係はお子様のお付き合い程度のものだったのかもしれない。君がこんな僕のことをまだ好きでいてくれているっていうのは知ってる。それを聞くと僕は心が痛い。でも僕らだっていつまでも子供のままなんかじゃいられないんだ。だから友達に戻ろうなんて生ぬるいことは言わない。二人という関係から卒業しよう。

僕よりも優しくていい人なんていくらでもいる。そして君みたいな素敵な人だったらそんな人にすぐ巡り会えるはずだよ。こんな突き放すような真似をして本当に申し訳ないと思っている。ただ最後にこれだけは言わせてほしい。

君が好きだった。

(My Hair is Bad 「卒業」)

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「一万回間違ったって恋や愛をやめられないさ/曲/ネズミ」への1件のフィードバック

  1. 割と歌詞をそのまま文章にした感じかな、と思うので、もう少しひねりが欲しい。ストーリーをつけてみるとか、情景描写を含んだ小説にするとか。もちろんこういう形の文章もいいのだけれど、元ネタの歌詞と酷似してしまうともったいないので、もっと発展させるとより良いかも。
    女の人の言葉と男の人の言葉の書き分けができているけれど、特に女言葉がわざとっぽくなりがちなので、その辺を自然に書き分けることができたらすごいと思う。自分の言葉にしてみるにはどうしたらいいか、私には分からないけど。

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