ひとめぼれ?いや、こしひかり/気になるあの子/さくら

一目見た段階でかわいいなあと思っていた。

多分恋愛感情ではないと思うんだけど、初対面の段階でなにか他の女子とは違う雰囲気をまとっているように脳内で補正されていたように思う。どこか小動物的な、すごく愛玩欲求をそそるような感じがした。

自分は割と人のことを気にすると視線が勝手に向いてしまうきらいがあるので、御多分に漏れず多分相当チラチラ見ているんじゃないかと思う。半分くらい無意識、残りの半分は意識的に。昔から、この癖のせいで誰か好きな人ができると3日もしないうちにバレてしまい、本人に伝わってしまうという流れであった。そうしていつも芽を摘まれてしまって、僕に恋愛のチャンスが回ってくることはこの20年全くなかった。

今回はどうなんだろうと思う。これまで感じてきたそうした感情とは違うものの、やはり他の女子とは何か自分の中で違って見えている気がする。強い印象があるためにそれだけが記憶に残っているのかもしれないが、偶然というのは言いすぎなほどによくキャンパス内で遭遇しているような気もする。ヘタレなので、会ってもろくに話すこともできないが、何かこう、心の中で「やったぜ」とガッツポーズ的なものをしている自分がいるのも確かだ。茶柱でも立ったかのような。

そしてもう完全にストーカーなんですけど、やたら目が合う気がするんですよね。そりゃこっちがよく視線向けてたら可能性も上がるわ、って論理的に考えれば簡単に証明できてしまう気もするのですが、これまで勝手に片思いしていた相手に比べると、もしかしたら自分にもワンチャンあるんじゃないかと思えてしまうシチュエーションって感じがする。2人にしかわからないアイコンタクトっていいですよね。

まだ性的衝動に駆られている気がしないので、恋愛感情ではないと帰結させてはいるものの、まあ進展したら嬉しいは嬉しいですよね。うん。でも見てるだけのほうがいいのかもしれない。そんな気もする。昔から自分のポジションってそこだったから、どうしても少し離れてかわいい女の子を眺める立場の方が楽なんですね。実際にルートに突入すると、大概自爆して好感度を下げるハメになるから、なら最初から眺めるだけにしておけば好感度はプラマイ0のまま、って思ってしまうところが、いかにも彼女いない歴20年らしい思考回路ですね。

いろいろ書き連ねてみましたが、「結局その感情は恋愛なのかハッキリさせろ!」って感じですよね。すごくわかります。でも今は自分でもわからない感情なのです。ギャルゲーでいえば、どのルートに突入するかわからない状態でシナリオを展開させている状況ですね。まあそのゲーム、絶対バッドエンドですけどね。

一回お菓子に媚薬でも仕込んで差し入れしてみたいですね。はい。

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「ひとめぼれ?いや、こしひかり/気になるあの子/さくら」への3件のフィードバック

  1. 逃げてないのはすばらしい。クラスの違うカレと校庭内で偶然会った時心の中にガッツポーズという感情は共感できます。中1の時に同じことやってました。最後のオチがいいですね。「媚薬をぶっ込む度胸があればとっくに話しかけてる」という自明な事実を踏まえれば。

  2. 目がよく合うような気がする、それだけで特別な感じがする、というのはよくわかります。自分の中の感情の矛盾がよく描写されていました。

  3. 直球の文章、好きです。表現が素直だったりたまに比喩が入ったり、自分のことをすごく冷静に判断できているなあと思いました。語り手が三人称の小説のようで。

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