思い出せるような、彼/気になるあの子/仄塵

今までの人生の中で、私は何人とすれ違ったのか。また何人と会話を交わし、何人の心をちらっと覗くことが出来、何人の心に痕跡を残したのか。

↑あまりにもクソみたいな文章だね。締め切りも迫ってるし、とにかく何かを書かないと、という一心で書いたヤツは。

人という対象はあまりにも重い。できればモノだけを身の回りに置いておいて欲しい。しかし人相手のやり取りをやらないとーーたとえ他人に見せ付けるためだけにやっているとしてもーー地球という文化圏では障害者扱いされてしまうから嫌だ。

しかも一人の異性について文章を書く。これは告白文の公開発表のほかに何があり得ると言うのだ。悩ましい。いつもこのような葛藤に悩むから人間関係の処理に手こずってるのだなと思った。この文章の意義は書くという行為自体、あるいは手がキーボードに伸ばす以前の時間にある。

↑なんて早々保険を掛けたりして、もういい加減に本文に入らないと。

 

誰かに似てると言われたことある?新しいものを認識する時は、知っているものから類似なのを探すのは自分の慣用手段だ。しかし有名人とかじゃなくて自分の世界に存在していた人と似ているなんか思ったら、そこにはすでに取り込まれた私がいる。

彼は高校のクラスメイトだった。教室の後ろに座る人たちはいつも何かの共通点がある。その「席の近い人たち」の男女グループに彼も自分もいた。ちなみに卒業のひと月前にその中からカップルが成立した。女の子は自分の親友だった。放課後の帰り道に相談もされた。

同級生とはいえ、彼の性格が子供っぽいからみんなに愛されていた。しかし「子供っぽい」について本人は否定し続ける。男の友たちからも「お前仕方ないな」と甘々に扱われていた。当然好きとかは思わなかった。むしろ妄想の対象ならいつも彼と一緒に行動するあの身長の高い、顔立ちが欧米人みたいな男の子だった。

似てるのはなんとなく顔、客観的に見れば違うかもしれない。だが一度成立した結び付きは心の中に確かなものとなって、それを原因に特別なプログラムが発動する。気になるってもう普通の気分じゃないのかもしれない。さりげなく振舞っても、本当は何かを狙っている。

急に誰なのか種明かししたくなくなったから、ここら辺にしときます。

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「思い出せるような、彼/気になるあの子/仄塵」への3件のフィードバック

  1. 好きになった、ではなくても、かつて気になっていた人のタイプが以降出会う人に重なることってなんかわかります。歴代好きになった人を並べると、何か共通項があって、それからその共通項に当てはまるひとを探すようになるんですよね。それが緩いと、男子が20人もいれば誰かしらには当てはまるくらいのモデルに落ち着くんじゃないかって気がします。

  2. 序盤のところで「お、1人を選べなかったやつかな?」と思ってしまいましたがそこから重い腰をあげるようにして文が連なっていくのが、綺麗と思えました。関係ない他の人間ですら誰かの面影を思い起こさせる人がなんとなく特別に思えるというの、分かります。

  3. 好きになる人は、似ていなくても何か似ているものを感じてしまう、とういのはよくききます。さりげない行動も、本当は何か期待しているというのも共感できます。

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