謝罪/気になるあの子/杏仁

世間って意外と狭い、そう思うことはよくあります。

初めて大学に行った日、人文のオリエンテーションで、ある3年生の先輩が話しかけてくれました。

その人はテニスのサークルに入っていたらしくて、そのあと何回も新歓のイベントの誘いをいただきました。

私は極度の人見知りで、あまり新歓のノリが得意ではなかったので、行けたら行きます的返事を毎回返して、結局一回もイベントには行きませんでした。

まあ、新歓なんてそんなもの。もうその人と関わることなんて滅多に無いのだから。適当にしておけばいいや。そう思っていました。
その時は考えもしませんでした。
まさかバイト先が同じになるなんて。

私は6月から初めてのバイトを始めました。
横浜の賑やかな居酒屋です。

最初はその人がいることなんて知らなくて、バイトのLINEグループに入った時に驚愕でした。
、、、この人、見たことある。

初めてその人とシフトが被った日、私の気まずさはMAXでした。

どうしよう、私のこと覚えてるかな。
なんなら忘れててほしいな。
なんて思っていて、今更ながら申し訳ない気持ちが溢れまくっていました。
でも、その人は気さくに私に話しかけてくれて。

なんて心が広いんだ、と思うと同時に、やっぱり申し訳なくなりました。
あんなに適当に全部断ったのに、優しく接してくれて本当は嬉しかったです。
私は感情が顔に出ないらしいので、その気持ちもきっと伝わってないんでしょうけど。
一回くらい新歓行っておけばよかったなあ。
なんて、今なら思います。
何気ない人との出会いは大切にするべきだ、とはよく聞くけれど、こんなに肌で感じたことはありませんでした。こうやって、かけがえのない出会いを今まで無駄にしてきたのかもしれない、と思ったらすごく勿体無いことをしているように感じてきました。

これからは一つ一つの出会い、大事にします。
その場しのぎで、適当にあしらうのやめます。
まあ、今やその人とスタジオまで一緒になっているので驚きです。
仲良くしてくれてとても感謝しています。
あの時はすいませんでした。

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「謝罪/気になるあの子/杏仁」への2件のフィードバック

  1. 「やたらよく会うな」の子であり、気になる子ではないな。出合いを一つ一つ大切にすることはないじゃないですか。取引先のお客様ではあるまいし、スルーしていることは興味がないということでよいではないでしょうか。無意識的に安全で安心な相手の選んでるだけのことだと思います。

  2. 巡り合わせというのは凄いものですね。後半の方、謝罪と感謝が混同して表現されているのは本人の心境としてリアルだとは思います。ただ少し読みづらさも感じてしまいました。

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