もうひとつの人生/片付け/ピエロ

 

小学生の頃にいじめられる側もいじめる側も両方経験済み私は、この世界に存在する同い年の誰よりも、いい性格が出来上がったと思っている。

 

 

時々ふと考える。どうして、いつから、こんな生き方するようになっちゃったんだろう。

 

嘘もつく。キャラも作る。むしろ、キャラに忠実に日々生きている。そんなことをしているから自分を見失った。発言、行動、すべてが計算によるものであるかにように思えてきて、本当の自分は何がしたくて、どう思っているのか、わからなくなった。そんな自分にふとしたときにガッカリするし、ありのままの自分でいたいと思う。そして考えているとありのままの自分が何かも分からなくなり、ついには作っていたキャラに自分が侵食されて、時間の問題でキャラが自分になってしまう。

 

でもそんな出来合いの私のことを必要としてくれる人がいる。自分の需要があるということに対する快感はたまらない。「マジで面白い」「優しいね」「ありがとう」と言われるときといったらこの上なく嬉しい。それだけでよかったんだ。その言葉を待ってたんだ。

 

私は他人に生かされている。他人に言葉をかけられなくなったら生きていけない。私は一人では何も出来ない。

 

だから決めた。プロになろう。とことん誰かのために生きよう。私を必要としてくれる人がいる限り、このキャラとももはや言えぬ形の自分をその人たちのために貫き通そう。

 

こういう生き方を楽しんでいることも、寂しいと思っているのも事実である。今までこう生きてきてしまった手前、今更もうこの生き方をどうすることもできない。この生き方を覚える前に生きていた生き方を忘れてしまったし、こうしか生きる居場所がない。この生き方を変えてしまったら、自分は必要とされなくなりそうで怖い。

 

 

だから、一度全てをリセットしたい。この世界の私以外の全員に死んでほしい。こういう生き方してなかったら生まれなかったであろうこのひたすらごちゃごちゃした矛盾した模様を拭い去りたい。無限ループの思考回路、答えが出ないとわかっている。解放されたい。 

 

あなたの中にある私の記憶を全て失くした状態で、どうかもう一度私に出会ってください。

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「もうひとつの人生/片付け/ピエロ」への3件のフィードバック

  1. 自分のことは自分がよくわかっているようで、実は灯台下暗し、近すぎて見えていないように思います。他者は鏡で、その鏡に映った姿でしか「自分」というものを捉えられないのです。
    でもその鏡の表面は、人によって歪で単一ではないので、反射した像は元のものとは違って当然なのだろうと思います。
    なんか知恵袋のお節介助言みたいだなぁ(笑)。

  2. 私自身承認欲求の塊なので他人に生かされているっていうのはわかります。
    最初の段落のいじめといい性格のつながりはよくわからなかったです。
    こういう考えに陥ると、私は自分がしにたくなるんですけど、周りにしんで欲しいと思う発想は面白いなと思いました。

  3. キャラを作る自分も本当の自分ですよ。あなたのキャラを作れるのはあなただけです。
    疲れるならやめればいいし、自然と作ってしまうならそのままでいいと思います。

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