浦島清太郎/大作戦/jboy

 あるところに、浦島清太郎という煩悩の塊が住んでいました。

ある日、いつものように海辺を散歩して水着ギャルたちを観察していると、一匹の亀が近所の悪ガキたちにいじめられていました。清太郎は亀を助けることで、ギャルたちから「清太郎さん、亀を助けるなんてステキ!」と思われるのではないかと思って、

「これこれ、亀をいじめたらかわいそうだよ(棒読み)」

と言って、子供たちから亀を助けてやりました。ところが、ギャルたちはビーチボールで遊んでいました。清太郎は残念そうに家に帰りました。

 

 数日後、またいつものように清太郎が海辺を歩いていると、見覚えのある亀がいて清太郎に話しかけました。 

亀「浦島清太郎さん、僕は先日助けてもらった亀です。乙姫様があなたを竜宮城へお連れしなさいというので、お迎えに参りました」

清「だめだよ、今日は伊勢佐木町のキャバクラで、マイちゃんと楽しくお話しする予定なんだから」

亀「竜宮城はキャバクラよりきっと楽しいですよ」 

清太郎は疑っていましたが、とりあえず竜宮城へ行ってみることにしました。

清「もしもし、マイちゃん? こないだ亀助けた話したじゃん? そしたらその亀がお礼に竜宮城連れてってくれるみたいだからさ、今日お店いけなくなっちゃった。うん、ごめんね。お土産買って帰るからさ、また今度ね」

清太郎はマイちゃんに電話をかけ終えると、さっそく亀の背中に乗り竜宮城へ出発しました。

 

 竜宮城はたくさんのきれいなサンゴに囲まれ、魚が泳ぐとてもきれいな場所でした。清太郎はお城の中の大きな部屋に案内されて、豪華な料理をごちそうになりました。

清太郎は大変満足していましたが、ぱいおつかいでーのぴちぴちギャルでも出てきてくれたら申し分ないと思っていました。たくさんの魚たちが舞を踊ってくれましたが、どうせ魚ですのでいまいち盛り上がりに欠けていました。「ひょっとして乙姫様って、めっっちゃごつい魚なんじゃね?」と思ったりもしました。

 

 宴も酣、いよいよ乙姫様が登場しました。

乙「浦島清太郎さん、此度はうちの亀を助けていただき本当にありがとうございました。どうぞごゆっくり」

清「え、、あ、はい、、あの、、」

乙姫様のあまりの美しさに清太郎は口も回らず、すっかりホの字でした。それを見て乙姫様も、魚たちも笑っていました。

 

 こうして清太郎は地上のこともすっかり忘れ、竜宮城で時を過ごすうちにいつしか乙姫様と恋仲となっていました。しかし母が清太郎の帰りを待っていることを思い出し、乙姫様にこう告げました。

清「乙姫さん、私と一緒に地上で暮らさないか?(イケボ)」

乙「清太郎さん。お気持ちはうれしいのですが、私は地上へは行くことができません。悲しいですがお別れしなくてはならないようですね。でも、地上で私を思い出して寂しくなったらこの玉手箱を開けてください」

そう言って乙姫様は、清太郎に玉手箱を渡して、涙ながらに分かれました。

 

 

 地上に戻ると、すっかり辺りの景色も変わってしまっていました。清太郎は乙姫様のことを胸の奥にしまいつつ、これからはまっとうに生きていこうと思いました。 

 しばらくたったある日のこと、清太郎はどうしても乙姫のことが忘れられず、彼女の言葉通り玉手箱を開けてみることにしました。

玉手箱を開けると、中から白い煙が黙々と出てきました。すると、清太郎は竜宮城のこと、乙姫様のことをすっかり全部忘れてしまっていました。

 

 清太郎は、何が起こったのかはわからないけれど、ふと思い出したようにマイちゃんに電話を掛けました。

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「浦島清太郎/大作戦/jboy」への2件のフィードバック

  1. 全体的に言葉のチョイスが古い!笑
    まあでも案外人助けとかの動機って不純な気がするので着眼点は面白いと思います。
    もう少し文全体の勢いとテンポが上がれば楽しく読めるかなぁと。

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