生きのばしたら/大作戦/T

Theピーズの「生きのばし」という曲を、最近よく聴いている。いつも歩きながら何か聴いてるウォークマンで、同じ曲をリピートすることってあまり無いのだけれど、長くない曲だし、なんとなく何回も聴きたいなと思って、1度に3回くらい繰り返し再生してしまう。なんでだろう。

Theピーズは日本の3人組のバンドで、高校生のときに人に教えてもらってから、好きで聴いている。曲に流れている温度が、自分の生きている人生の温度みたいなものと合っている気がするから。今は好んでいるけどそのうちあんま興味なくなるだろうなって思うものが自分の周りにはあるけれど、ピーズの曲はこの先もなんとなくずっと付き合いそうだなあと思う。

「生きのばし」は、バンドのあるアルバムの1曲目に入っている。曲のタイトルを見たとき、「生きのばし」ってなんか変な日本語ーって思った。「生きのびよう」とかじゃなく。

でも曲聴いて、そうか自分が生きてる感じって、生きのばしてるのかーと、言葉に変に納得した気持ちになった。色んなものに反骨心みたいなものは持ってるつもりでも、「くそっ、生きのびてやるっ!」みたいなギュっと力強いものは押し出せないまま、惰性で人生を続けてる。寝たら絶対明日の朝来ちゃうし、大学とバイトちゃんと行かなきゃもっとめんどくさくなるなーとか考える。生きたいか、生きたくないかで言ったら、生きたくないのにな…(朝はね。)

 

 

この先も生きのばしつづけたら、どうなるんだろうって考える。明日よりも、もっと先のこと。

 

ちょっと脇道にそれて。たまにバラエティー番組で、人気芸人の初テレビ映像とかいって、芸人さんが番組スタッフに昔の映像を引っ張り出されてるのを見たりする。画質の悪い過去映像の中の芸人さんは、まず芸風が今と全然違ってたりしてて面白い。あと着てる服がボロかったり、目つきがやけに鋭かったりして(ジャックナイフとかよく言うか)。緊張と不安でこわばった10数年前の自分の姿を、恥ずかしそうに見てる芸人さん。基本昔の自分を嘲笑するようなことを言ってるんだけど、「そのまま何とか続けてたら、こうやってよくテレビ出れるようになるよって言ってあげたいですね。」とかポロッと出す人もいたりして、ふーんってなる。

 

色んなことを棚に上げたときだけだけど、今のまま生きのばーし、生きのばーししてたら、自分がどんな所にたどり着くのかはちょっと興味が持てたりする。期待などは全く持てないし、10年とか経ってもあんまり変わらないような気もするけど。でもこの曲(とくに最後の方)とかを、今とはまた違った思いで聴けるようになるんじゃないかとは思うのだ。そして、そんなことだけで、生きるのってなんか面白くねって思ってしまう自分もいて、ちょっとドキッとしたりするのです。(夜だからかな)

 

 

 

 

 

(書いてたら、「大作戦」のこと忘れてました。ごめんなさい…)

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「生きのばしたら/大作戦/T」への1件のフィードバック

  1. 全く大作戦どころじゃないけど好みの文章でした。いきのばしかー、というかんじ。聞いてみたらなんとなく好きで、いいなあ、と思ってそれ以上言葉が出ない。朝と夜の生きることへの少しの希望の違いもよくわかる。あまりに大作戦じゃないけど、いきのばしてこれからも生きて行くという意味の大作戦として捉えた。

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