あまいやつ/食レポ/奴川

この間、鎌倉の甘味処、「茶房雲母」さんに行きました。有名なところなので行ったことがある方もいるかもしれませんね。テレビでもたまに紹介されています。かくいう私もテレビで知りました。

 

店内に座って一息ついた時、すでに私はくたくたでした。この店に行くの、めちゃくちゃしんどいんですよ。まず鎌倉駅を出たら、寺すら無い住宅地の坂道を15分も登らなきゃいけないんです。有名な寺とは逆方向にあるので観光気分すら味わえません。到着した後も正直地獄です。土日なら数時間は平気で待ちます。私は2時間待たされました。店内に入ると、黒髪のかわいいお姉さんが「寒いなかありがとうございます」とほうじ茶を出してくれます。食べログでおすすめされていた抹茶白玉あんみつを注文しました。で、出てきたのがこれです。

 

 

完敗です。ひと目見た瞬間に、寒い中待った甲斐があったと思わされました。自分の美味しさをありったけの力でこちらに訴えてきています。白玉の配置からあんこの場所まで、女子が何を求めているのか完全に理解している顔をしています。イケメンだ。

 

それでは、いたただきます。私は一回ほうじ茶を口に含んでから、つやつやの白玉をスプーンですくいました。大きすぎてスプーンの皿から少しはみだしています。白玉ととなりあっている抹茶アイスをすこしだけ白玉にのせるようにしてからそれを口に運ぶと、口に白玉の温かさが広がります。そう、ここの白玉は作りたてを出しているので、すこし温かいのです。白玉の温かさがアイスを優しく溶かしていきます。むっちりとした噛みしめるごとにお米の優しい甘さが口に広がります。

 

いくつか白玉を堪能すると、下に隠れていたフルーツあんみつが姿をみせます。寒天はひんやりとしていて、ゆるやかな甘さに浸かっていた舌をきゅっと引き締めてくれます。普段は懐かしくチープな味がする缶詰みかんも、この白玉たちの中ではきりりとした表情を見せます。酸味によってお椀全体をまとめあげてくれるのです。

 

この量(お椀というよりはどんぶりサイズ)のあんみつなんて食べ飽きるんじゃないかな、とも思っていたのですが、飽きのこない味で、最後までおいしく食べられました。ごちそうさまでした。でも、これで終わりではありません。このお店では、食後に昆布茶が出てくるのです。薄く緑に色づいた普通の昆布茶なのですが、どんぶりであんみつを食べた身にはこのしょっぱさが染みるのです。こういう心遣いが人気店の理由なのだろうと思います。

 

そんなわけで茶房雲母さんの紹介でした。夏はかき氷とかもやっているようだしまた行ってみたいです。誰か一緒に行きませんか。

0 votes, average: 0.00 out of 50 votes, average: 0.00 out of 50 votes, average: 0.00 out of 50 votes, average: 0.00 out of 50 votes, average: 0.00 out of 5 (0 投票, 平均点: 0.00,  総合点:0  |  
投票する為にはユーザ登録する必要があります。
Loading...

「あまいやつ/食レポ/奴川」への3件のフィードバック

  1. これまた美味そう。
    出されたあんみつと、お店への愛を感じる文章でした。描写も細かくて、的確でした。

    今回は構成が決まっているので、どうしても皆似たり寄ったりの文章になってしまい、どの文章も既視感が拭えないように感じました。その中の一つという印象が強く、それでも個性をいかに出していけるかが難しいところですね〜、

  2. 良さが伝わる文章だったが勢いは感じられなかった。そこが残念。つやつや、むっちりとかの表現がもっと印象に残る書き方はできないかな?あと写真、もっと美味しそうに取れると思う、お茶などは移さぬようにし、角度を少しつけて。

  3. めっちゃうまそうなやつ食べてるやん!!抹茶好きとしてはめっちゃ羨ましい。
    丁寧に食べるときの状態を説明してくれているから、もっと写真があってもよかったかも。スプーンから落ちそうな白玉とか写真で見たかった。あと、意外とさらっと終わってしまった印象があってもったいなかった。他のお客さんに目を配ってみたり、他の具材に注目してみたり、完食するまでの過程をじっくり説明してほしかったなあ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。