母からの贈り物/食レポ/いせ

某日、午後5時15分。
はぁはぁと息を切らしながら早めに歩いたかいあって、いつもより若干早く帰宅完了。大学来たての頃はきつくて仕方なかった片道1時間の通学も、5階建てにもかかわらずエレベーターのない学生会館も、ようやっと慣れたみたいだ。

「お帰りなさい。あ、お荷物届いていましたよ。」

館長さんだ。確認してみると、色んな人の荷物に紛れて私宛のダンボールがひとつ置いてあった。差出人欄には私の母の名前が母の字で書いてあった。

帰宅路ですでに体力を消耗していた私は、えっちらおっちら、大きめの段ボール箱を最上階の自室まで運ぶことはなかなか骨だったが、実家からの贈り物というのは存外嬉しいものだ。
母からの荷物、なかみは何だろうか。きっちりと封をしてあるガムテープをびびびびっと一気にはがしてゆくと、最初に顔を出したのは可愛らしい柄の封筒だった。手に取るとじゃらりと音を立てたので、もしやと思って開けてみると便せん3枚と百円玉が11枚。きりの良い10枚ではないところに母の愛が感じられる。きっとそのとき財布にあっただけの百円玉全部を封筒に入れてくれたのだろう。
ありがたいとしかいいようがない。

さらに段ボールの中には、カップ焼きそば、カップうどん、チョコレートとスナック菓子、レトルトスープに胡麻豆腐…胡麻豆腐?

***

…というわけで今回食レポさせてもらうのは「胡麻豆腐」でございます。
当初の予定では現在放送中のアニメのコラボカフェなるものに赴き、コラボメニューを食すはずだったのですがちょうど良いタイミングでいいものが手に入ったので予定変更しました。ところで前節ではすこし小説チックに書いてみたのですがおそらく最後までもたないので、以下文章は通常運転でいきたいと思います。

さて、話は胡麻豆腐です。
皆さん日常的によく食べられますか?胡麻豆腐はゴマとくず粉を原料とした精進料理のひとつだそうです。だから「豆腐」といえど大豆は使われていないので、普段味噌汁の具とか冷や奴として口にする豆腐とは性質が少し異なります。

余談ですが、私出身が福井でして、県内にある曹洞宗の本山永平寺は胡麻豆腐がお土産とされることもあります。そんなわけで胡麻豆腐にはちょっとだけ勝手に親しみを感じております。

前置きが本編になってしまいましたが、ともあれ食べてみましょう。今回送られてきた胡麻豆腐は“金”胡麻豆腐と“黒”胡麻豆腐。味噌だれがついていますがまずは何もかけずにいただきます。ふむ、見た目はとっても簡素で一見しただけでは、純和風な高野豆腐あるいは羊羹のよう。でも控えめにつっついてみるとぷるぷるっとふるえるのに茶目っ気を感じます。では一口……うーん、けっこうネットリしてて…強いて言うならわらび餅の口当たりに似てるかも。触感からはプリンが連想されますが食感も味もそれとは全然違っていて、ゴマの香ばしい風味とくず粉による透き通るような無味が両方体験できます。

さらに付属のみそだれをかけていただいてみましょう。…味噌をかけるとゴマのすこし脂っこい感じが和らいで結果的に味自体は濃くなるので食べやすくなるかもしれませんね。ただ、かけ過ぎは禁物です。たった2つだけの原料の繊細な風味がかき消され、もはや味噌を食べている気分になってしまいますから。

いかがだったでしょうか。私自身は全くもって胡麻豆腐の魅力を伝えられた気がしませんが、私の語彙力、文章構成能力の向上はこれからに期待、ということでひとつよろしくお願いします。

ということで胡麻豆腐を食べて実際にその不思議な食感と風味を味わってみてください。スーパーにも普通に売ってますから。
ぜひ今晩のおかずの一品にでもどうぞ。

※画像挿入やり方わからなくてできませんでした。すみません。

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「母からの贈り物/食レポ/いせ」への2件のフィードバック

  1. 胡麻豆腐は食べたことがなかったです。胡麻の豆腐って味あるのかなあ、って思ってましたけど、金のほうは風味があって、黒のほうは無味なんですね…黒がオーソドックスって思ってたので少し驚きました。
    食レポ本編が短めで前半のしわ寄せみたいになってしまっていて、惜しいなあって感じました。

  2. 胡麻豆腐、豆腐だと思って食べたら粘度が高くて「なんじゃこりゃ!?でも旨い!!」ってなった記憶があります。味噌をつけると美味しいんですよね、たまに食べたくなってでも買う勇気が出ないという一品です。
    前半の小説っぽいところ、試みは良いと思うのですが、もう少しさっぱりとした描写にしてもいいかもしれませんね。
    食レポに持ってくるまでの導入として、ある程度食に関する話題から入ってみたり、さも無ければ部屋でダンボールと対面するところから始めたりするとすっきりするかと思います。

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