いつもありがとう/あったかい/杏仁

コタツを買ってしまった。

一人暮らしを機に、その恐るべき威力を知らないまま安易にコタツを購入してしまったのが大きな間違いだった。

私の実家にはコタツがないので、おじいちゃんの家に遊びに行くとその温もりを頂ける程度の存在でしかなかったせいもあって、コタツが家にあるということに大きな憧れを抱いていたのだ。

冬になって初めてコタツを出した時、こんなに幸せなことがあるのかと感動した。家に帰ってこんな暖かいものが待っているなら、快適に過ごせる上に一人暮らしの人肌恋しい感じも紛れてオールオッケースーパーハッピーじゃないかと思った。
しかし悲劇はすぐに訪れた。

朝起きて布団から出て、暖かいコタツに入ってテレビを見ながら朝食を食べるという優雅な時間を過ごす。時計を見るとまだ時間に余裕があるから少しゆっくりしようと考えて、コタツに全身を突っ込む、、、。
いつもなら、15分くらいで立ち上がって準備を始めるところが、なんと、そこからぐっすり眠りに入ってしまったのだ!!

ああ、なんてコタツはすごいんだ。一瞬で人を眠りにつかせるほどのリラックス感を与えてくれる。なんて有能なんだ!!
、、、そうして優雅だったはずの朝はどこかに走り去ってしまった。

そんなこんなで学校に行って、授業を受け、寒い道を歩いて帰宅して、とりあえずコタツをONにして冷え切った手足を暖める。一旦温めないとね、動き出せないからね、仕方なくね。本当はすぐ課題して洗濯とかもしたいんだけどね。とりあえずね。
、、、気がつけば夢の中。(デジャヴ)
目が覚めた頃には10時を過ぎていて、それから色々してたら寝るのも遅くなって、また眠い朝を迎える。

そんな毎日が繰り返されている現状。
どうにかしなきゃな。クズ大学生みたいになってるな。本当にどうにかしよう。優良学生になろう。よし。コタツの電源をとりあえず入れるのをやめたらいいんじゃないか。脱コタツで、脱クズを目指そう!!!

 

 

…ま、そんな私は今あったかいコタツに寝っ転がってこの文章を書いてるわけですが。

 

 

伝えたいことはただ1つ。

ゴミみたいな生活でも君との毎日が幸せです。ありがとうコタツ。

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「いつもありがとう/あったかい/杏仁」への4件のフィードバック

  1. コタツ、なんて素敵な生活。人をダメにするクッションと闘えるほど魅力的な存在ですね。
    軽快な文は緩急がついており、また言葉遣いも楽しいです。ただ、始め!オチ!終わり!くらいの文章の展開の早さなのでバランスが悪い気がします。オチまでの長さがもう少し欲しいところで、なんならコタツでの時間の流れのように、まったりもったりズルズルとコタツセールストークを読んでいても良いのではないでしょうか。

  2. 可愛らしいというか(気に障ったらすみません)、素朴な等身大の文章という感じがしたので親しみやすくて読みやすかったです。

    どこか淡々と進みすぎるような印象も受けました。締め方を見るに、コタツへの愛情が冒頭から終わりまで満遍なく挟まれているとさらに心に残るかもしれません。

  3. 普通に言いたいことが明確でわかりやすいしダイレクトに伝わってくる感じの書き方がいいと思う。けど、中身がありきたりというか新鮮味がないと正直思った!

  4. コタツを愛する杏仁さんの部屋での行動が見えるような、わかりやすい文でした。

    「、、、」の使い方で、気軽さを出している感じは、人によっては受け付けないみたいですね。私もよく使ってしまうんですけど。

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