幸せの配達人/あったかい/いせ

あぁ、さむい。さむい。

最近めっきり夜が寒くて手足が冷えます。体感温度と精神状態は直結しているようで、漠然と寂寥感まで覚えます。それでもって眠気と空腹も押し寄せてくるものですから、頭などろくに働いてくれるわけもなく今日もなんとかひり出した文章を置いてゆきますね。

 ところで、さむい、さむいと言いますが別段私は冬が嫌いというわけではありません。冬はさむいからこそ、暖かさがいつもよりありがたいものとして感じられますよね。凍るような温度の部屋がほどけて暖かくなっていくという感覚は、真夏のクーラーとは違って安心感を与えてくれます。今晩も私の部屋であたしの頭上ではエアコンが音を立てながらせっせと温風をはき出しています。

 

ところで、皆さんは冬にはどんな暖房器具をお使いになりますか?

暖房器具、と一口に言っても色んなタイプのものが存在しますが「部屋全体を暖める系」と「部分的にぬくもりを提供する系」の二種類があります。それぞれ思いつくままに挙げてみるので分類して個人的なコメントを加えてみますね。

 

【部屋全体系】

 まず現在私も愛用させてもらっている、エアコン。

スイッチ一つですぐに稼働を初めてくれる頼もしいヤツです。しかし、即効性に欠けるというか部屋全体が暖まるには数分待たなければならないのが難点です。寒い朝、一限のために早めに起床したのはいいけれど布団から出られなくて、すぐさまエアコンをつけても一瞬で暖をとれるわけではないのです。

あとちょっと乾燥します。仕方ないですけれど。乾燥は、加湿器なんてしゃれたものは一人暮らしの部屋にはないので部屋干しの洗濯物で対策します。即効性に欠ける部分については、“入タイマー”機能でなんとかカバーできます。ですから総合的には割と使い勝手の良い器具でありましょう。

 

お次に挙げさせてもらうのは、石油ストーブ。

石油ストーブは日本海側の冬の必需品です。私にとって一番なじみのある暖房器具なのですが、残念ながら今住んでいるところが火気厳禁でして設置は困難とのこと。

石油ストーブは電源が不要な場合が多いですが、当然灯油が必要になります。中央のハンドルをがっちゃんがっちゃん回して芯を出し、チャッカマンやマッチで点火するというやや原始的な器具です。でもこれはなによりあったかいです!火を直に感じられるので暖炉にでもあたっている気分になります。この子のもう一つの利点はストーブの上でちょっとした料理ができると言うことです。ストーブ上部はかなり熱くやけどするほどですがカレーや雑煮の入った鍋を置いておくとあら不思議、いつのまにかカレーは食べ頃に、餅は軟らかく煮えているではありませんか。さらに、実家ではよく父が夕食後におもむろに網を取り出してお供えに上がったスルメを焼いたりしていました。こんがり色をつけて、熱くておいしいんです、これがまた。

 

ファンヒーターもよく使っていました。

これは電源も灯油も必要ですが威力が強く、ひとたび稼働を始めれば部屋の温度はたちまち上昇していきます。寒い外から部屋に帰ってきたらとりあえずスイッチを押しておけばもう安心です。ただ、それが起床間もない朝となれば話は別です。「稼働してしまえば」強いファンヒーターですが、点火するまでに数十秒~数分かかるものがあります。着火のライトを点滅させるのをふるえながら見守り、はやく点灯してくれと願う時間はそれはもう長く感じます。また、灯油の減少を伝える合図の音楽も独特の心細さを有しています。灯油を誰が入れに行くかでもれなくじゃんけん大会が開かれていましたが、皆さんのご家庭ではどうされていましたか?

 

次の項目は字数もないので、もうさらさらっと紹介程度で。

 

【部分系】

 一番に挙げられるのは、コタツかと思います。

ですが、私自身はこの暖房器具に毎年お目にかかるわけではありませんでした。家の中の誰かの気が向いたら出される、という感じでなんとなくレア感のあるものでした。コタツ…あの眠気を誘うまどろんだ空間は大好きでした。ただ、掘りごたつではなかったので足のやり場がないのが引っかかるところでした。よく正座を少し崩したような姿勢で入っていたのですが、隣に座っていたやつによく邪魔だと怒られました。あと、さむい部屋の電気のついてないコタツってよけい寒く感じませんか?

 

はい。では最後に湯たんぽを紹介して終わりにしたいと思います。

湯たんぽは就寝時のお友達です。容器に熱湯注いで、栓をしてタオルを巻いたらできあがり。足下に置いておけば布団の中で足先が冷えてしまってなかなか寝付けない、なんてことも解消されます。ただ、ほかほかの湯たんぽを作ったらすぐさま就寝体形に入らなければ湯たんぽの温度はぐんぐん下がっていきます。各湯たんぽの性能にもよりますが、わりとすぐ冷えます。朝起きると湯たんぽが冷たくなってベッド下の床に転がってたりしましてね。

 

最後かなり駆け足になりましたが、さすがにこれ以上だらだらとカイロやホットカーペットについて語るわけにもいかないので今回はこのへんで。

ご一読ありがとうございました。

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「幸せの配達人/あったかい/いせ」への2件のフィードバック

  1. タイトルからほっこり系かな?と思っていたら、物理的温かさを追求していてよかった。石油ストーブのところとか、物理的なもの以上の温かさも感じさせられた。ちなみに私は、いまは加湿器とおふとんだけで生きている。めちゃくちゃ乾燥に弱いので、湿度が50をきると鼻が痛くて眠れなくて、強そうな加湿器を買った。エアコンもあるけど、やっぱり湿度が下がってしまうので使いたくなくて、課題も着替えも何もかもおふとんの中でやることによって、寒さを回避している。

  2. つらつらと進むのに何処か可愛らしさが滲みでた文体で惹かれました。書簡?にしては内容がしっかりとしているし、不思議な感覚、読む側が自然と相槌をうたされるような。

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