いい人図鑑/自分大好き/仄塵

正直しっかり者の自覚がある。
もういい人でいるのやめたい。

 

自分自身に対して結構適当なところがあるけど、友人はもちろん、たとえ赤の他人でも、高い確率で無理してもいい人で居ようとする傾向がある。これはもしや相手が得して、自分が損ばっかりするパターンなのか?!

この前友たちと旅行に行った。集合場所は羽田の出発ロビー。それはもう大きな成長だった。前ならバスで行く自分が方向音痴の彼女を京急線の改札前まで向かいに行ったのかも。無事に合流した後、私は小さい袋に入っているヘアアクセサリーを彼女に渡した。

「前一緒に買い物に行った時オレンジのシュシュが売ってなかったよね。その後たまたま可愛いの見かけたから買っておいた〜」

「わーありがと。いくらだったの?」

「いいのいいの、そんな高くないから、クリスマスプレゼントということで」


もちろん私のクリスマスプレゼントなんて彼女が準備してなかった。

そして二人は保安検査場に向かった。搭乗券代わりのQRコードは事前に私がLINEで彼女に送ったもの。当然のことで飛行機とホテルを予約したのは私。今やネットで予約することでかなり便利になったが、それでも旅行会社に頼らず時間帯のいい飛行機と、値段と立地のバランスが取れたホテルを見つけるには時間と体力がかかる。それと比べお金を出しただけで旅行会社よりも周到なプランが用意されている彼女は非常に涼しい顔。

無事に目的地に到着。今回もやはりガイドさん役は私。ホテルへのアクセスはすでにアプリ中の「ルートメモ」に保存済み。それでも「市内に行く電車は1000円弱かかるけどsuicaの残高大丈夫?」と彼女に気を配る。そしてそして、ホテルに到着遅れの電話をかけたのも私で、チェックインの時代表者になるのも私。

荷物もホテルに置いたところで、どこに行くか、どこで夕飯を食べるか。それも心配無用であり、なぜなら来る前に私が3日間のスケジュールを組んで、すでに手帳に書き留めてある。改善点があるとしたらスポットを詰めすぎて移動時間と彼女の写真撮影時間を考慮に入れてなくて全部回れないところかな。

正直言うと地方都市はあんまりいい観光スポットがなく、特に車移動ができなくて郊外に行けない場合。それでも旅行情報サイトの記事をいっぱい読んで、行き甲斐のあるところをピックアップしている。そしてこれらのスポットから離れすぎない評判のいいお店を事前にチェックして、この土地のグルメをちゃんと堪能できるように計画してある。

ここまで読んで、相手が何も文句をつけないし一緒に遊べるからそれでいいじゃないって思う人はきっといる。しかしこれは文句つけないじゃなくてただの無能だと悟ったのであった。彼女がそもそもじゃ○んを知らないことが最近判明し、観光スポットやお店の情報はどこで得られるかもさっぱりのようだ。もし自分が以上全部の手配を彼女に任せたら、無事にホテルでチェックインできるか、コンビニ以外食べるところが見つかるのかも危くなるじゃないかとよく思う。

相手が出来ない子だからコミュニケーション取らないで自分が全部やるのが一番早い。さらに二人で行くよりむしろ一人の方が消費エネルギーも少ないしよりクオリティの高い旅ができるから一人で行った方が断然にいい。頑張って友たちと遊ぶようにはしているけど本音はとっくにぼっちに退化している。

両親にそれを相談したら、「自分より能力のある人と遊びなさい。無能な友たちは捨てろ」とアドバイスをもらった。やはり現在考えている男性のタイプーー「とにかく年齢も学歴も能力も全部自分より上の人」が間違っていないようだ。さもなければ結局辛いのは自分である。

こんなこと言ってるけど本当は色々世話を焼いている自分が大好きなんじゃないかって?!ここに少しでも意識というものがあるのなら絶対に「万能なお姉さんキャラ」が嫌だと思っている。

とにかくもうこれ以上に いい人にならないように注意しなくちゃ。

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「いい人図鑑/自分大好き/仄塵」への2件のフィードバック

  1. 僕は世話焼きとかしっかり者の対極にいるので羨ましくなります。こんな自分ならあるいは、好きになっても問題ないというか、むしろ愛すべきなのではとも思いますが、そう簡単にはいかないものですよね。

    結局のところ、いい人でいる自分に嫌気がさしているという話でしょうか。あるいはそんな自分に少しは愛着があるのでジレンマが生じているという話?少し結論はわかりにくい気がします。

  2. 見返りを求めていい人でいるわけではないんだけど、誰にも褒めてもらえないと、やっぱり虚しくなりますよね。

    自分より有能な人ではなくて、一緒にいて、自分が無意識にいい人でいようとする必要がない人を見つけられるといいですね。

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