敏感力/自分大好き/フチ子

感情があまりにも溢れすぎていて、ドラマのロスにはかかりやすいし、妄想が激しくて、勝手に期待しては落ち込むので、感情をありのままにぶつけてしまっては迷惑をかける。その分人を見る目があると思う。敏感なのである。人の放つキャパシティを感じてしまう。それに合わせて自分をコントロールして、自分を出すことが得意であり、それができる自分は人間関係に不自由しなかった。

「この人は、きれいごとを好む人種」
「この人は衝突がきらいだろう」
「この人は懐が深そうである」

そう言ったことがわりと早い段階で察知できる、ような気がする。そしてそれに合わせてわたしの感情を伝えるか伝えないかを計算し、コントロールをする。演技をする、という感覚はある。ダメダメなわたしも、しっかり者とみられるわたしもいて、相手によって変わっている。ダメダメな自分を見せた方が仲良くなれる!と期待と勝算があれば出していくし、なければ仲良くならないし、しっかりしとく。それがわりと自然に、ときに空気が読めない自分になりきってできてしまう。自分にとって居心地の悪い空間にならないように、自分を変えることができる。

最初からこれができたわけではない。なんでも自分の感情を垂れ流しにしていたら、その熱意に相手が負けて、わたしは特別になれるのだ!と勘違いしていた時期があった。けれどそれは相手に拒否される可能性があって、迷惑なんだと学んだ。拒否されたら悲しいし、自分が傷つく。

ならば。相手に拒否されぬよう、たくさんの工夫を重ねて、作り上げて、構築したい。自分の手で関係を続けたいし、壊したい。相手のことを自分好みに変えることは難しいけれど、わたしが相手好みに変わることは思ったよりも簡単にできるし、好みになってしまえば相手はわたしの願いや希望を叶えようとしてくれる。ありがたい。わたしの希望は好きな人間と仲良く過ごすことであり、好きな人間をより自分好みにすることではない。

なんだかこれが真理であり、これ以上にできた考えを持つ人間はいないように思う。人間関係においてこの思考ができれば随分うまく生きることができる。感情は大切にしつつ、相手に合わせて感情の表現の仕方をその人が受け入れやすいように変えればいい。甘えても大丈夫そうなときに甘えて、1人にして欲しそうなときは放っておく。相手に負担にならないようなタスクを与えて、やってくれたことに対して精一杯喜ぶ。そんなことができるようになったわたしは、つよいとおもう。

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「敏感力/自分大好き/フチ子」への4件のフィードバック

  1. きよたみ界隈で一番ポジティブハッピーなのは僕だと思っていたけど、(ゼミの話持ち出してすまないが)こないだのイルミネーションの話を聞いて一番はフチコだと感じた。察知能力激強のアンテナとその演技力さえあれば、人生ハッピーこの上ないだろうな。燃料切れとかしないんですか。僕もわりかし演技上手の自負はあるけど、燃費がかなーり悪いので、コツとかあればご教授願いたい。

  2. 相手に合わせて感情表現の度合を変える、というのは人間関係をうまく構築する上で必要であり最大の武器だと思います。
    私なんかはまだそうやって変わる自分を受け入れきることができていないので、フチ子さん大人だなぁ…と尊敬の眼差しを向けてしまいす。
    強いだとどうしても物理的な強さを感じてしまうので、最後につよい、と平仮名で表現しているのが個人的にとても好きです。

  3. 人を見る能力はわりかし私もある方で、特に他人が不快になるラインは見極めるのが得意なのだけど、フチ子のようにその他人のキャパシティに合わせようとしないのが、おそらく私の欠点なのだと思いました。まさか自分語りをしている人の話を聞いて自分にフィードバックが得られるとは思ってませんでした。
    私ももっと精神的に大人になって、フチ子のように分析した他人のデータに寄り添えば、もっと幸せに近づくのかもしれない。

  4. 純粋に尊敬します。文章を読む限りだと、すごく上手く生きやすいようにおもいました。
    自分もそこまででではありませんが、少し似てる部分もあるなと思いました、でも、自分の場合はそこまでの程度でもないのにそんな自分が、本当の自分を見失ってるように思っていつも嫌になってしまうので、ポジティブに捉えられてる!!!って少し自分にとっては衝撃でした。

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