波風立たさずに/自分大好き/ネズミ

 

常々言っていることは、あまり目立ちたくないということ。まあ厳密に言えば、波風を立たせたくない。変に動いて厄介な物事を抱えたくないし、面倒くさそうなことには巻き込まれないように首を突っ込まない。後のことを考えてしまってあまり怒ることもしないし、文句も言わない。大きなアクションを起こすことがないから、大きな失敗はしないけど大きな成功もない。普通が一番。高校に入ってから少ししてからは、僕はこのように生きてきた。

 

今回、「自分大好き」というテーマを受けて、僕はどんな自分が好きなのだろうかと少し考えてみた。すると生き方とは真反対の自分が好きだということに気づいた。僕は過去の栄光に浸るのが好きだ。つまり輝いている自分が好き。高校の頃やっていたバンドで大勢を盛り上げていた自分や、サークルの合宿でネタをやって爆笑をかっさらった自分を思い出してはニヤニヤしている。このときは紛れもなく自分が輝いていた瞬間であり、自分が好きな自分だ。

結局はそういうことだ。普段から目立ちたくないだの無難で良いだの言っているが、目立つことは嫌いじゃない。むしろ好きなのかもしれない。良い意味での目立つに限られるが。ただ失敗が怖いだけだ。バンドの話もネタの話もうまくいったから、今良い思い出として残っているが一歩間違っていたら大やけどしていたかもしれない。結果が出てからじゃないと、その自分が好きになれない。挑戦している自分が好きなわけではない。良い結果を残した自分が好きなのだ。

だから現在進行形で何かに挑戦している自分を好きになることはまずほとんどない。いい結果が訪れて、そこで初めてその時の自分が輝きだす。こんな形でしか自分を好きになれないが、そんな輝く思い出を持っている自分が結局は好きだ。

輝きたい願望はあるが、なんでもかんでもやっていたら波風が立ってしまう。だからほとんどのことは動かずに諦めてしまう。挑戦するときは、勝率が高いと確信したときだけ。こんな生き方でいいのかと思ってしまうこともたまにあるけど、こんな生き方をしている自分も嫌いではないから多分この先も変わらないのだと思う。

0 votes, average: 0.00 out of 50 votes, average: 0.00 out of 50 votes, average: 0.00 out of 50 votes, average: 0.00 out of 50 votes, average: 0.00 out of 5 (0 投票, 平均点: 0.00,  総合点:0  |  
投票する為にはユーザ登録する必要があります。
Loading...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。