低温な/自分大好き/ねおき

 

「無気力そうだよね」

 

って大学に入ってからよく言われるようになった。悪いとこ指摘されてるようにしか聞こえないけど、たしかに自分でも分かる。みんなが談笑してるなかでひとり真顔でスンってしてるときとか、眠そうにだらーんて歩いてたりするところを見られてるんだと思う。基本のテンションも低いし。でも、別に気力が無いわけではないのです。たとえパンケーキ食べた感想が棒読みだとしても、心では感動で元気に踊り狂っている。もっと指先まで神経を行き渡らせたいと思ってるし、猫背も治したい。各方面へやる気しかないね。

 

でもそれとは反対に、治そうと行動する気がまったくない私もいる。無気力そうにしてるほうが、相手もコミュニケーションをとろうとか気張らなくていいんじゃないか。隣の人間の温度が低いんなら無理して上げる必要はない。楽だろうな。私としても、人といるときの態度に困って無気力そうにしてるときがよくあるから、それならちゃんと対策できている。なんだかんだ都合がいい。気の赴くままに感が出て、気持ちに余裕があるという錯覚もできる。

無気力なところが好きだよって言ってくれる友達もいる。変わってるなあ。でも嬉しい、素直に嬉しい。やっぱこんな自分が好き、このままでいいのかなんて思ってしまう。ちなみにこういう風にすぐ調子に乗る自分も分かりやすすぎて嫌いじゃない。

 

アイデンティティにまでなりそうな私の特徴を出したつもりだけど、これはたぶん捻り出した後付けのようなものでしかなくて、結局はわけもなく自分が大好きだって思ってるんだ。でも素直に大好きだとは言い切りたくない自分もいて、その葛藤のうちに迷走してしまう。私には私しかいないわけだし、向き合って嫌いなとこばっか見ないで、こんな私をもっと愛して生きよう。

 

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「低温な/自分大好き/ねおき」への5件のフィードバック

  1. 普段無気力そうな奴が誰から見ても遮二無二に頑張るのってカッコいいよね。少なくとも俺はそういう奴が好き。

  2. 普段無気力そうな人が、誰から見ても遮二無二に頑張ってるのってカッコいいよね。俺はそういう奴が好き。

  3. 無気力というのは人間から見た人間の話ですが、私はねおきさんの嵐の中でもじっとしている植物の独白みたいな文章や、佇まいが割と好きで、見方によれば長所も短所もどっちにでもなると思うから、そういう自分をたくさん愛してあげて欲しいと思った。
    何もしない自分をただ大好きだと宣言することに抵抗があるという強さも、かっこいい。ただ、そうすると一体何をすれば、誰の為になれば自分を好きだと言っていいのかわからなくなりそうで、ちゃんと自分のために自分を好きになれるポイントがあるといいなと思ってしまう。
    幸せとか、自分とか、一見青臭いものも考えてみると楽しいから、長く付き合っていきたい命題は、大切にしていきたい。

  4. 無気力そうに見える、ってだけで心にはちゃんと躍動がある。
    私はねおきさんを見ていて確かにその特徴を感じていたように思うけれど、話してみて普段はあまりテンション高めに見えないからこそ、たまに垣間見るひかえめな微笑がすごく好きです。

  5. 無気力そうな人と一緒にいるほうが落ち着くし、うるさい人よりは嫌われないと思うし、私は好きです。もしそのように見える人の文章が、自分大好き!自分大好き!って感じだったら嫌だし、ゆるい感じで自分のことを好きになりきれない気持ちを書いてあるのを読んでなんだか落ち着きました。無理に自分のこと愛す必要なんてないと思います。嫌なところから目をそらさないでいられることも、いいところのひとつなんだと思います。

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