泣けてきた/遺書/フチ子

一言で言うと、私の人生は中途半端以下のものだった。

勉強こそ平均よりは上の成績をとっていたから、上層部に位置している人間だと信じて疑わなかったのだが、そうじゃないらしい。まずは破壊的にうんちであり、おんちだ。運動がまるでできなかった、ダンスが踊れなかった、歌を上手く歌えなかった。この3つが揃うと、輝かしい人種として生きる道は絶たれる。

華型であるテニス部、チアリーディング部、ミュージカル研究部には所属できなかった。今まで所属しなかったと言っていたが、正直に言おう、できなかったのだ。可愛い衣装着て、細くて、軽やかに自分を表現することを、したくないはずがない。したかった。

素早く2つ以上のことをこなそうとするとショートするし、急げば急ぐほど人に不快を与えるほどワナワナしてしまう。そのくせに自分を過信しすぎて厳しい状況に身を置いて満足していた。私の人生には見苦しい瞬間がたくさんあっただろう。

社会貢献、人の為、社会の為になることにまるで興味がないくせに、感受性だけは発達しすぎて、生きづらかった。常に自分の中に、同情と冷酷さが入り混じっていた。気分によってどちらかが濃く顔を出し、態度に出ていたから、人を混乱させてきただろう。

しかし、これだけは言える。身近の、本当に私の近くにいる人のことは、好きで、大好きで、たまらないのだ。

両親が好きだ。私に全愛情を捧げ、私と父の受け渡しをしてくれていた母も、母に甘く優しく、私に厳しかった父も、大好きなのだ。

デパートコスメとプラダのバッグを買い漁るまみちゃんも、中学の頃からずっと追いかけてきた元気を強制的に出させ悶えさせてくれる関ジャニ∞も、私の受験期を支え全ての初めてを大切にしてくれたロリコン疑惑の先生も、くだらない恋愛話を永遠にしながら私のダメなところを笑ってくれるあかりさんも、大学に来てよかったと心から思わせてくれた凝り性で羨ましいほど深いまゆきも、変なことを変なタイミングでしながら笑ってて食べてるもえちゃんも、いつも鳥貴族で身も蓋もない話をして恋なのか友情なのかわけわからない小澤さんも、境遇が一致しすぎて話しても話しても共感してしまう繊細なももなも、生きるって楽しいな年をとっても楽しめる人生を送ろうと思わせてくれた甲本ヒロトとマーシーも、内部恋愛をして拗らせてみたり死にたい死にたい言いながら人生を諦めていないゼミ生も、理解できない発想で私を楽しませ甘えてくれる愛おしいまさみつくんも、独断と偏見で言葉を発するけどその一言一言がムカつき面白くて学生と関わることが好きな清田先生も、君は優秀だと言い続けてくれるとんでもなく優しい高橋先生も、好きで、好きで、大好きなのだ。

書いているだけで涙で溢れて、電車の中なのに、これからインターンシップがあるのに、困るよ〜と思う自分も結局好きだった。

大好きな人に囲まれて生きた私の人生に悔いはありません。もちろんまだまだ生きていくけれど、この人たちがたとえ頻繁に会えなくても居続けるのであれば、私は幸せだし、いくらでもラブレターを書くことができる。そうこうしているうちにおばあちゃんになって、死んでしまったら。お葬式では関ジャニ∞の『ローリングコールスター』とthe blue heartsの『月の爆撃機』をかけてね。

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