絶食益荒男滑稽譚/絶食系男子/jboy

ある日、絶食益荒男が勃然として雄心兆し、「いざ、かわつるみぞせむ。」とて下穿き脱ぎ去りて、左手に一物、右手にすまほ握りて伏しにけり。例のをかず漁りしに、「何処あなぐれども、こころにかなふものなし。いざ、なかなかにやめむ。」と思いて、脱ぎさりし下穿き履きかけしとき、ふと目に入りし帯心づきて、それ見ることにしき。益荒男履きかけし下穿き再びおろしき。

益荒男、B級AV女優好ましかりき。頂点女優には無し、何とも言はれず魅力覚え取りたりき。其の女優の名は「辰巳ゆい」。益荒男何度や世話になひたりし女優なりき。然し所詮AVなり。益荒男は、「男女みな絡み合ひ、重なり合ふのみの映像にうち過ぎざるならむ。いづれ、一発抜きてぞ止ませたらむ。」と言ひて、再生釦押してすまほ見始めき。

 

磁気式映像記録見始めて驚きけるぞ然はあれど、其は彼女の引退作品なりき。ためしによとは絡みの場面止み、最後の取材に入るに、だういふわけや彼女大粒の涙流したりき。此見たりき益荒男は「嗚呼、なるにうるはしき図ならむ。まさかAV見て、下穿き濡らすぞてはなく、涙にて衣手濡らす日来るには思はざりき。何とも言はれぬ気持ちす。いとをかし。」と言ひて、下穿き履くやと思ひきや、儘別の作品にて「あな、出づ。あな…」と言ひて、あまた抜きけり。

嗚呼、男とは馬鹿なるかな。

 

 

 

 

【現代語訳】

ある日、絶食系益荒男が突然思い立って、「さあ、自慰でもしよう。」と言ってパンツを脱ぎ去って、左手にチン○、右手にスマホを握って横になっていた。いつものようにおかずを漁っているが、「どこを探しても納得できるものがないなぁ。ああ、どうしよう。どれ、いっそのこともう止めてしまおう。」と思って、脱ぎ去ったパンツを履きかけたとき、ふと目に入ったパッケージが気になり、それを見ることにした。益荒男は履きかけたパンツを再び下した。

益荒男は、B級AV女優が好きであった。トップ女優には無い、何とも言えない魅力を感じ取っていた。その女優の名は「辰巳ゆい」。益荒男が何度か世話になっていた女優であった。しかし所詮AVである。益荒男は、「男女が絡み合い、重なり合うだけの映像に過ぎないのだろう。どれ、一発抜いてさっさと終わらせてしまおう。」と言って、再生ボタンを押してビデオを見始めた。

ビデオを見始めて気付いたのだが、そのビデオは彼女の引退作品であった。例によって絡みのシーンが終わり、最後のインタビューに入ると、どういうわけか彼女が大粒の涙を流していた。これを見ていた益荒男は「ああ、なんと美しい光景だろう。まさかAVを見て、パンツを濡らすのではなく、涙で袖を濡らす日が来るとは思わなかった。何とも言えない気持ちがする。大変趣深いなぁ。」と言って、パンツを履くかと思いきや、そのまま別の作品で「ああ、イクイク。」と言って、しこたま抜いたのであった。

ああ、 男ってバカだなぁ。

 

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「絶食益荒男滑稽譚/絶食系男子/jboy」への1件のフィードバック

  1. くだらなすぎておいおいおいおいと思ったけど結局照らし合わせて読んでしまったので多分私の負けです。しょーもないけど試みはいいなぁ……。新しい古文みたいなね……。

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