所詮無知の戯言/絶食系男子/あおいろ

人はどうも、恋愛に対する姿勢を食関連に例えがちなようだ。

○○系男子の系譜の元祖であろう肉食系・草食系はどう考えても肉食動物と草食動物から来たものだろう。狙った獲物を執拗に獰猛に追いかけるライオンと、地面に生える草を静かに食み、草が無くなれば移動をするシマウマ。恋愛が動物的で、本能的な行為だという見方が如実に表されている。

しかし、その派生であろうロールキャベツ男子あたりから雲行きがおかしい。どう考えても料理名。肉食系・草食系の肉!草!という部分だけ切り取り、食という単語も料理として都合よく解釈された感がある。まあロールキャベツは見た目が野菜(草食系)でも実は中に肉(肉食系)が隠されてるっていうのが上手く表せちゃってるので良いか。しかし食べ物での例えはまだまだ終わらず、ピーマン肉詰め系男子、アスパラベーコン巻き系男子、餃子系男子、クリームシチュー系等……クリームシチューとか肉と草の概念すら無くなってしまっている。

そして今回のテーマの絶食系男子である。類義語には断食系なんてのもある。草とか肉とか巻かれてるとか見えちゃってるとか、関係ない。もはや食べない。一種の潔ささえ感じる。
絶食と断食の違いが地味に気になったため調べてみたところ、絶食は「食べ物を全くとらないこと」で、断食は「修行・祈願・抗議などの目的で、一定時間自発的に食を断つこと」らしい。まあ男子を形容する時には断食系の上を行くのが絶食系くらいなニュアンスな気がする。経つと断つの漢字のニュアンスの問題なんでしょうね。

 

恋愛が動物に例えられ、それが料理名になり最終的には食べるという行為にまで落とし込まれた。ここまで次元を下げられれば、私でも何か語ることが出来るかもしれない。

 

食べるという行為は栄養摂取的な面から見ても人間が生きるのに不可欠なものじゃないですか。エネルギーが足りないよっていう危険信号を体が発すると、私たちはお腹が空く。だから、ご飯を食べる。

一方、恋愛は食と違って、生きるのに不可欠なものではない。無くっても死なない。というか無い方が心は穏やかに保たれる。暴飲暴食で得られるのがお腹まわりの贅肉だとしたら、恋愛体質で振り回されてる人が得られるのはストレスなんじゃないかな。

いやだから世の中に恋愛感情とか無い方が平和じゃありません?食と違って恋愛は経つことのできる限界の時間って無さそうだから、永遠に無くすことも出来るってことですよ。理論上。そしたら世界各地で起こっているそういう小さないざこざから大きないざこざまで、世の中から消すことが出来るかもしれないんですよ。理論上。素晴らしい、素敵、最高、天才。ということで、世界平和のために今日からあなたも絶食系になりませんか。

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