言いたいこと言いたいこと/ネット記事/温帯魚

さてはて、本題に入る前にまずはこのゲームレビューを読んでほしい。内容としてはインターネットに記事をあげるウェブメディアを体験するシミュレーションゲームについて、その過程と構造の現実との奇妙な一致を論じている。なに、読むのにそう時間がかかる文章ではないし、意見として非常に面白いものだから是非。どうせスタジオのどの文より面白いし。

読んだ?それでは本題に入ろう。

 

政治と宗教と野球の応援チーム(だっけ?最後があっているかうろ覚え)についての話を友人としてはいけないという教訓からはいくつもの真実が含まれている。一つ。それらは友情とは別の次元で動いている。友情パワーではどうにもならないことが世の中には多い。一つ。それらの考えが違うからと言って友人になれないなんてことは無い。結構大きな思想の違いがあるからと言って、じゃあ話が通じないかというとそんなことなかったりする。一つ。そんなクソつまらない話しかできないような間柄を、世間では友人とは言わない。もっとましな話ができるようになってから出直してこい。

何てことを書けるのはそもそも僕に友人がいないからだけれど(もちろんだからと言って上記の三つが話せる知人がいるわけでもない。大体の日常において僕は誰とも話せない。寂しい)、そんな現実ではまるでない話がSNSでは一杯転がっている。政治について、ジェンダーについて、中日がヤクルトに10点差を覆された糞試合について(いや最後は割と笑える)。君たちそんなに友達いないの?なんて話ではないんだけれど、別に君が何を主張していてもいいんだけど、もちろんその三つが話せない世間のほうがおかしいとかそういう意見もわかんないわけじゃないんだけど、そうじゃないんだ。僕が言いたいのはそうじゃない。

君たちそれ本当に伝えようとしてる?そのクソつまらない文章で?本気で?

 

“ネットで公に何かを発言することは、だれかの自己表現の踏み台やソースになりにいくことだよ。”なんて、僕の好きな詩人の最果タヒさんはこんなことを言っている。もちろんミーム論を引用する必要もなく、完全に思考を伝えることなんてできるはずもない。ネットで会話するなんてことは夢物語なのかもしれないし。

だからってその文はあまりにもお粗末だ。Nioh君、あるいは先週の文章を書いたみかん君。その他大勢もろもろも含めて、君のことを言っているんだけど、気づいている?思想にしろ比喩にしろ癖にしろ、その何一つ惹かれない文章で本当に読んでもらえると思っているの?読者のことを一切考えてないことが露骨に透けて見えるその文章で(露骨に透けるって重複表現かな。まあそんなことも置いといて)?そんな記事がネットにはごろごろ転がっていて、僕はそれを見るたびげんなりとなる。

 

冒頭にあげたレビューを引用するならば、SNSにしろ何にしろ会話というものはもうできないのかもしれない。違う考え方を持つ人と会話するのはひどく苦痛で、そして努力と工夫がいるものだ。アプローチも、口調も、ユーモアも。それが双方向でないならば余計に。だとするならば同じ考えをしている人を待つのが一番楽なのだろう。おめでとう!君はゲームをクリアした!キミノ世界は平和になりました、なんて。でも僕は面白い文が読みたいし、伝えてくれる人が欲しいし、自分もそうなりたいんだ。変えてほしいし、なにより人を変えてみたい。

 

こんなことを考えているから僕は友達ができないのだろう、なんて現実逃避をしながら。それではアリバイとして適当に記事を載せよう。見なくていいよ。僕も読んでないし。

https://mainichi.jp/articles/20170726/k00/00m/040/185000c

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