雑魚を狩れ!/自分が今情熱を注いでいること/奴川

年がら年中ゲームをしています。友達もそんなにいないので空きコマは食堂で携帯機を弄っています。そしたらこの間宗教勧誘の人に話しかけられて、なんというか自分自身のあり方について考えさせられました。いやー、最近食堂に良く出るみたいなんでぼっちの人は気をつけてくださいね。

そんな話はいい、どうでもいいんです。ゲームの話をしましょう。本当はずっとゲームの話をしていたいです。「あなたのおすすめのゲームはなんですか?」ゲーマーキャラを売りに生きているとたまに聞かれることがあるので答えると、今は『undertale』です。ここ一週間ほど、寝食を放棄してプレイしています。

結構有名なのでオタク界隈の人は聞いたことはあるのではないでしょうか。というかメチャクチャ流行っており、私が購入したのもミーハー心からでした。元々はアメリカのインディーズゲームと聞いていたのでヒャッハー系かと思いきやそうでもなく、古き良きRPGって感じのテイスト。いいですね!

まあでもただのレトロ風良作RPGじゃ流行らないんですよね。悲しいかなこの大スマホ時代において、ゲームはバズんなきゃ売れないのです。さあバズれバズれ。じゃあこのゲームが話題になったのは何か、それはキャッチコピーに現れています。undertaleは

『誰も傷つかなくていいRPG』

なのです。つまり、ザコ敵を倒す必要がありません。このゲームでは攻撃コマンドの他、『こうどう』というコマンドがあります。このコマンドを使ってザコ敵と会話することで、相手の殺る気を削ぐことが出来るのです。んでさっさとトンズラこけばオーケー。ザコ刈りの手間なく、ラスボスまで進むことが出来ます。

ただ、会話もめんどくさいんですよね。ぶっちゃけ倒したほうが速い。こっちが会話を持ちかけて来ている間にも、向こうは攻撃してくるし。不公平なんじゃないのかマジで。そんな感じのRPGに染まりきった戦闘狂も大丈夫、勿論従来のRPG通りザコ敵をぶっ殺すことも出来ます。ザコ敵の命は私たちの手の上にあるわけです。

 

 

さて、ここからちょっとだけネタバレ。でも核心に触れるつもりはありません。このゲームシステムからしてなんとなく想像はつくと思うのですが、このゲームは敵キャラの交流具合で後の展開が変わってきます。会話の末に和解した元敵キャラとおうちデートして友情を育んでみたり、虐殺の末に町からモンスターが消え失せたり。そうして進めば物語は感動の、または王道の、または地獄のようなエンディングを迎えます。

ここまでもよくある分岐ゲーじゃんといった感じですが、このゲームがここまでウケた理由であろう要素を最後にひとつだけ。分岐ゲーだと察したプレイヤーは、きっとデータをリセットするでしょう。「あー面白かった、次のエンド回収しに行こう」と。しかしその行為を、ゲームの中のキャラクターが感知できるとしたら?

そんなキャラクターが、このゲームには登場します。さて、そろそろこの文章は終わりです。ただひとつだけ言えるのは、このゲームはゲーマーであればあるほど重たいゲームであると言うことです。私は3日連続で悪夢をみました。

あんなにたくさんの友達が出来たのに、全部無かったことにするのか?あんなに酷いことをしたのに、今度はみんなを救うだなんてそんなことが許されるのか?このゲームでは、リセットボタンに手を伸ばしたことがある全ての私たちが、やり玉に上げられているのです。

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