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愛をこめて/昨日、髪を切った。/やきさば

昨日、髪を切った。

 

「じゃあ、やってくれるわね?」

事の始まりはこの言葉からだった。ずっとお世話になっていた、いや今もなっているけど、そんな恩師の言葉だった。それに対してはい、と、勢いよく答えたのは、自分のためより何より彼女の期待に応えたかったからだった。彼女の自慢の教え子になって、彼女に認められたかったから、求められる存在になりたかったからだった。

 

思えば自分がやりたいから、それだけの理由で何か物事を始めたことはなかった。小学校の時ピンクの自転車を選んだのも、中学の時黒いタイツじゃなくて肌色のストッキングを履いたのも、高校の時、ずっと長い黒髪だったのも、全て自分のためじゃなかった。お母さんが喜ぶから、先生が褒めるから、恩師が喜ぶから。

自分の意思だけで決めるのが怖かった。いつも周辺の理由をかき集めて、責任転嫁して、それで決断してきた。誰かをその決断の根拠にして、誰かのためだと言い聞かせて、失敗したら誰かのせいだと思えるように。自分の意思だけで決めたら、もう自分はいらない存在になってしまうのではないか。求められなくなってしまうのではないか。認められなくなってしまうのではないか。居場所がなくなってしまうのではないか。だからみんなに頼ってきた。あと1番は世間様に。

 

バレエはわたしの一部だった。母親が喜ぶからはじめて、今度はそこで出会った恩師のために続けて。そして、「じゃあ、やってくれるわね?」の言葉でプロになることを決意した。この先のわたしの、わたしだけの人生なんて考えずに。ずっとストレートの黒髪を伸ばして、ずっと品行方正で清楚なお嬢様を頑張った。体型維持のためにジャンクフードなんて食べたことなかった。日付をまたぐまで起きたこともなかった。全てバレエに捧げた。気になる男の子と付き合っても、求められたいのは、求めたのは、お母さんだったし恩師だった。手を繋いでも、抱きしめあっても、キスをしても、セックスをしても。考えているのはバレエのことだった。彼から求められるのは嬉しかったけど、もっと求められたい、求めた存在がずっといた。それをずっと、ずっと、続けて、気づけばもう25歳を迎えようとしている。

 

 

スキキライがある。

こうやって自分語りができてるわたし、スキ。

男の子とうまく恋愛ができないわたし、キライ。

バレエをやってるときのわたし、スキ。

他人の顔色ばかり伺っちゃうわたし、キライ。

スタイルがいいわたし、スキ。

バレエしか考えられないわたし、キライ。

昨日の美容院のなにも聞いてこない感じ、スキ。

お母さんのなんでも聞いてくる感じ、キライ。

でもお母さんのことは、スキ。

恩師のことも、スキ。

でも、1人で決められないわたし、いちばんキライ。

 

 

昨日、髪を切った。ばっさり。30センチくらい。落ちた大量の真っ黒い髪を見たらなんだか笑えた。わたしの縛られていたもののちっぽけさに。あまり事情を聞いてこない美容院の雰囲気も良くて。さらに笑ってしまった。あーすっきりした。お母さんの顔も、恩師の顔も浮かばなかった。見えるのは、鏡の前でこっちをみて笑うわたしだけ。それがほんとにほんとに、強く潔く見えて、なんていうかもう、スキだった。

 

家に帰るとお母さんはびっくりして皿を落とした。それをみて笑った。バレエ教室に出勤すると、恩師は目を見開いた。わたしはニコッと微笑んでおいた。生徒たちはせんせーい、失恋ですかー?!なんて言ってキャッキャしてる。ううん、恋したのよ、なんて言って返してやった。

 

求められなくなってしまうことも、認められなくなってしまうことも、居場所がなくなってしまうことも、怖くなかった。わたしがわたしを求めてる。やっと、やっとたどり着けた。わたしが、髪の短いわたしを求めてる。髪を結わずに踊るバレエは最高だった。爽快で、気持ちよくて、髪が軽くて、揺れてて。周りがキラキラで。そんなわたしを誰かが見てるような気さえした。求めているのはこれだった。呪いを解いて、新しくなるの。今までやってこなかったこと全部、やってやるの。

 

 

「やめるの?バレエ」

レッスン終わりに恩師は口を開いた。俯いていて、表情は暗い。

「いえ、続けます。ただ、プロを目指すことをやめるんです」

「どうして?10年も頑張ってきたじゃない!」

少し考えてからこう言った。拒まれるかもしれないけど、怖くなかった。

「ずっと同じ髪、飽きちゃって」

 

 

 

スキなものが増えていく。

何よりそれが幸せで快感だった。何よりわたしがわたしを求めてる。自分がスキ。そう言える自分もスキ。風が吹くと小さく揺れる髪がスキ。他人を気にしない自分がスキ。

 

「髪、切ったんですね」

バイト先のバーで(夢を追いかけながらバレエ教室のレッスン講師だけで食べていけるわけでもなく)グラスを磨いていたら、突然話しかけられた。

「え?あ、はい」

「おい常連さんだろ、、覚えてないのか。すみませんこの子人の顔覚えなくて」

店長に言われて気づいた。こんな人来てたんだ。わたしほんとに周り見えてなかったのか。

「素敵です、似合ってますよ」

「あ、ありがとうございます」

「今の方が軽くて楽しそうで、かっこいい」

思い出した。この人。いつもカウンターの決まったこの席に座って、たばこをふかして、時折窓の外を見ながら息を吐いて。マスターとゆっくり穏やかに話してて、目の奥はなんだか怖い。

「あはは、私そんなに見られてたんですね」

「、すみません」

 

初めて話したけど居心地いい。わたしの周りの人とは違う。いつも早口で、上からで。ああ、この人優しいんだ。

「いつもはなにされてるんですか」

「僕はドイツ文学を、そこの大学で教えてます」

「大学教授ですか、すごい」

「ふふ、今条件反射ですごいって言ったでしょ」

「え」

「すごいもんじゃない、あなたの方がよっぽど素晴らしいですよ」

「え?わたしのこと知ってるんですか」

「今日みたいにね、深夜までここでゆっくりしてタクシーで帰るとき、あなたがこの店の裏で踊ってるのみちゃいました」

「うそっ」

「一目見てバレエだとわかりました。あとあなたが心の底からバレエをすきなことも」

言葉が出なくなってしまった。痛いところをつかれた、今のわたしには。

「もうやめましたそのバレエ。だから髪切ったんです、もうお団子ゆえないんです」

「そうですか」

「すきですけど。それは誰かのためのすきで。わたしのすきじゃなかった。だからバレエに嫌われちゃったんだと思います」

「そうですか」

「当たり前ですね」

「でも」

「?」

「たとえ他人のためのすきからでも、あなたのすきですよ、あなたがバレエをする限り」

 

涙がでた。そういやわたし、挫折してから、髪を切ってから、一度も泣いてなかった。笑ってばっかりで、ただ晴れやかで。でも、どこかで、バレエをすきな気持ちまで否定しなきゃいけないような気がして。怖かった。

「こんな髪ですけど、いいんですかね」

「むしろそんな魅力的なバレリーナ、いません」

 

その人は縫原(ぬいばら)といった。連絡先を聞いて、デートのお誘いをした。久しぶりでワクワクしたけど、聞けばわたしの30歳年上だった。でもそんなことどうでもいい。彼の言葉をいつまでも聞いていたかった。そして何より、彼をすきなわたしが、スキだった。

 

「縫原さん、スキなものなんですか」

「お酒とタバコと本のしおりと、あと」

「あと?」

「ショートカットのアナタです」

ダンサーインザダーク/やきさば

自分大好き、と公言するのには勇気がいる。

ダンサーインザダークと検索すればすぐにでてくるのが「鬱映画」というキーワード。何でも、この映画を見ることが決まったのも、みんなで鬱になろう、という抱負?のもときまったそうじゃないか。やだやだ。近頃映画の中には、鬱な映画というジャンルが確立されてきている。あとは胸糞映画とか、なぜわざわざ見るの?見る価値あるん?といった映画が沢山ある。この映画ももちろんそうだ。救いようがない鬱映画である。監督のラース・フォン・トリアーは世紀のの大変人なんて呼ばれていて、もう見る前からこの映画がタダモノじゃない匂いがプンプンしてくる。少し、見る前に心構えをしなければ。というか、正直みたくない。

わたしはダンサーインザダークなんて映画見たくなかった。映画見るのに、なんでわざわざ鬱にならなきゃならないのか。映画って、いっときでも自分が幸せになるために見るんじゃないの?心を豊かにするために見るんじゃないの?毎日のしがらみから一瞬だけ自分を解放して、たった1人、心を許せる空間を作る。だからホラー映画の意義もわからない。わざわざたくさんのお金を使ってなぜ、こんな鬱作品を作るのか。けれど、そんな作品が評価されていることも事実。ダンサーインザダークについては、映画界最高峰のカンヌ映画祭で最優秀とも言えるパルムドールを受賞している。

なぜ、鬱映画が評価されるの?鬱映画を見たいと思うの?それは、人々が心のどこかで、きっと不幸に憧れているからだ。誰しも、救いようがない過酷な人生を目の当たりにした時、それに対して欲しいと感じてしまう。誰も経験できないような、誰も味わえないような、絶望に憧れる。そうなれば、自分が悲劇の主人公になってもいいという許しを与えられるからだ。誰も知らない不幸を味わうことで、他人と優劣をつけられるからだ。けれど、実際にそれを体験するのは嫌だ。辛いし、死にたくないし。だから、それを映画で補う。映画を見ることで、主人公ビョークと一緒に、他の誰とも違う、物語の主人公になる。絶望を一緒に体験することで、不幸に酔いしれる。胸糞だけど、そこで自分のナルシシズムは達成される。自分が世界の中で一番不幸で、一番かわいそう。不幸になることで他者から承認される。そういう意味で、鬱映画は観客のナルシシズムを満たしてくれる。

怖いもの見たさ、と同じように、鬱映画に不思議な魅力があるのはこのためであろう。人間は幸福になるために生きていると思っているし、精神分析学はそのために利用されるべきだと思ってわたしは勉強している。なのに、わざわざ不幸になるために映画を見るなんておかしいと思っていた。けれど、この映画を見て思う。鬱映画は、人間の日々隠されたナルシシズムを露わにしてくれるものだ。不幸になるということを免罪符にして、自分のナルシシズムを許してもらうのは、とても気持ちのいいものだ。

バタフライエフェクト/やきさば

この映画を見たのは久しぶりだった。過去に見たことがあったはずだが、初めて見た感覚を覚えた。それは、この映画のストーリー展開の仕方にあるだろう。始まった当初からスピード感よく、さくさく物語が進んでいく。特に、主人公の成長過程は、ある一つのモノを媒体としてシーンが切り替わり、その演出方法になんだかニヤッとしてしまう。そして何より、主人公のビジュアルはかっこよくて見飽きない。彼を中心として何度もタイムスリップするストーリーである以上、彼のビジュアルはとても重要になってくる。主人公を演じたアシュトン・カッチャーは、その条件を完璧にクリアしていた。それもこの映画が大成した理由の一つだろう。

さて、この映画、注目したいのはそのはじめのシーンだ。暗闇の中ブラインド越しに光る懐中電灯の明かり。おそらくカメラが追われる存在だということがわかる。映画を見ているとき、わたしたち観客は、映画を見るとき、主人公の他にもう一つ、同一視するものがある。それは、 カメラだ。カメラに同一視するのだ。わたしたちはカメラの動きがまるで自分かのように、カメラの映し出す世界に自分が入り込んだかのような錯覚を抱いて映画を見る。むしろそうならなければ映画を見る、という行為は達成されない。そんなカメラが懐中電灯の明かりを怯えるように、避けるように動く。それは、見てるだけの私たちにまでゾクゾクした感情を起こさせる。なにがなんだかわからないが切迫した雰囲気。この映画がどういう内容なのか、これからどうなっていくのか、予兆する印象的なシーンである。

 

そんなシーンから始まりを迎えたこの映画は、主人公エヴァンが、幼馴染の恋人を救うために、何度も何度もタイムスリップし、人生を部分的に生き直す。この生き直すという行為。誰もがやってみたいと思ったことが一度はあるはずだ。いわゆる過去の黒歴史とやらを消去するために、もう一度人生をやり直す。なんて魅力的だろう。未来ではなく、過去にしか幸せはあり得ない、と教え込ませる大学の講義を受けていると、もっと幸せを謳歌するために、そしてもしかしたら未来を幸せにできるかもしれないという期待を込めて、過去をやり直したいと思う。けれど、現実はそううまくいかない。何度タイムスリップしても、誰かが不幸なままだ。最終的に幼馴染の恋人を含めた皆が幸せになるには、彼女を自分から切り離すしかなかった。ワクワクドキドキするSF映画かと思ったらなんて悲しいラブストーリーなのだろう。ってこんなオチだが、いまいちそれが気に食わなかった。なんだ一気に陳腐になってしまったよ、とそんな感じ。わたしがみたかったのはプュアで切ないラブストーリーではなく、心がスカッとするフィクションだらけの、作り物らしい物語だ。最後の最後である意味ありがちで、リアルっぽいよくあるシーンが垣間見えたのには幻滅してしまった。男が被害者面するのはどうも都合が悪い。

アオハルなのっ?/シラサキマイ/やきさば

って、言ってみたはいいものの。現実はそんな少女漫画みたいにいきませんでしたとさ。トホホ。わたしがパニックになっておろおろしてたら、アイツらこういったの…。

「ま、考えてみてよ、でも早めにね。俺もうファンクラブとかできてるみたいでさー、付き合いたいっていうかわいい子いっぱいいんだよね」

「そうそ、ほんとに付き合えるかはお前次第♪俺も最近サッカー部の女子ファン多くて。まいっちゃうよなあ~」

「え?ちょ、は!?誰でもいいってこと!???」

そういうと二人は私の手を放してどっかに行っちゃった。ありえない!二人ともほんとに私と付き合いたいわけじゃないのかよ!!!そーですかそーですか所詮は遊びなのね。ふん!!別にわたしもアンタらのことなんて好きじゃないし!てかそういう男が一番最低なのよ!アイツらがモテてるのほんといみわかんない!あーファンの子たちに言ってやろうかな。実は性格最低なんですよーーー。って。もう!イライラするううう!!!

「フッ」

急に隣の席から声がした。

「ダイキくん!戻ってたのね…」

「うん、マイさん表情コロコロ変わるんだもん、やっぱかわいいよほんとに。見てて飽きない」

くっ…マイさん呼び出し、いくら王子様モードと言えどもかっこいい…って騙されるな!!これは嘘!!!この人は簡単にこういうこと言えちゃうの!騙されるな騙されるな自分……。

「そんな頭振ってたら髪の毛ぐちゃぐちゃになっちゃうよ?」

と言ってダイキくんがわたしの髪にてを伸ばしたその時。触られる!??と思ったらその手は別の手によって遮られた。

「やめとけやめとけ、こいつの髪はもともとグシャグシャだからいいのこのままで。な?」

ケンタ!!!!!!!!!!!!

「うるさい!ほんとありえない!!!マジ黙っててよ!!」

 

「うっるさいシラサキ!!」

あっ…

「何度言ったらわかんだよ。もう授業始まったぞ。いいから座れ、ケンタ、お前もだ」

また先生に怒られちゃった…今日遅刻して怒られたのから数えてもう3回目だよ…最悪…

「シラサキ、お前は授業終わったら残れ」

えっ絶対説教じゃん!!!!!!!やだやだやだ!!!

「俺授業終わったら待ってるよ、一緒に帰ろ」

気遣ってくれたのか、ダイキくんは爽やかな笑顔と共に去っていった。やっぱかっこいいよなあ…、裏の顔が無ければほんとにすきになっちゃうのに。ってばかばかばか!騙されない騙されない!!

 

 

説教ぶっちしてやろうと思ったけどそういうわけにもいかず。先生と1対1なうです。あーー怒られるんだ絶対怒られるんだーーー。

「お前な、今日何回目だ?いくら元気があるといってもありすぎ。てか声でかすぎ。教室の秩序が乱れる」

「ごめんなさい…」

「お前はいつも明るくていいやつだよ、おれはそこ評価してる。けどな、けじめはつけような。他の人迷惑になることはするな」

「はい…」

「よし、わかったならいいよ」

先生はわたしの頭をポンポンした。見上げると、先生は案外優しそうな顔してた。先生こんな顔もするんだ…。意外とかっこいい…かも……。まつげ長いし綺麗な二重だし…、妻夫木聡をちょっとくずしたみたいな???

ピカッ!!!!!どーーーーん!!!

「きゃっ!」

突然教室が光って鈍い音がした。

これって……………………………雷だ!!!!!!!!!!!!!!

「大丈夫か!?」

倒れかけたわたしを抱き留めてくれた先生。怖いよ…。

「心配すんな。俺がいるから。」

先生は雷がやむまで抱きしめ続けてくれた。先生の体あったかい…少し煙草の匂いがして大人の男って感じ。おちつく…。

 

もうやんだかな、と思った頃。わたしたちの教室のドアがガラッとあいた。

「何してるんですか?」

ダイキくんだった。と同時に雷が最後のパワーを出し切るようにピカっと光った。

ダイキくん…いつもより怖い。なんで?それに先生も、ダイキくんが来てから、見せつけるように抱きしめる力が強くなった…ような気がする。

 

わたし、、これからどうなっちゃうの~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!?!?!?!?!?!

アオハルかよっ!/とにかく明るい小説/やきさば

「いっけな~~い!遅刻遅刻!」

新学期初日から遅刻なんてありえないよお~~。なんでお母さん起こしてくれないの!ほんとありえない!!!

朝ごはんのトーストを加えてわたしは走り出した!この角を曲がればもしかしてもしかして運命の出会いが…!!

 

 

なんて。あるワケないよね。無事遅刻し先生に怒られましたとさ。トホホ。はあ~~なんかいいことないかなあ。寝坊したから寝癖治ってないし、メイクもキマッてないし。先生の話はつまんないし、運命の出会いもなかったしさあ~~。まあ、大好きなユミちゃんと同じクラスになれたのは嬉しいけどね!不幸中の幸いってやつ!?

「おい」

「ほえ!?」

こいつはわたしの幼馴染のケンタ。幼稚園の頃から今に至るまでずーっとお隣さん。またコイツ同じクラスかよ。ヤダヤダ。てか!朝ケンタが迎えに来てくれればよかったじゃん~~!!そしたら遅刻することなかったのに!!ほんと使えないやつだなまったく!

でも。最近コイツもかっこよくなったよね~。中学の頃なんてわたしと身長変わらなかったのに、高校に入ったら急にのびちゃってさ。なんかサッカーも?がんばってるらしくて?エースらしいじゃん?そう思うと確かにまあまあイケてる??顔も小さくてスタイル良いし。遠目から見れば……まあ、わんちゃんあるかも。

 

「おい!!!!」

「ふぁ!?」

「さっきからなんなんだよ。百面相し過ぎ。ブスがさらに進むからやめとけやめとけ」

前言撤回!!!!

「はあ!?うっさいわねアンタに言われたくないブスケンタ!」

 

「うるっさいシラサキ!」

 

ドンっという鈍い音に教室中が静まり返った。先生が教卓を叩いたみたい。また先生のコマ怒らせちゃったな。てへへ。あ!ちなみシラサキっていうのは私の名前ね。自己紹介が遅れちゃったけど、私はシラサキマイ。白馬の王子様との運命の出会いを夢見るオ・ト・シ・ゴ・ロなJK2ですっ☆☆よろしく!

 

「今日は転校生が来てるからな」

うそ~!先生そんなこと言ってたっけ!?もう~~早く言ってよ~~今日人生最悪の日だと思ってたけどいいことあるじゃん楽しみ!!!

「紹介するぞ、みんな仲良くしてやってくれ。ハニュウダイキくんだ。」

男!!!来た!!運命の出会いかも!!

 

彼が教室のドアをガラッとあけたその瞬間、わたしは目を奪われた。切れ長の目にスッと流れる鼻筋。薄いけど色気のある唇。ゆるくセットされた柔らかそうな髪の毛。かっこよすぎてすいこまれそうだった。わたしのもろタイプ。笑顔は優しくて、ふわふわで…。ああ…輝いて見える…私の王子様……。

 

「これからよろしくね、マイさん」

ってうわ!いつの間にか隣にいるうううう!!なんで!?

「そんなびっくりしないで、君の隣の席になったんだ。わかんないこと沢山あって迷惑かけるかもだけど、そのときは頼むね」

「は、はい…よろしく…!!」

きゃ~~~申し訳なさそうにする姿もかっこいい…むりむりむりむり…。これから毎日隣がこの顔なんて…耐えられないよおおおお!!!しわあせすぎるううう…神様仏様ありがとう!まあ宗教とかよくわかんないけど!!しかしわたしはこのとき、本当のことをまだ知らなかったのです……。

 

 

授業終わりにダイキくんを校内案内することになったわたし。ああ…一緒に歩いているだけで幸せ…てかこれデート!?デートって感じ!!??

「うわっ!!」

ってそんなこと考えてたら階段で躓いちゃった!倒れる!と思ったその時、私の体は何かに支えられた。

「大丈夫?」

ダイキくんが間一髪で後ろから支えてくれたみたい。ってうそうそうそうそ。ダイキくんのいい声が耳元でええええええ!!!!!

「だ、大丈夫だいじょうぶ!ごめんねありがと!」

パニックになりながらも支えてくれた腕を離そうとしたけど全然離れない。あ、あれ?

「ダイキくん?」

「フッ、顔真っ赤」

わたしが振り返って呼びかけるとダイキくんはその優しい雰囲気から想像もつかない不敵な笑みを浮かべた。あれ、ダイキくんってそんな感じだっけ…?とか考えてると次の瞬間、私の唇に何かがあたった。

 

…………………………キスだ!!!!!!!

 

「!!????」

「かわいい。ね、マイって俺のこと好きでしょ?」

「!!!!!????」

どどどどういうこと!????ちょ、何が起こってるかわからない、てかダイキくん、性格変わってない…?に、二重人格…????

「ねえ、俺が付き合ってやってもいいよ、マイと。」

「!!??」

ちょ、、驚きの連続で全然声でない。今わたしの目の前で起こってることは現実?現実なの???

 

「おい。」

上の方から声が聞こえた。見るとケンタ!?え、もしかして見られてた…恥ずかしいいい死にた…

「俺も立候補したいんだけど。マイの恋人に。」

「は!!!????」

というととケンタはわたしのおでこにキスをした。えちょっと待って!!左右から挟まれて全く意味が分からない……。

すると二人は私の左右の手を取りこういった。

 

 

「「ねえ、俺と付き合わない?」」

 

 

これからわたしの高校生活どうなっちゃうの~~~~~!!!!!!!

 

旦那様/好きなこと/やきさば

わたしの好きなこと……そうそれは!

俳優!西島秀俊! 

 

いやもうこれしかないですよね。西島秀俊。わたしはこの人、人間国宝だと思っております。こう見えて彼、現在46歳。おじ好きにはたまらない年齢です。わたしは彼が38歳の頃から好きになりました。身長178センチ。もう完全なる高スペックですね!しかもわたしと彼、なんとある意外な共通点があるんです。

そうそれは!(2回目)

横浜国立大学出身(中退)!

まあ芸能人なんで(?)中退してますよそりゃ。学部も現在にはない工学部らしいですけどこの際なんだっていいです。今わたしが歩いているこの場所をかつての西島青年も歩いていたと思うだけで……感無量です。わたしが横浜国立大学を志望したのはこのためだと言っても過言ではありません。

 

さて、西島さんといえば現在放送中のドラマ、『奥様は取り扱い注意』に出演中ということで大変話題になってます。(まあいつもわたしの中では話題ですけど)

奥様、である主人公、綾瀬はるかの旦那役としてレギュラー枠で登場しているんですが、この2人本当に共演が多くて羨ましいです。綾瀬はるか×西島秀俊といえば、NHKの大河ドラマ『八重の桜』を最初に、そこからパナソニックのCMなんかで何度も共演していて、とても仲が良さそうです。

今回は金城一紀さん脚本ということで(刑事事件性のあるストーリーと、やたら過激な戦闘?暴力シーンがあることで有名。岡田准一主演のSPとか)、西島さんは金城さん作品にたくさん出演しており、おそらくやりやすい環境下での撮影なのではないかと思います。

 

で、前置きはここまでにして言いたいのは、この『奥様は取り扱い注意』にでてくる西島さん演じる旦那様がまじサイコー!!!!ってことなんです。

まず、この夫婦、超ラブラブなんですよね。綾瀬はるかなんて、旦那の連絡先を「旦那様」って登録してますからね。そんな夫婦います?(もちろん子供は産まれてない)

2人は互いに一目惚れで出会ったという設定で、なんとまあロマンチック。金城さんの願望なんかも入ってるんですかね。男はみんなロマンチストだからな。参った参った。

朝は元気よくいってきますといって出て行き、夜は必ず定刻通りにただいま〜と明るくドアを叩く。タバコもギャンブルも一切しない。女遊びもない。綾瀬はるか演じるちょっと天然な奥様のことを、いつだって可愛いと大きな愛で包み込む。もうまじ最高です。

奥様がフラワーアレンジメント教室に通えば、綺麗だね、とほめ、着付けを習えば、その成果を褒める。何かに悩んでいるときは、深掘りせず、奥様を信じて優しく諭す。近くに強盗が出れば、すぐに一緒に防犯用具を買いに行き、奥様が参考人として取り調べを受けることになれば、すぐに会社を休みついてゆく。お部屋が寂しいので新しい家具を買いたいといえば週末にはお出かけに行く。彼女がプチ家出をすると、自分を責めて、彼女だけの時間を作ってあげようとそっとしておく。もちろんあとから怒ることなんてしない。なんて素晴らしい旦那様なんでしょう。こう書くと綾瀬はるか演じる奥様がわがままみたいな印象になりますが、彼女もしっかり毎日家事をこなしているので、彼はそれに感謝の意を示しているんでしょうね。

そして、彼の凄さの真骨頂は食事の際に毎日行われる夫婦の会話にあります(ちょっと料理が苦手な奥様の作ったものをいつも美味しいと言って食べてくれます)。一部引用しましょう。

 

奥様(綾瀬はるか)「ねえ、昔付き合ってた彼女に会いたいって思うことある?」

旦那様(西島秀俊)「(むせる)今君に言われるまで、昔付き合って彼女の存在なんて忘れてたよ」

「ほんと?」

「君と一緒にいるのに、他の女の人のことは考えられないよ」

「嘘でも嬉しい」

「ほんとだって」

 

最高………………。なんでこんなことが言えるんですかね。できすぎた旦那様ですほんとに。結婚にも夢が持てます。

しかし、こんなできすぎた旦那様なんているわけありません。福岡に出張に行くと言った彼のホテルからレインボーブリッジが見えたり、こんな怖い顔をしたりと

(劇中のいい写真が見当たらなかった)

 

何か訳ありなようなんです。果たして優しくて完璧な旦那様の正体とは一体……!?!?

真相は今日の夜22:00からの最終回にて明らかになります!ちょうど今日最終回です、西島さんのかっこいい戦闘シーンも登場するかも!?なので是非みてくださいね。

 

以上わたしの西島さん愛でした♡

 

枯れてるからって②/紹介記事/やきさば

はい、ということで「枯れてるからって」第2弾、つまりは第1弾で紹介した漫画「恋は雨上がりのように」のもっと紹介記事を書きたいと思います。

 

前回さらっとあらすじと、最後にこんな枯れてるおじさんが、可愛い女子高生に惚れられるなんて都合がよすぎる、と愚痴をもらしましたが、今回もその方向でいきます。(断っておきますが、決してこの漫画をディスりたいわけではなく、ただ、この漫画を一人でも多くの人に知ってもらいたい一心で書いてます)

ちなみにあきらちゃん、どんなにかわいいかというとこんな感じ。

美しい…めちゃくちゃ美しい…。長い黒髪と透明な白い肌。そしてきれいな大きい目と主張の小さい口。こんな美人な女子高生居る?ほんで、こんな美人な女子高生がおっさんに惚れる?しかもそのためだけに遠いファミレスでバイトする?

そうあきらちゃん、近藤に惚れてからわざわざ、近藤が店長を務める自宅から遠いファミレスでバイトを始めたのです。。けなげやなあ。

 

話を戻して。まず、主人公のあきらちゃん(17歳)が惚れるおっさん、近藤正巳(45歳)の冴えないっぷりを見ていただきましょう。

十円ハゲ…。

大きいくしゃみ…。

同僚からはなんか臭いと言われる始末…。

ほんとうによくいる冴えないおっさんですけど、これは正直辛いですよね。しかし、こんなことあきらちゃんにとってはなんのその。恋するあきらちゃんにかかれば、「ライバルもいない、ラッキー」という話なのです。

「あなたの魅力は わたしだけのもの。」というキャプションが入りますが、まさにすごいですよね。誰もが煙たがるおじさんを好きになることで、この人の魅力を知る人はわたししかいない、と自分を承認することにつながる。それによって壮大な勘違い、すなわち恋が強化されるわけです。

 

しかし、いくらわたしが枯れ専女子いえども、このおじさんのことは好きにならないです。しかもバツイチ子持ち。お子さんと一緒に暮らしてはいませんが、近藤には実は一人息子がいるのです。離婚の理由などは詳細に書かれていませんが、まさに枯れ切ったおじさんという感じ。なのであきらちゃんのことが全く理解できません。なぜ!なぜんだあきら!?

理由はちゃんとあります。さきほど、あきらちゃんは近藤に惚れてか、らわざわざ近藤が店長を務める店舗でバイトを始めたと言いましたが、そのエピソードはちゃんと描かれています。

 

実はあきらちゃん、バイトを始めるまでは陸上部のエースとしてバリバリ活躍していたんですね。部員の皆から期待され、本人も走ることをいきがいとしていた。しかし練習中突然のけがで足を痛めてしまうんです。

生きがいをなくし、あきらは人との関係を避けるようにふさぎ込んでしまいます。そんな中、路頭に迷い、雨宿りとして偶然入ったファミレスに近藤がいたのでした。

ここでのエピソードはとてもいいシーンなので漫画を買ってぜひ自分の眼で確かめてみてください。

 

さて、なんだかんだ近藤のことディスってきましたが、彼のおじさんとしての年の功が功を奏す時もあります。けがをきっかけに陸上部を遠のき、部員の皆ともなんとなく疎遠になっていたあきらを優しく諭すのです。

ますます好きになるあきら。まあね、17歳のまだひよっこの、本当の恋愛を知らない女の子がね、人生の重みを背負ったような(あきらちゃんは近藤がバツイチ子供ありであることを認識済み)おじさんに、自身の悩みを優しく諭してもらったらそら好きになりますよね。わかるわかる、わかりますよ、だってわたしも枯れ専女子だもの。

 

しかし!!!!!!!!!!!!これは許せない!!!!!!!

キスシーン!!!!!!!まさかあるとは!!!!!!おじさん×女子高生漫画に登場するとは!!!!!わたしはこのシーンを見た時度肝を抜かれ、おうちで1人ひっくり返りました。これは、なんだかんだであきらちゃんと近藤がメル友になり、なんだかんだでデートすることになり、一生懸命おしゃれしてきたあきらちゃんが別れ際に勇気を振り絞ってキスしちゃったということなんです。

 

ってなんだそれー!!都合よすぎるわ!!!おっさんが女子高生にキスされるわけないやろー!!!スピリッツ読者のおっさんらがただただ楽しむだけやろ!!!てかここ、スピリッツ読者のおっさんのためだけのシーンやろ!!!

 

けれどもけれども、私はこの漫画を読み続けます。最近でた9巻もしっかり読んでます。こんなに都合のいいのにわたしを惹きつけるものは何か。それは、こんな展開のずるい部分をうまくカバーする、あきらちゃんのピュアッピュアな恋心とそれに比例して起こるムズキュン要素なのです。

たまたま店長が、あきらちゃんの足のお見舞いに来てくれたときのあきらちゃんの反応。普段不愛想で感情を表に出さないあきらちゃんがこんな顔をするなんて反則ですよね。近藤の前ではあきらちゃんはとても可愛らしい顔をします。それに読者はやられてしまいます。わたしもやられてしまいます。

 

最後にあきらちゃん告白4連発。

 

どんだけ告白すんねんって感じですが、ここまで言わないと近藤には届かないんですね。鈍いおっさんなのです。果たしてこの思いは近藤に届く日は来るのでしょうか!?(実はもうきつつあります)二人の恋の行方は!?

 

気になる方はぜひ、マンガを買ってくださいね。しかもこの作品、アニメ化も実写映画化も決まっています。しかもキャストは小松菜奈と大泉洋。豪華!今本当にノリにノってます。近いうちにブームが起こるはずです。周りの皆が注目する前に、いち早く読んでおくのをおすすめします。あきらちゃんの恋に奮闘する姿を見て、ぜひわたしといっしょにキュンキュンしましょう。(おっさんにはしない)

いいせいしの日/いい〇〇の日/やきさば

わたしってなんのために生きてるんだろう。こないだ友達になんのために生きてるの?ってきかれて、すぐに答えられなかった。その時は結局、この世にまだ、自分の好きなこととか、ものがあるから、って最もな事を言ったけど、それが本当のわたしだろうか。

 

なんで生きてるの?ってきかれて、普通の人ならなんて答えるだろうか。家族がいるから?自分が死んだら悲しむ人がいるから?それとも、今読んでる漫画の続きが読みたいから?とかもっとくだらないこと?今見てるドラマが面白いから?美味しいものを食べたいから?

人間、生まれてきた意味なんてないとわたしは思ってるけどみんなはどう思っているだろうか。

明日今すぐ死ねって言われて、嫌だと思うのはなぜだろうか。 どうしてこの世に未練があるんだろうか。

 

………一応、20年生きてきたこの世に、一応の愛着があって、捨てるのはもったいないとおもうんだろうな。

 

 

とか考えながら、布団から体を起こして時計を見ると午後13時。

月曜日。この日は全休なので、何時に起きても問題ない。とは思いつつも、お昼過ぎに目を覚ますのはその日の半分を無駄にしたようでとても気分が悪い。

バイトが入らない限り、この曜日は一言も話さず、1日を終えることが多い。いわば、人生の中の静止、の日だと自分では思っている。

誰とも話さずに家にこもり、淡々とやるべき作業をこなしていると、生きている心地がしない。かといって、孤独に押しつぶされそうになって死にたいと思うわけでもない。ただ、生きている実感がないのだ。なんの意味もなく、なんの感情もなく、六畳の部屋の中に佇むだけ。自分は人間なんかじゃなくて、何か実体を持たない、血をはいつくばるような、どろどろとした流動体のように思える。千と千尋の神隠しに出てきそうな。

 

どろどろと家を出て18時。辺りは真っ暗で、この時間から家を出る鬱さに拍車をかけるようだった。ぼーっと歩道橋を下っていると次の瞬間、足がもつれてそのまま転び落ちそうになった。ポケットに突っ込んでいた手が思わずでた。今日一ミリも使っていなかったはず顔の筋肉が動いた。

生きてる心地がした。とっさの反射反応をしっかりみせた自分に驚いたのだ。あ、生きてたのかと。当たり前だけど。

 

少しエネルギーが湧いてきて、大学へと歩を進める。しかし、教室はどこも閉まっていた。真っ暗で、先が見えない。6号館で閉じ込められたことを思い出した。5限後、トイレにこもっていたら、電気も全て消され施錠されていたのだ。慌ててスマホのライトをつけたが、肝試し感が増すだけだった。学務やその他もろもろに電話したけどどれも出ない。無能かよ横国。あの時は孤独だった。死にたいと思うより恐怖だった。本当に、世界でわたし1人だけだった。

 

思い出しながら、図書館へ向かう。図書館の周りは明るくて、さっき歩いてきた道とは正反対だった。入って一周すると、色んな人がいて、色んな目的でここにいるみたいだった。グループ課題をしている人。英語のスピーチの練習をしている人。音楽活動をしていて、その企画を練っている人。勉強している人。もちろんわたしもその中の1人だった。そう思うと、なんとなく、また、生きているという実感が湧いてきた。みんなこんな時間まで頑張ってる。そしてわたしも頑張ってる。理由があってここにいる。ここにいる人それぞれに、ここにいる意味があるのだと思うとわくわくする。やっぱりわたしは生きている。

 

 

この日わたしは、生と死を行き来した。いい生死の日。

枯れてるからって/今情熱を注いでいること/やきさば

今情熱を注いでいること…。といっても、そんな青春みたいな、漫画みたいなことは私の中でそうそうない。基本的にめんどくさがりで、唯一人生の中で継続できていることは食事と睡眠くらいである。まあこれを継続できてない人間はいないと思うけど。

 

情熱っていうよりも、最近ずっと好きなことならある。ゼミの夏休みの課題レポートでも書いたけど、それはおじさんだ。わたしはいわゆるおじさん好き女子、すなわち枯れ専女子で、「枯れ」ている、ちょっと人生に疲れたような、哀愁漂うおじさんが大好きなのだ。

夏休みの課題レポートでは、それについて1作品のイラスト集と2作品の少女漫画を例に挙げたが、もう1つ家の中におじさん漫画が潜んでいた。今日はそれを紹介する。

 

 

恋は雨上がりのように 1〜7?巻

今小学館のスピリッツにて連載中の眉月じゅんの漫画だ。(近々アニメ化も決定しているので是非!今のうちに予習!)作者がどういう経緯でこの漫画を描こうとしたのかは知らないが(これによってわたしの熱量の程度がバレてしまう)、この漫画、ある意味異端だと思う。

 

普通のおじさん漫画なら、設定なり、キャラ設定なりが枯れていても、まあかっこよく、ダンディなおじさんが描かれている。でもこの漫画は違う。おじさんがひとつもかっこよくないのだ。

主人公は、嵐(あきら)女子高校生。少し無愛想だが、長い黒髪とスレンダーな立ち振る舞いが特徴的。悠々自適にのんびりと高校生活を送りながら、なぜか毎週、遠くのファミレスまで行ってバイトしている。

で、そのバイト先の店長が、一向にかっこよくないおじさんだ。雇われ店長で、いつもへこへこして、他のバイトからは臭いと言われ、ズボンのチャックは開いてるし、10円ハゲはあるし、くしゃみはでかいし、とどめにバツイチ。こんなおっさんのどこに好きになれる要素があるの?って感じ。

まあこれには少女漫画じゃないっていうのが大きいと思うんですけどね。レポートであげた2作品、Love,Hate,Love と おとこの一生は、完全に女の子向けの少女漫画作品でした。でもこれは違う。スピリッツで連載しているのだから、おそらく男性向け。だからこそ、きたねーおじさんがなぜか女子高生に惚れられてラッキーみたいな話が成立するのです。正直都合良すぎるわ男ども!って思っちゃうのですが、てか、エロ漫画とか読んでても本当にこれは思うんですけど、マジ都合良すぎてイライラする。

 

 

ってここから話を進めたかったんですが、間に合わないので一旦やめます。3回目の記事で詳しく書くのでまだとっておきます…。

 

いやあ怖い怖い/ネット記事/やきさば

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170727-00181503-toyo-bus_all&p=3

 

自撮りをする人の特徴についてかかれた記事。いや〜こわいこわい。自撮りするだけでこんなこと言われなあかんの?みんなこんなに賞賛欲求もって自撮りしてないと思うけど。

てか自撮り写真を見て、新聞記事にあるように、「こいつ馬鹿じゃない?はい自己愛乙乙〜〜」ってディスる人も愚かだと思うけどなあ。

 

自分を可愛く見せたいのは、ほとんどみんなにある気持ちだと思うし、それをSNSに全力で推し出すのは、別に罪なことでもなんでもない。むしろ素直で可愛いと思うんだけど。

 

SNSだから自分の好きなものでも自撮りでもなんでも載せて良いって考え方か、みんなが見るSNSなんだから、ある程度限度があるって考え方が、どっちかにわかれてくるよね。勝手にしてやれよって思うし、むしろ自撮りしてる子可愛くて羨ましい〜って感じ。

 

ま、わたしは自撮りせんとこ……。