「大作戦」カテゴリーアーカイブ

抹茶大作戦/大作戦/やきさば

突然ですが、わたし、無類の抹茶好きなんです。

スナック菓子を買おうもんなら抹茶味、アイスを買おうもんなら抹茶味、リキュールを買おうもんなら抹茶味、と味に「抹茶」というカテゴリーかあればすぐさまそれを選択してしまうのです。

季節はもう冬。抹茶好きにはたまらない時期でして、コンビニやスーパーでは期間限定で抹茶味の商品がたくさん並びます。緑のパッケージがなんとも愛おしい。

そして今回はその中からわたしが食べて特に美味しかったものを紹介します。

 

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まずはこれ!PARM 抹茶味!Morinagaから。

あのチョコ味が有名なPARMに期間限定で抹茶味が販売されました。その名も「The 抹茶」なんとも味に自信がありそうな名前ですねー。

………煽りましたが、これ、めっちゃうまい!今まで数々の抹茶の棒アイスを食べてきましたが、これが一番うまい!

何と言っても濃厚。パッケージに京都辻利(有名なお抹茶屋さんです)宇治一番茶使用(でも結局よくわからない)とあるように、抹茶粉をそのまま食べているような感覚。いや、決してぱさぱさしてるわけしゃないんですけど、抹茶粉を練りこんでこねこねして固めたものをそのまま食べてる感じなんです。抹茶爆弾。抹茶好きには本当にたまりません。

こんなに抹茶100パーセントって感じなら苦いんじゃないの?って思ったあなた。そんなことないです!むしろ甘い!というか甘すぎず、苦すぎない!苦味はほのかに香ってくる程度で、一口一口、噛みしめるとお口の中に甘い幸せが広がります。

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次はこれ、飲み物に行きましょう。

meijiさんから。「本・抹茶ラテ 濃く深い抹茶」です!実はこれ、見つけたのが先日のことでして、しかもSAの陳腐なドリンクコーナーという普段なら見落としそうな場所で見つけたんですね。これはもう運命かと。神様からのプレゼントかと。わたしその時点で飲み物持参してたんですけど、なんの迷いもなく買いましたもん。今のところこれに出会えるのは、あのSAだけです(どこのSAだったかは忘れた)。横浜界隈では見たことがありません。ていうかまだ探せてないのもあるんですけど。

味はもちろん美味しいです。さっきと同じように辻利抹茶さんなので、普通においしい抹茶ラテ。おいしい抹茶粉をおいしいミルクで溶かしてあります。

じゃあなんでこれをとりだててオススメするの?と思ったあなた。この商品の最大の魅力は量です!何度も言ってますけどわたし、抹茶好きなので、抹茶ラテとか買った瞬間にごくごく飲んじゃうんですね。あまりのスピードでいつもすぐ飲み干してしまう。

しかし、これ飲んだとき衝撃が走りました。いつものペースでごくごく飲んでるのに、全然減らない!なんで!?それは、大容量の430mlだから!こんな言い方するとなんだか洗剤みたいですけど、まあ、とりあえず、長時間楽しめてほんと良いです。皆さんもどこかのSAで探してみてください。一度は飲んで欲しい。

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最後はこれ!お酒!SUNTRYさんから。なんかよくわからない商品名ですけど、要は抹茶カルーアです。ミルクで割って抹茶カルーアミルクが飲めるよということです。

まずみなさん、抹茶カルーアミルクって飲んだことあります!?まずこれが初めての概念ですよね。どんな味がするかと思って飲んでみると、まあ、簡単に言ってしまえば、抹茶ラテのアルコール版って感じです。普通のカルーアミルクがコーヒー牛乳を飲むのとそう変わらないのと同じように、抹茶カルーアミルクも抹茶ラテを飲むのとそう変わらないです。ちょっとお酒特有の匂いが混じってるだけで、だからといって味はおいしいことに変わりありません。

今すぐ飲んでみたい!と思ったあなた。安心してください。これは和田のマックスバリューに売ってます。どこかのSAじゃありません。ぜひお試しあれ。

と、長くなりましたが、今回は3品紹介しました。ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。

実はわたし、つい半年前まで抹茶嫌いだったんですよね。苦そうだし、全然美味しそうなイメージがなかった。でも、抹茶味のスナック菓子を友人に勧められたのがきっかけで、抹茶にどハマりしまして、それ以来この幸せな世界に浸っているんですね。

だから抹茶嫌いなそこのあなた!この記事を読んだのなら何か、抹茶味の何かを試してみてほしい。今回紹介したのは全て抹茶嫌いな人でも試しやすいものばかりです。抹茶嫌いなあなたにこそ食べて欲しい。飲んで欲しい。

ということで、抹茶大作戦これにて終了です。これが成功するか否かは、画面の前にいるあなた次第…。あなたの抹茶チャレンジ精神…お待ちしてます。

イブの格闘/大作戦/きりん

「サンタさんまだかなぁ!」

暖炉の前に陣取り、今か今かと待ち構えるこどもを横目に、私と旦那はこっそりと顔を見合わせた。
中古の一軒家、築30年の我が家には、とっておきのオプションとして煙突と暖炉がある。するとどうだろう。恐らく日本の多くの家庭で行われる
ママ!どうしよう、煙突がないからサンタさん来られないかも…!
大丈夫よ、窓か玄関か、その辺から入って来られるから
みたいな会話が発生せず、つまりサンタの入口は特定されてしまうわけで「僕、ここで待つ…!」と、暖炉の前からてこでも動かないこどもが1人出来上がる。
暖炉は滅多に使わないし、煙突なんて掃除もしてない。そもそも成人男性の入れるような太さでもない。それでもお子様の概念的サンタさんは入り込めるらしい。プレゼントは寝室のクローゼットの一番上に隠してあるから良いけど、このままでは暖炉がある居間のクリスマスツリーのところへ置くのは難しい。
時刻はすでに11時近い。24時を越えたらもうクリスマスになってしまう。その時まだ起きていたら、息子はクリスマスになったのにサンタが来なかった、とギャン泣きするだろう。

なんとかして寝かしつけなければ。

作戦1
「ほら、もうこんな時間よ。早く寝なさい」
「やだ!サンタさん待つ!」
失敗。

作戦2
「あなたは段々眠くな〜る、あなたは段々眠くな〜る」
無言ではたき落とされる手。
失敗。

作戦3
「パパとママが見張っておいてあげるから、少し寝ておいで。サンタさんが来たら起こしてあげる」
「え〜パパもう寝てるじゃん!ママだと気づかなそうだし」
何を舟漕いでいるんだ旦那。
「明日寝坊するわよ!」
「しないもん!」
失敗。

作戦4
眠気を誘うような海外のクリスマスソング、もとい聖歌をかける。そして大人はワインを楽しむ…!
「……。」
おっ!効き目があるようだ。
有効。

作戦5
「わかったわよ。今日はここで寝ていいよ。そしたらサンタさんが来てもわかるでしょう」
「うん」
居間のソファーに毛布を用意し、被せてやる。親2人でほっと一息。
成功。

結局24時を目前にして息子は寝落ちし、あとはこっそり置くだけだった。
まだまだサンタの正体は悟らせないぜ…!

もう一回遊べるドン!/大作戦/ばたこ

 

留年、それは一年のボーナスステージを得る特別な権利。

留年、それは選ばれたもののみが手にする険しい道。

今ここに、留年を目指す一人の青年が。これは彼と大学との三年にも渡る闘いの記録である。

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留年までの道は険しい。最低でも半年分以上の追加学費を払わなければならないのは勿論のこと、親からの期待や周囲からの視線、どこからともなくやってくる焦燥感さえ障害となる。

しかし俺は違った。両親は放任主義な上、生活もなかなかに余裕がある。周囲からの視線だって全く気にならないし、自分のやりたくないことはやらないという変なポリシーのお陰で焦燥感もない。つまりは選ばれた人間なのだ。学年の十分の一も手にすることの出来ないこの権利を、易々と手に入れるだけの環境と精神を持ち合わせている。

はずだった。

留年に対して何ら悪い印象を持っていなかった俺は、一年春に2単位しか取らないという最高のスタートを切った。そのまま順調に単位を落とし続け、2年の最後の段階でも42単位。俺の留年を疑うものは一人たりともいなかった。だが、それもただの自惚れでしかなかった。

三年の春、蓋を開けてみれば俺の単位は70単位に膨れ上がっていた。情けない。調子に乗ったために28単位も取得してしまったのだ。もしかりにこのまま今季30単位をマークしてしまったら最後、俺は三年次での留年の機会を失ってしまう。

どうしてこうなった?俺は留年をしたかった筈だ。極力授業に出席はしなかったし、スタジオもゼミも語学も、出たのは三分の一程度だった。それでも教授は俺に単位を出した。何故だ?

そして俺は思い出した。この学部が間もなく潰れることを。あいつらは極力留年者を出したくない。つまり今年は俺が思っていた以上に留年のハードルは上がっていたのだ。

悟った。これは全面戦争だ。これから先、俺のこの留年大作戦は留年大戦争へと姿を変える。互いの全てをかけて留年の可否を競い合う。絶対に負けられない闘いがここにはある。

 

今日お休みするのはこれが理由じゃないです。本当に足が腫れ上がって歩けないのでお休みします。ごめんなさい。

生きのばしたら/大作戦/T

Theピーズの「生きのばし」という曲を、最近よく聴いている。いつも歩きながら何か聴いてるウォークマンで、同じ曲をリピートすることってあまり無いのだけれど、長くない曲だし、なんとなく何回も聴きたいなと思って、1度に3回くらい繰り返し再生してしまう。なんでだろう。

Theピーズは日本の3人組のバンドで、高校生のときに人に教えてもらってから、好きで聴いている。曲に流れている温度が、自分の生きている人生の温度みたいなものと合っている気がするから。今は好んでいるけどそのうちあんま興味なくなるだろうなって思うものが自分の周りにはあるけれど、ピーズの曲はこの先もなんとなくずっと付き合いそうだなあと思う。

「生きのばし」は、バンドのあるアルバムの1曲目に入っている。曲のタイトルを見たとき、「生きのばし」ってなんか変な日本語ーって思った。「生きのびよう」とかじゃなく。

でも曲聴いて、そうか自分が生きてる感じって、生きのばしてるのかーと、言葉に変に納得した気持ちになった。色んなものに反骨心みたいなものは持ってるつもりでも、「くそっ、生きのびてやるっ!」みたいなギュっと力強いものは押し出せないまま、惰性で人生を続けてる。寝たら絶対明日の朝来ちゃうし、大学とバイトちゃんと行かなきゃもっとめんどくさくなるなーとか考える。生きたいか、生きたくないかで言ったら、生きたくないのにな…(朝はね。)

 

 

この先も生きのばしつづけたら、どうなるんだろうって考える。明日よりも、もっと先のこと。

 

ちょっと脇道にそれて。たまにバラエティー番組で、人気芸人の初テレビ映像とかいって、芸人さんが番組スタッフに昔の映像を引っ張り出されてるのを見たりする。画質の悪い過去映像の中の芸人さんは、まず芸風が今と全然違ってたりしてて面白い。あと着てる服がボロかったり、目つきがやけに鋭かったりして(ジャックナイフとかよく言うか)。緊張と不安でこわばった10数年前の自分の姿を、恥ずかしそうに見てる芸人さん。基本昔の自分を嘲笑するようなことを言ってるんだけど、「そのまま何とか続けてたら、こうやってよくテレビ出れるようになるよって言ってあげたいですね。」とかポロッと出す人もいたりして、ふーんってなる。

 

色んなことを棚に上げたときだけだけど、今のまま生きのばーし、生きのばーししてたら、自分がどんな所にたどり着くのかはちょっと興味が持てたりする。期待などは全く持てないし、10年とか経ってもあんまり変わらないような気もするけど。でもこの曲(とくに最後の方)とかを、今とはまた違った思いで聴けるようになるんじゃないかとは思うのだ。そして、そんなことだけで、生きるのってなんか面白くねって思ってしまう自分もいて、ちょっとドキッとしたりするのです。(夜だからかな)

 

 

 

 

 

(書いてたら、「大作戦」のこと忘れてました。ごめんなさい…)

ハレルヤ~/大作戦/なご

チャンス!

そんな掛け声とともに過去に戻れるドラマがやっていたのはいつの話だったでしょうか?あまり内容は覚えていませんし、最後がどうやって終わったのかも記憶にありません。そもそも見ていたのかさえ怪しいところです。
主人公はヒロインであるところの高校時代の同級生の結婚式に呼ばれ、なんやかんやタイムスリップを繰り返し未来を変えていくみたいな話だったような。最後主人公はヒロインとどうなるんでしたっけね。

あの時に戻りたい。
なんて誰しもが考えることです。ありきたり過ぎてつまらないですが、この手の妄想がさまざまな作品に影響を与え続け、なおもタイムリープものが根強い人気を見せているところをみるとあまり見くびれないですね、ハレルヤチャンス。

 

 

じゃあ戻ってみましょうか。

 

幼稚園時代

あー戻りすぎちゃいましたね。この年になるとなんも覚えてませんわ。たしか、なんか休み時間になるとやたら追っかけてくる女の子がいて、きっと好意を持たれていた(勘違いだったらとても恥ずかしい)気がするんですけど、その子の名前すら覚えていません。おそらく人生で唯一私に好意を向けてくれた女性なので、戻れたらその子とのつながりを大事にしたいですね。はいはい、妄想乙。

 

小学校時代

ゆーてもここもあまり記憶ないけどわりと大きな分岐点ですね。何しろ受験するかしないかでその先の人生結構変わりますもん。それでも大学で収束するみたいなとこはありますけどね。どうしましょうかね、受験。きっとするんでしょうね。男子校出身を嘆いてはいますが別に嫌だったわけじゃないし、かけがえのない友人に出会えたことも事実です。もうちょっとこの頃の友人とまめに連絡を取っていれば成人式をもう少し楽しめたかもしれませんね。

 

中学高校時代

戻れたらそうですね、勉強したいですね、やっぱり。勉強が嫌いだから勉強を放棄してここまで来ちゃったし、大学でもかなり不真面目にやってきてる私が何言ってるんだって感じですけど、やっぱ大事ですよね勉強。勉強がしたいというか、中高でめっちゃ仲良いやつがいて、そいつは超頭良くて、東大確実に受かるっしょみたいな感じで実際現役合格して、そいつと一緒の大学行きたかったなって今でも思います。1年ブランクできちゃったし、キャンパス遠いし、卒業してからは2回ぐらいしか会えてなくてめっちゃさみしいですね。今度久々に会う約束してめっちゃ楽しみなんですよ。それだけといえばそれだけかな。

 

大学
こっからは常に戻りたいの連続ですよ。ハイ。まず1年の新歓。別に今のサークルに入るのやめようとはまったく思わないですけど(終始テニサーはクソだって主張しておりますが)、もう少しいろんなサークルまわればよかったなとか。1年春に英語1LR落とさなければ、卒業できない恐怖から逃れられたなとか。2年の時に仕切ってた某行事ももう少しうまく運営できたら迷惑かからなかっただろうなとか。いろいろあった色恋沙汰だって結果が分かっていれば最初からあきらめるorもう少しうまく立ち回るようにするとか、まさにドラマの主人公みたいに付き合えるように未来を変えるとか。何度戻っても無理そうですけどね、これに関しては。ハハ。

 

 

しばし過去に思いを馳せてみたものの、別に戻らなくてもあんま支障はないですね。実際戻れるわけでもないですし。この文章書く意味あったのでしょうか、なんて思ってしまいます。なんだかんだ今の自分の人生楽しいですし、最近失恋のことばっかを嘆いていたものの時間が解決してくれました。21年生きてはいますが本気で戻りたいと思う、そこまでの後悔はないみたいです。
それでもこんな妄想をやめられない、その欲望の表れこそがハレルヤチャンスなのかもしれませんね。

だいさくせん/大作戦/縦槍ごめんね


アパートに男二人。
企画書らしきものを持っている。
表紙には「だいさくせん」と書いてある。

強盗1 「だいさくせん!? なんだよだいさくせんって!」
強盗2 「そのままの意味だよ。じゃあ今度の銀行を襲う作戦はこれでいきます。お疲れー。」
強盗1 「ちょいちょい! 待って待って!」
強盗2 「なんだよ。」
強盗1 「いやね、作戦の内容はさ、まぁとりあえずいいの。」
強盗2 「ならいいじゃん。」
強盗1 「その前に、ね!・・・作戦名がだいさくせんってどうなの?」
強盗1 「何? 不満なの?」
強盗2 「いや、これさ俺達の初めての銀行強盗な訳じゃん!だからさ何か・・・もっと特別感だそうよ!」
強盗1 「特別感ってなんだよ?」
強盗2 「何かさ、こう、第一回記念の思い出の作戦にしたいの、俺は。」
強盗1 「もっとはっきり言ってくれない?」
強盗2 「作戦名が気に入らないの!」
強盗1 「・・・そんなこと?」
強盗2 「いやいやいや、そんなことじゃないよ!大事なことじゃん!大体さ、だいさくせんてさ緊張感なくない!?そんな適当に決めないでよ! 俺達初めてなんだよ!初めての銀行強盗なんだよ!もっと大切にしてよ・・・。」
強盗1 「面倒くさい女か!」
強盗2 「はぁ?なんで俺が責められてんの?大体さ、だいさくせんてのは単体では成立しないんですぅ!何かしらの目的を頭に持ってこないと、え、何が?って見た人がなるからね。山Pもびっくりだぞ。」
強盗1 「強盗の計画書なんて誰に見せるんだよ!」
強盗2 「それは・・・、捕まったときに警察に笑われるだろ!」
強盗1 「やる前から捕まることなんて考えんなよ・・・。」

強盗3入ってくる。

強盗3「お前らさ、声のボリューム考えろよ。外まで聞こえてたぞ。」
強盗1 「まじか、お前のせいだからな。」
強盗2 「いやいや、聞いてくれよ、こいつがさ、」
強盗3 「あー、作戦のことだろ。それなんだけどさ、今回俺作戦から抜けさせてくれないかな・・・。」
強盗2 「はぁ!?なんでだよ!」
強盗1 「あー、その話ね。いいよ。」
強盗3 「え・・・。なんで?」
強盗1 「ゆめちゃんのことだろ。もう、5年も付き合って明日プロポーズするんだろ。」
強盗3 「・・・うん。」
強盗1 「こっちよりも先に決まってたんだから仕方ないよ。」
強盗3 「・・・ほんとにすまん。」
強盗1 「大丈夫だって。プロポーズするのに銀行強盗は出来ないべ。」
強盗3 「ありがとう。中々言い出せなくてごめんな・・・。ちょっとゆめに電話してくるわ。」

強盗3出ていく。
強盗2 「え、え今の何? な、なんでお前だけ今の知ってるの?俺だけ知らなかった系話?」
強盗1 「違うよ。」
強盗2 「違くないじゃん!俺だけそうやって除け者にする!作戦のときだってさ!俺だけ話し合いに参加できなかったもん!もうやだ、あんた達とはやっていけない。」
強盗1 「だから面倒くさい女か! あのな、俺も知らなかったの今の話!」
強盗2 「え、じゃあなんで?」
強盗1 「勘!」
強盗2 「嘘だー!」
強盗1 「ほんとだよ。最近のあいつの様子とか見て、カマかけてみたの!」
強盗2 「すげぇなお前!」
強盗1 「だから作戦も変更したの。そのためだいさくせんだろうが。」
強盗2 「ん?」
強盗1 「この前の作戦の代わり、つまり代用の作戦で、代作戦!」
強盗2 「あー!上手い!そして粋!」
強盗1 「ちゃんとこの前の作戦会議聞いとかないからこんなことになるんだよ。」
強盗2 「じゃあ、なんでわざわざひらがな表記にしたんだよ。」
強盗1 「それは、お前のその驚く顔が見たかったからだよ。」
強盗2 「・・・あなた。」
強盗1 「・・・おまえ。」

強盗3再び来店。

強盗3 「うわ!びっくりした!気持ち悪いなお前ら。」
強盗2 「気持ち悪いって何よ!」
強盗3 「お前なんなんだよ。」
強盗1 「で、どうなんったんだよ、話は?」
強盗3 「・・・いや、その事なんだけどさ。」
強盗2 「なんだ、どうした?」
強盗3 「いや、うーん。」
強盗1 「はっきり言えよ。」
強盗3 「あー、なんかね、付き合ってなかったみたい俺達。」
強盗1,2 「・・・えー!」
強盗2 「それは、え、どういう?」
強盗3 「いや、電話でさ付き合って5年だね、みたいな話をしてたらさ、なにそれみたいな反応された。なんか俺が勝手に付き合ってたと思い込んでいたらしい。」
強盗1 「・・・なにそれ?」
強盗3 「俺もわからん。問いただしたら、急に泣き出した。」
強盗1,2 「めんどくせぇ女!」
強盗3 「なんか、俺も急にめんどくさくなっちゃったよ。」
強盗1 「・・・それもそうなんだけど、俺の粋な計らいは?」
強盗2 「残念だけどおじゃんじゃない?」
強盗1 「はぁ!?やだよー。カッコつけさせてよー!」
強盗3 「なにそれ?」
強盗1 「お前のせいだからな!返せよ・・・、俺の粋返せよ!」
強盗3 「なんだよそれ。粋を返せってなんだ。」
強盗2 「まぁまぁまぁ、とりあえず、これでまた3人で作戦練れるな。とりあえず、作戦名決めようぜ。作戦名はえーっと、色々めんどくさいし『作戦』でいこう!」
強盗1 「なんだよそれ、ちょっと前までなんかこだわってたじゃねぇかよ!」
強盗2 「いつまで、過去のこと引きずってんだよ。早く前に進め。」
強盗1,3 「じゃあ、もうそれで!」

プロポーズ大作戦/大作戦/どみの

ある人から、もらったこれ。ついに、満を持して使う時がきた。まあ、不安が残ってるってのも事実ではあるが。・・・本当に信用していいんだよな。

ずっと言おう言おう思っていて、ついに昨日伝えたのだ。正直、こんなものに頼るしかない自分が情けないとも思いつつ、綿密に計画を立て、調べ、そしてつい手に入れたそれまでの努力と、苦労を思えば、なんてことないだろう。もうこれしかないんだ、この方法しか。そして、これを使うということは、笑い話にできるまで黙っておくということ。大きな秘密を抱えること、高嶺の花の彼女を落とすには、それぐらいの覚悟がないといけないだろ?

数十年後、今日の話を笑って話せる日を夢見て。まあ、それが出来るかは、今日決まるんだけど。

ちゃんとスポドリも用意したし大丈夫だろう。うん、行ける。

 

 

「次の試合、ホームラン打ったら結婚しよう。」

昨日彼女に言った言葉を胸に僕はマウンドに向かう。

 

 

 

 

販売名

ヨクトビマッスル錠HR(第2塁医薬品)

効能・効果

野球における本塁打が必ず一回打てる。

用法・用量

15歳以上 1回一錠 1年に1回

15歳未満 服用しないこと

水またはスポーツドリンクで服用してください。

成分・分量

メガキタワール・・・・・・30㎎

ジュウシントラーエル・・・13㎎

キソタイリョーク・・・・・0.7㎎

添加物として、メンタル総アガルン、キンチョーセンヘン、その他3成分を含有します。

 

使用・保管および取り扱い上の注意

(1)直射日光の当たる汗臭い所に保管してください。

(2)文化部の人の手の届かないところに保管してください。

(3)別の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因となります。)

・・・

 

(7)1年のうちいつ効果が出るかわかりません。即効性はないのでご注意ください。

お米を食べよう/大作戦/ヒロ

「それではこれより大規模な稲作をする戦闘集団の会、略して『大作戦』の定例集会を始める」
 首領閣下のその言葉に集会に出席している俺を含めた下っ端戦闘員たちが一斉に「エーッ」と声を上げた。今日も上手く声を合わせることができた。思わずにやけてしまいそうな口元を引き締めながら首領閣下を見上げる。
「我々が国の減反政策に苦しめられてからどれほどの月日が経っただろうか。君たちの父も祖父もあの忌まわしい政策に稲作の量を減らされ、例えようもない悔しさを、屈辱を、これまで延々と受けてきた。だが、我らの雌伏の時ももう終わりだ!
 これより我々は憎むべき怨敵、パン。そしてそれを喜んで食すあの非国民どもに天誅を下すのだ。さあ、立てよ我が戦闘員たち。米が食卓に帰ってくるのだ!」
「ジークライス! ジークライス! ジークライス!」
 俺たちは涙を流しながら叫んだ。叫ばずにはいられなかった。今、俺たちの心は一つになっていたのだ。

「お疲れ様」
「あ、お疲れ様です」
 集会も終わり、控室で全身タイツの戦闘服から普通の服に着替えていると後ろから声をかけられる。同じ戦闘員のなかでも同期の北郷さんだった。
「どうだい、今日これから一杯?」
 そう言いながら手でくいっと酒を飲む動作をしてくる。
「いいですね。あー、けどすいません。今日はこれからちょっと用事がありまして」
「そうなのかい?」
「はい。すいません。先に失礼します」
 もう一度北郷さんに謝ってから秘密基地から家に帰る。本当に今日はすることがあるのだ。

 家に帰ると少し大きめの段ボールが届いていた。
「やっぱり届いてたか」
 段ボールを開けるとそこには一本のベルトが入っていた。このベルトは「大作戦」に対抗するための武器である。
 俺は大作戦の裏切り者だ。大作戦に感じてる仲間意識も嘘ではない。それでも俺は自分の本当の心を偽ることができなかった。
「俺は本当は、うどんが好きなんだ……。米も好きだけど、俺はうどんの方がいい」
 このことを大作戦に知られるわけにはいかない。俺は食卓の自由のために戦うのだ。

地球破壊大作戦/大作戦/WAKU/

地球誕生から45億年ほどたった頃、神は言った。

「地球はもういらないから破壊してしまおう。」

「しかし、どのように破壊するのですか?」

「普通にドカーンって破壊してもつまらないから、ニンゲンという生物を創り出して、じわじわと地球が破棄されていくのを眺めていようかと考えている。」

家来の問いに神はこう答えた。

かくして人類は地球に誕生し、神の地球破壊大作戦が始まった。

人は、火を使うようになり、道具を使うようになり、言葉を使うようになり、組織を作るようになり、文明が生まれ、お金という概念が生まれ、科学を学ぶようになり、蒸気機関を発明し、石炭を利用するようになり、石油を利用するようになった。

人間の発達に伴って、地球には有害物質が増え、地球環境はじわじわと破壊されていった。欲張りな人間は、食べ物を必要以上に手にしようとしたり、たくさんの毛皮を他人に売って儲けようとしたりして、いくつもの動物を絶滅に追い込んだし、土地を広げるために森を切り開いて砂漠化を進めたし、暑い日も寒い日も快適に過ごそうとして燃料を使いつくし、同時に多量の有害物質を排出した。考え方の違いや食物や水や土地を巡って争いも起こした。

地球は神のシナリオ通り、着々と破滅への道を進んだ。

そして、XX世紀、世界中の森は破壊され、地球温暖化によって海面は上昇、人の住む場所はほとんどなくなり、食べ物もほぼなくなった。人間は犬や猫も食べ、ついにはほかの人間まで食べ始めた。戦争が世界中で起こり、人間たちは互いを殺し合い、殺した相手や道端にかろうじて生えている雑草を食べながら何とか生き延びようとした。

しかし、核を持ち出すものが現れ、それに対抗しようとアメリカが核を使ったとき、その威力によって地球はあっけなく破壊されてしまった。

 

神による地球破壊大作戦は成功した。

排除しよう/大作戦/rascal

女子校の生徒にとって男性の教師というものは尊敬する対象ではなく、ただのおもちゃである。面白ければいじられまくり、面白くなければ邪魔者とされる。そして刺激を求める彼女たちは邪魔者の排除に全力を注ぐ。

「副担の滝澤ほんっときもいよね」
「授業分かりづらいし」
「私生理的に無理」

今日も女子校OU学園の中学2年1組では邪魔者の排除に余念がない。しかも中学2年生というのは1番大人に反抗したくなる時期。彼女たちは女子校特有のクラスの団結力を使って今まさに標的を決めたようだ。

「よし、徹底的にいじめてみよう」

クラスのとある1人がお決まりの言葉を口に出す。

「今日はあいつが終礼やるからその時に仕掛けようよ」

そう言う彼女たちの目は刺激を求めている顔をしている。副担の滝澤の排除を夢見てクラス全員が立ち上がった。

*****

終礼前、彼女たちは教室の横のベランダに待機していた。準備はカンペキだ。

ガラッ

電気を点けていない無人の教室。教室の黒板の前には掃除ロッカーの中にあるはずのほうきがすべて逆さになって立てかけてある。そして黒板には漫研に所属するクラスの1人が描いた豆しば。豆しばの横の吹き出しには「ねぇ知ってる?ほうきを逆さに立てるのは早く出ていけっていう意味なんだって」の文字。

さぁ滝澤はどんな反応をするのか!

 

 

 

 

 

 

 

「お前ら何をやってるんだ!」

 

 

 

教室には数学の問題集のノートを返しに来た数学教師小美野が仁王立ちしていた。彼女たちは全員事情聴取され、滝澤への謝罪を強制された。おかげでクラスの大半が部活に遅れるという事態になった。

 

 

 

 

 

 

「この前はひどい目にあったね」
「数学の小美野は要注意だね」
「次はどうやって滝澤いじめようか?」